Variation Master Class with Vladimir Malakhov
出演:ウラジーミル・マラーホフ 他
制作:2014年 / 本編73分 + 特典 2分
画像リンク先:amazon.co.jp - DVD
針山愛美さんプロデュースによるウラジーミル・マラーホフのレッスンシリーズDVD。第2弾はコンクールなどでもよく踊られるヴァリエーションのレッスンDVDです。
商品情報
- 国内|DVD(日本コロムビア:COBO-6602) Release: 2014/08/20
特典映像:マラーホフインタビュー(「マラーホフのマスタークラス」特典より抜粋)
クレジット
- 指導
- ウラジーミル・マラーホフ Vladimir Malakhov
- ダンサー
-
ヤーナ・サレンコ Iana Salenko
ジーヌ・タマズラカウ Dinu Tamazlacaru
クラシーナ・パブロワ Krasina Pavlova
リーザ・ブロイカー Lisa Breuker - プロデュース
- 針山愛美
演目
- 「眠れる森の美女」第3幕よりオーロラ姫のヴァリエーション
ヤーナ・サレンコ
- 「眠れる森の美女」第3幕よりフロリナ王女のヴァリエーション
リーザ・ブロイカー
- 「パリの炎」女性ヴァリエーション
ヤーナ・サレンコ
- 「ディアナとアクティオン」ディアナのヴァリエーション
リーザ・ブロイカー
- 「グラン・パ・クラシック」女性ヴァリエーション
クラシーナ・パブロワ
- 「エスメラルダ」ヴァリエーション [タンバリン]
ヤーナ・サレンコ
- 「アレルキナーダ」男性ヴァリエーション
ジーヌ・タマズラカウ
- 「ラ・シルフィード」よりジェームズのヴァリエーション
ジーヌ・タマズラカウ
感想
こちらも日本コロムビア様より見本盤を見せていただきました。コンクールや発表会などにはより具体的で参考になるレッスン…ですけども、難易度高めのヴァリエーションが揃っておりますね。鑑賞専門としても、クラスレッスンとは違う楽しみがありました。
流れとしては、まずマラーホフが作品について少し話をして、それからヴァリエーションの指導、最後に通し(それまでの踊りを編集して見せているのかなー)、という形。音楽は録音で、吹き替えではなく字幕オンリーになっていました。チャプター分けはヴァリエーション毎に。最初のお話は踊る人でなくても為になると思うな。
このヴァリエーション・レッスンのシリーズは、一般的な踊り方のコツや留意点」を伝授するというよりも、それぞれのダンサーの個別指導をしながらカメラのこちら側にも解説する、という感じ。サレンコは完成されたダンサーなので、マラーホフの指導も簡単なもの。何しろマラーホフ、彼女が踊り終わったら満面の笑みでカメラに向かって「Good!」って親指立ててたもん。タマズラカウの2つのヴァリエーションもそんな感じ。
一番しごかれていたのはコール・ドのリーザ・ブロイカーなのですが、彼女がフロリナの最初のアラベスクを見せた時に私は恋に落ちました(笑)。とても身体が柔らかくて、脚がどこまでも伸びていきそうなんですもの。指導されたところがなかなか上手くいかなくて大変そうだったけど、彼女は素敵なダンサーになりそう。音感がよいのも好き。
グラン・パ・クラシックを踊ったパブロワは脚を中心に指導されていました。マラーホフが指導中にシレっと「ボクがパロディでこれを踊った時は」なんて言うものだから、特典映像でバレエフェスでマラーホフが踊った伝説ギエム的グラン・パ・クラシック入れて欲しかった!って思ってしまいました(笑・←もちろん無理なのは承知の上ですが〜)。
この記事の更新履歴
- 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え