出演:ルドルフ・ヌレエフ、エリック・ブルーン 他
収録:1961〜67年 / 80分
画像リンク先:amazon.co.jp - 海外版DVD
DVDはリージョンフリーです。アメリカのテレビ番組「ザ・ベル・テレフォン・アワー」より、ルドルフ・ヌレエフとエリック・ブルーンが出演した回の映像集。
商品情報
- 海外|DVD(Video Artists International:VAIDVD4221) Release: 2007/07/26
FORMAT:NTSC / REGION:0
クレジット
- 指揮
- Donald Voorhees
- 演奏
- The Bell Telephone Hour Orchestra
- 出演
エリック・ブルーン Erik Bruhn
ルドルフ・ヌレエフ Rudolf Nureyevマリア・トルチーフ Maria Tallchief
ソニア・アロワ Sonia Arova
カルラ・フラッチ Carla Fracci
Lupe Serrano
スヴェトラーナ・ベリオソヴァ Svetlana Beriosova
収録
- Erik Bruhn Performance
-
- 「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥ Don Quixote, 1961/01/06 放映
音楽:レオン・ミンクス Leon Minkus
振付:マリウス・プティパ Marius Petipa
マリア・トルチーフ / エリック・ブルーン - 「白鳥の湖」より黒鳥のパ・ド・ドゥ Swan Lake, 1963/02/04 放映
音楽:P.I. チャイコフスキー P.I. Tchaikovsky
原振付:マリウス・プティパ Marius Petipa
ソニア・アロワ / エリック・ブルーン - 「コッペリア」パ・ド・ドゥ Coppelia, 1963/11/19 放映
音楽:レオ・ドリーブ Leo Delibe
振付:エリック・ブルーン
ソニア・アロワ / エリック・ブルーン - 「ロミオとジュリエット」バルコニー・シーン Romeo and Juliet, 1967/09/22 放映
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ Sergei Prokofiev
振付:エリック・ブルーン
カルラ・フラッチ / エリック・ブルーン - 「ラ・シルフィード」グラン・パ・ド・ドゥ La Sylphide, 1962/10/22 放映*1
音楽:ヘルマン・ルーヴェンシュキョル Herman Lovenskjold
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル August Bournonville
カルラ・フラッチ / エリック・ブルーン
- 「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥ Don Quixote, 1961/01/06 放映
- Rudolf Nureyev Performance
-
- 「ゼンツァーノの花祭り」パ・ド・ドゥ The Flower Festival in Genzano, 1962/01/19 放映
音楽:エドヴァルト・ヘルステッド Edvard Helsted / ホルガー・シモン・パウリ Holger Simon Paulli
原振付:ブルノンヴィル August Bournonville
振付:エリック・ブルーン
マリア・トルチーフ / ルドルフ・ヌレエフ - 「海賊」パ・ド・ドゥ Le Corsaire, 1962/09/24 放映
音楽:リッカルド・ドリゴ Ricardo Drigo
原振付:マリウス・プティパ
振付:ルドルフ・ヌレエフ
Lupe Serrano / ルドルフ・ヌレエフ - 「エスメラルダ」より「ディアナとアクティオン」パ・ド・ドゥ Diana and Acteon from ”Esmeralda”, 1964/03/24 放映
音楽:リッカルド・ドリゴ
原振付:マリウス・プティパ
振付:ルドルフ・ヌレエフ
スヴェトラーナ・ベリオソヴァ / ルドルフ・ヌレエフ - 「白鳥の湖」より黒鳥のパ・ド・ドゥ Swan Lake, 1963/10/08 放映
音楽:P.I. チャイコフスキー
原振付:マリウス・プティパ
振付:ルドルフ・ヌレエフ
スヴェトラーナ・ベリオソヴァ / ルドルフ・ヌレエフ
- 「ゼンツァーノの花祭り」パ・ド・ドゥ The Flower Festival in Genzano, 1962/01/19 放映
*1 アメリカのいわゆる「キューバ危機」 The Cuban Missile Crisisの対策として会場封鎖を行う旨のニュースのため、1分半程生中継が中断されたそうです。その間の映像はモノクロながらリンカーンセンターのNYパフォーミングアーツ・パブリック・ライブラリーに収蔵されていたそうで、そのモノクロ映像を中断部分に挿入してあります。ただし、このモノクロ映像の出自は不明で、たぶん撮影スタジオでのモニター映像を撮影したものだと思われるとのこと。
感想
上記の「ラ・シルフィード」が一部モノクロ、ベリオソヴァとヌレエフの黒鳥のパ・ド・ドゥが全編モノクロで、それ以外は全てカラーでした。ただしというか、もちろんというか、画質音質はよくありません。40年以上前の映像ですからね。
その時代のことですからダンサーの踊りの癖なんかも今見ると気になる部分もありますし、見慣れたパ・ド・ドゥもかなり違う振付で踊っているものが多かったです(例えばブルーンはどのヴァリもアントルシャ連発、とか)。なので、踊りの教材には向かないと思いますが、当時のアメリカの娯楽として視聴者を楽しませていた踊り、と思ってこちらも楽しんじゃうのが正解かと。あ、でもヌレエフが「海賊」を城タイツにそれらしい飾りをつけて踊っていたのには「それはちょっと強引では」と思いましたけどね。
なかなかお目にかかれないであろうブルーン版の「ロミジュリ」は、善し悪しは別としてとても興味深かったです。この場面に全くオリジナルな振付を施す事は、とても難しいことなのでしょうね。
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