Les Etoiles du XXIeme Siecle

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出演:アリシア・アマトリアン、ジェイソン・レイリー、ゼナイダ・ヤノフスキー、フェデリコ・ボネッリ 他
収録:2005年9月 パリ シャンゼリゼ劇場 / 56分

録画

BS2で録画。パリのシャンゼリゼ劇場で行われたガラ公演の映像。同じ公演の収録演目を一部変えたDVDが2007年8月に発売になりました(「21世紀に輝くエトワールたち−パ・ド・ドゥの魅力−」(2005))。


クレジット

監督
Roberto Maria Grassi

収録

  • 「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」 Le Grand Pas de Deux

    振付:クリスティアン・シュプック Christian Spuck
    音楽:ジョアッキーノ・ロッシーニ Gioacchino Rossini
    アリシア・アマトリアン Alicia Amatriain / ジェイソン・レイリー Jason Reilly - シュツットガルト・バレエ

  • 「シルヴィア」パ・ド・ドゥ Sylvia

    振付:フレデリック・アシュトン Frederick Ashton
    音楽:レオ・ドリーブ Leo Delibes
    ゼナイダ・ヤノフスキー Zenaida Yanowsky / フェデリコ・ボネッリ Federico Bonelli - ロイヤル・バレエ

  • 「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥ Don Quixote

    振付:マリウス・プティパ Marius Petipa
    音楽:レオン・ミンクス Leon Minkus
    ホルナ・フェイホ Lorena Feijoo / ホアン・ボアダ Joan Boada - サンフランシスコ・バレエ

  • 「マ・パブロワ」より「タイス」 Thais - Ma Pavlovaのパ・ド・ドゥ

    振付:ローラン・プティ Roland Petit
    音楽:ジュール・マスネ Jules Massenet
    ルシア・ラカッラ Lucia Lacarra / シリル・ピエール Cyril Pierre -

  • 「パラディオ」パ・ド・ドゥ Palladio

    振付:ミハイ・バブスカ Mihai Babuska
    音楽:カール・ジェンキンズ Karl Jenkins
    コリナ・ドゥミトレスク Corina Dumitrescu / オヴィディウ・マテイ・ヤンク Ovidiu Matei Iancu - ブカレスト国立歌劇場バレエ

  • 「海賊」より 寝室のパ・ド・ドゥ Le Corsaire

    振付:マリウス・プティパ Marius Petipa
    音楽:リッカルド・ドリーゴ Riccardo Drigo
    改訂振付:アンナ・マリー・ホルムス A.M. Holmes
    イリーナ・ドヴォロヴェンコ Irina Dvorovenko / マキシム・ベロツェルコフスキー Maxim Beloserkovsky - アメリカン・バレエ・シアター

  • 「失われた時を求めて」より「囚われの女」 La regarder dormir - Proust ou les intermittences de coeur

    振付:ローラン・プティ Roland Petit
    音楽:カミーユ・サン=サーンス Camille Saint Saens
    ルシア・ラカッラ Lucia Lacarra / シリル・ピエール Cyril Pierre - ミュンヘン・バレエ

感想

最近の映像で(まだ)DVDになっていない映像なので、とーっても楽しみにしてました。が、カメラワーク悪すぎ。膝下と上半身アップの頻繁な切り替えとか、真上から写してみるとか、凝ったつもりなのかもしれないけど、フラストレーションが溜まることこの上ない。そんな小細工するくらいなら全身写して!という感じ。特にヤノウスキーとボネッリの「シルヴィア」はひどくて、この時点で凝視するのは諦めました。あれはダンサーとバレエに対する冒涜だと思うよ・・・。

「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」は、私は生では見た事ないのですが、日本ではマラーホフとジュリー・ケントが踊ってみせてるんですよね。ロッシーニのきらびやかな音楽にのって古典で見覚えのある振りが次々とコミカルに登場するのが笑えました。特にジゼルの2幕を模したと思われるところはたまらずに吹き出してしまいましたよー。アマトリアンはあんなにかわいいお顔なのに「黒ぶち眼鏡で猫背のイケてないバレリーナ」になってて健闘。レイリーくんはノーブルなだけの王子じゃなく今どきの若者風のたたずまいでこれもまた楽しい。

ヤノウスキーとボネッリの「シルヴィア」は特にカメラワークがひどくてがっかりでした。とても美しいペアだったし、音楽的でもあったのではないかと思うので。ボネッリは、踊りも端正だしやっぱり好きなタイプのダンサーだと再認識。大柄なヤノウスキーにアシュトンの細かいパは大変かと思っていましたが、綺麗にまとめていてサスガでした。美しいダンサーだよね。

ロレナ・フェイホとホアン・ボアダによる「ドンキ」はアダージョがなくてヴァリエーションから始まりました。2人ともゴールド系の衣装で結婚式っぽいと言えるかも。筋肉質な2人のペアなのでものすごい超絶技巧?と期待してたけど、さほどでもなかったかな。キューバ人ペアというと何かを期待してしまう自分に苦笑。

他のペアは1演目しか放映されなかったのに、ラカッラとピエールだけ2曲。このペアはタイスの方が好きだったかなー。愛を奏でるパ・ド・ドゥの方が2人に似合ってる気がするのかも。囚われの女は、この収録の1ヶ月ほど前に生で見た時はラカッラしか目にはいらなかったのだけど、映像で見たらシリル・ピエールがかなりよかったと思う。

ドゥミトレスクとヤンクのコンテは、黒バックに黒のセパレートタイプのレオタードだったので、出ている部分の筋肉が最大の衣装だったかも。この手のコンテから彼らの個性を探し出す力が私にはまだないので、もう1つ踊ったという「ラ・バヤデール」も見てみたかったかも。

マックスとイリーナの海賊はとても素敵でした。あまりこの寝室のパ・ド・ドゥがガラで披露されることはないように思いますが、この踊りもいいよねー。収録時期からしてイリーナの産休明け最初の舞台またはそれに近いものだと思いますが、踊る喜びと愛に溢れた素晴らしい踊りでした。アダージオしかなかったので、マックスの見せ場がほとんどなかったのが非常に残念。ラカッラ組を2つ入れるなら、カットしたパ・ド・ドゥの残りを入れてくれればよかったのにー。それに、この2人のパキータも見たかった。絶対素敵だったハズ。