Three Modern Dance Classics : Jose Limon
振付:ホセ・リモン
出演:ホセ・リモン、Lucas Hoving 他
収録:1955-57年 / 65分
画像リンク先:amazon.co.jp - 北米版DVD
リージョンフリー。全編モノクロです。「ムーア人のパヴァーヌ」を振付家自身が踊っています。
商品情報
- 海外|DVD(Video Artists International:VAIDVD4224) Release: 2007/07/26
FORMAT:NTSC / REGION:0
収録
- 「ムーア人のパヴァーヌ」 The Moor's Pavane, March 6, 1955
-
振付:ホセ・リモン Jose Limon
音楽:ヘンリー・パーセル Henry Purcellオテロ:ホセ・リモン Jose Limon
デスデモーナ:Betty Jones
イアーゴ:Lucas Hoving
エミリア:Pauline Koner - 「The Traitor」 October 23, 1955
-
振付:ホセ・リモン Jose Limon
音楽:Gunther SchullerThe Traitor:ホセ・リモン Jose Limon
The Leader:Lucas Hoving
His Followers:William Burdick / Richard Fitzgerald / Michael Hollander / Alvin Schulman / Harlan McCallum / Robert Curtis - 「The Emperor Jones」 March 13, 1957
-
振付:ホセ・リモン Jose Limon
音楽:エイトール・ヴィラ=ロボス Heitor Villa-Lobosホセ・リモン Jose Limon / Lucas Hoving
感想
振付家自身による「ムーア人のパヴァーヌ」が見たくて購入しました。全編モノクロ / モノラルです。カナダCBCで放映されたものをDVDにまとめたもののようです。冒頭にホセ・リモンによる解説あり。
実は私は生で「ムーア人のパヴァーヌ」を見たことはなくて、この映像と、先日発売された「Divine Dancers」でジュドが踊る映像、それと「シェイクスピア・トリロジー」のビデオに収録されたものとこの3つしか見たことがありません。ルジさんの「ロイヤル・ボックス」の回でもちらっと流れたのを見てはいますが、全編見たのは3つだけ。そのうち、シェイクスピア・トリロジーは海をバックにした屋外での撮影でしたし、Divine Dancersは舞台の模様でした。
このDVDに収録されているのはスタジオセットだと思うのですが、更に東屋のような装置(これは確かシェイクスピア・トリロジーにも合ったかも?)が入っているので、とても狭い中で踊っているように見えます。それが抑圧されて疑心暗鬼になったオテロの心情を表しているように見えることは確かなのですが、ダンサーの動きを見るには狭苦しいですね。50年も前の映像なので致し方ない部分もあるんでしょうけど。
3つの作品の中でもやはり「パヴァーヌ」は突出していて素晴らしいです。モノクロかつ画質音質も悪いのが残念ですが。ホセ・リモンという人は「苦悩系」の作品がお得意なのかもしれません。ダンサーとしての身体能力はよくわからなかったのですが、表現力は見事でした。
この記事の更新履歴
- 2021.12.23 - amazon.com/amazon.co.uk 商品リンク削除
- 2014.03.08 - リンクメンテナンス