Coppelia [Blu-ray]

出演:ミケーラ・デプリンス、ダニエル・カマルゴ ほか
収録:2021年 アメリカ / 82分

画像リンク先:amazon.co.jp - 北米版DVD+Blu-ray

オランダ国立バレエのテッド・ブランセン版を元にした映画「コッペリア」。アニメと実写の融合がまるでセリフのない絵本のよう。これはバレエ関係なく大人もお子さんも楽しめるのでは。


商品情報

海外|DVD + Blu-ray(Shout! Studios:826663217797) Release: 2021/10/19

FORMAT:NTSC / REGION:1 (DVD) / A (Blu-ray)
特典映像:A Look Behind The Scenes With Star Michaela DePrince / Interviews With The Cast And Filmmakers From Annecy International Animation Film Festival / Trailer

クレジット

Producers
Bruno Felix, Adrienne Liron, Janneke van de Kerkhof, Femke Wolting
Music
Maurizio Malagnini
Inspired by
the ballet Coppelia (Ted Brandsen for Dutch National Ballet)
Written and Directed by
Jeff Tudor, Steven de Beul, Ben Tesseur
Choreographer
Ted Brandsen
Conductor
Geoff Alexander
Performed by
BBC Concert Orchestra

キャスト

Swan:Michaela DePrince
Franz:Daniel Camargo
Doctor Coppelius:Vito Mazzeo
Swan’s Mother:Glynis Terborg
Swan’s Friend:Nancy Burer, Mao Jing Jing, Sasha Mukhamedov
Franz’s Friend:Timothy van Poucke, Sem Sjouke, Edo Wijnen
Edo Wijnen:Erica Horwood
Mayor:Darcey Bussell
Ballet Teacher:Igone de Jongh
Hairdresser:Jan Kooijman
Ballet Girl:Laura Krul
Baker:Irek Mukhamedov

Cafe Owner: :Bruno da Rocha Pereira
Art Shop Owner: :Frans Schraven
Florist: :Daniel Robert Silva
Street Sweeper: :Bastiaan Stoop
Friends: :Floor Eimers, Hannah de Klein, Says Okubo, Pascalle Paerel, Giovanni Princic, Rafael Valdez, Wendeline Wijkstra
Man in TV Commercial: :Sebastien Galtier
Art Shop Owner Girlfriend: :Rachel Beaujean
Ballet Students: :Dimphy Backer, Valerio Elisa, Dirk Hoogenbosch, Maaike Schuurman, Rens Wiltjer, Maryse Zwolle
Blue Suit Artists: :Jaya Celeste, Marialuisa Lattene
Townspeople: :Dick Addens, Caria Otero Armengol, Alaaeddin Baker, Edwin de Boer, Frans van Driessche, Clara Bonilla Graumann, Laila de Groot, Estelle Krul, Marialuisa Lattene, Madeleine Meuwessen, Marzena Podemska, Kathie Zeijlemaker

感想

米PBSのおかげで北米版がいち早くリリースされたので買いました。パンデミックの影響をがっつり受けてしまった映画ですが、無事公開されてよかった。ヒロインの名前がSwanildaではなくSwanであるところからわかる通り「コッペリア」そのものではなく”inspired by”のオリジナルで、元になったオランダ国立バレエのテッド・ブランセン版のアナザーストリーというか、世界観の広がりが映画ならではで面白かったです。音楽はMaurizio Malagniniでミンクスっぽさはないのだけど、映画自体がバレエ的お約束の構成ではないので気になりません。というか、よくできた映画音楽という印象。

テッド・ブランセン版「コッペリア」はコロナ禍でオンライン視聴できたので、ご覧になった方も多いのでは。あのビジュアルを継承した美術が絵本ぽさに繋がっていて可愛いし、映画の世界にスーッと入れます。バレエとアニメーションの融合なのですが、今の合成技術ってすごいですね。作品世界の邪魔をしないどころか、バレエとこんなに相性よい作品がつくれちゃうんだ、と感心しました。そして、現代のテクノロジーによるハリウッド全盛期へのオマージュにも思えます。オープニングには、ファンタジアっぽさがある。

そして、ミケーラ・デプリンスのスワンとダニエル・カマルゴのフランツのカップルが本当に愛らしいのです。フランツってバレエだとお調子者で、スワニルダも別の男性を選んだら?と思ってしまうことがあるけど、この映画のフランツは不可抗力ゆえにトラブルに巻き込まれる感じだし、そこに至るまでの穏やかにスワンを大好きなところもよく伝わるので、ダニエル・カマルゴの株も爆上がりだと思います。ファンが更に増えると思うわ。コッペリウス役のVito Mazzeoも怪演で物語に厚みを与えていました。

バレエファンとして一番いいと思ったのは、ダンスシーンはちゃんと全身が写っていること。例外的に回転系はそこまででもないのだけど、全体にバレエと出演しているダンサーたちへの敬意を感じます。演技は表情をよく見せて、踊りになると引く。素晴らしいです。可笑しかったのは、コッペリウスのスタジオから出てくる市長やパン屋さんが気取って歩くところなんだけど、でも舞台上のダンサーたちってこういう歩き方するよねっていう。ダンサーたちのポワントやシューズが服に合わせてカラフルなのもよかったです。

出演しているダンサーはオランダ国立バレエの人が中心なのかな。退団された大久保沙耶さんもご出演。ダーシー・バッセルとイレク・ムハメドフは20年ぶりの共演とか。そしてイレクとサシャ・ムハメドフの親娘共演も見られますよ。

DVDとBlu-rayがセットになった北米版はDVDがリージョン1、Blu-rayはリージョンAでした。日本もリージョンAなので、Blu-rayは普通に見られます。セリフがないバレエ劇ですが、本編は英語字幕が選べます。特典映像のインタビューこそ字幕が出るとよかったのですが、こちらは字幕がないっぽい。その特典映像で、クロマキーの撮影風景が少し見られました。

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Coppelia (Original Soundtrack) Maurizio Malagnini

Official Trailer