Onegin / National Ballet of Canada

Onegin / Movie

振付:ジョン・クランコ
主演:Sabine Allemann、フランク・オーガスティン
収録:1986年 / 95分

画像リンク先:amazon.co.jp - 北米版VHS

輸入版VHS購入。以前は日本でもVHS/LDが発売されていたようです。クランコ作品の映像は貴重ですね。


商品情報

北米|VHS(Home Vision)

FORMAT:NTSC

クレジット

振付
ジョン・クランコ John Cranko
音楽
P.I.チャイコフスキー P.I. Tchaikovsky
編曲
クルト=ハインツ・シュトルツェ Kurt-Heinz Stolze
装置・衣装
ユルゲン・ローゼ Jurgen Rose
演出
リード・アンダーソン Reid Anderson
照明
Sholem Dolgoy、Ross Viner
指揮
エルマーノ・フローリオ Ermanno Florio
演奏
カナダ・ナショナル・バレエ管弦楽団 The Orchestra of the National Ballet of Canada

キャスト

オネーギン:フランク・オーガスティン Frank Augustyn
タチヤナ:Sabine Allemann
オリガ:Synthia Lucas
レンスキー:Jeremy Ransom
グレーミン公爵:Serge Lavoie

感想

テレビ用に収録された映像。一度見てみたいと思っていましたが、ようやく見ることができました。装置・衣装は初演から現在に至るまで変わっていないのでしょうね、テレビ用のスタジオ収録なのでその分ちょっとした違いはあるようですが、2005年の秋東京で見られたシュツットガルトの公演とほぼ同じでした。

ダンサーについては、生で見たシュツットガルトが強烈な印象を残しているので、それからすると物足りなさがあります。この映像が初めての「オネーギン」だったら、また少し印象は違っていたと思うのですけれど。まず、オネーギン役のオーガスティンは、この時33歳くらいだと思いますが、どうも踊りの精度がかなり落ちているような。ノーブルで安定した踊りが身上だと思っていたのに、安定感がなくて、、、それにこのクランコのリフトは彼にはかなり大変そうでした。役柄的にも、都会の社交界に飽きて田舎に来たようには見えなかったなぁ。

1つ「あれ?」と思ったのは、最初にタチアナに出会った時に、彼女が読んでいる本を見せてもらっての反応。ルグリはバカにしたような表情をしたように感じたのですが、オーガスティンは一瞬微笑むんです。そして顔を無表情に戻してから振り返って彼女に本を返す。だから、何となくオーガスティンの方が「好意はあるけど、田舎の娘は面倒だ」という風に見えました。

タチヤナ役のAllemannは演技力のある女優バレリーナですねっ。彼女のタチアナはとてもよいと思いました。オーガスティンのパートナーシップは今ひとつピンとこなくて、彼女がずいぶん重そう見えました。実際重いのかどうかはわかりませんでしたが、、、そのため、鏡のパ・ド・ドゥが今1つ感動できず残念。レンスキー役のランサムも適役。いかにも詩と愛に生きてそうな雰囲気でした。髪の毛のボリュームをあと少し抑えてくれたら、なおよろしい(笑)。オリガ役のLucasが一番苦手でした。私の中のオリガのイメージからするとお顔だちがちょっと下品に見えるのと(彼女のせいではないんだけどさ)、踊りの質も好みではなかったので。

ただ、1度しか見られなかった生の舞台では、目が届かなかったところもたくさんあるので、そういうところもこの映像でフォローできるのは有り難いです。


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