Swan Lake / London Festival Ballet (現 English National Ballet)

Swan Lake / Natalia Makarova, Danish Radio Symphony Orchestra

振付/演出:ナタリア・マカロワ
主演:イヴリン・ハート/ペーター・シャウフス
収録:1989年6月 カナダ・モントリオール / 119分

画像リンク先:amazon.co.jp - 北米版DVD

欧州版(PAL)購入。国内版は新書館から発売中です発売されていたのですが現在廃盤(2013.03.25追記)。
マカロワ版の「白鳥の湖」はロットバルトがレーザー光線で表現されています。
(2016.01.13追記)2016年1月、Arthaus MusikからBlu-rayがリリースされます。


商品情報

国内|DVD(新書館:DD04-0912)

海外|Blu-ray(Arthaus Musik/ナクソス・ジャパン:109185)

[国内仕様盤] Release: 2016/01/27

[海外盤] Release: 2016/01/29

北米|DVD(Kultur Films:D4500) Release: 2009/03/31

FORMAT:NTSC / REGION:1

北米|DVD(Image Entertainment:ID5809RADVD) Release: 2000/12/26

FORMAT:NTSC / REGION:1

欧州|DVD(Arthaus Musik:100438)

FORMAT:PAL / REGION:2,5
https://www.amazon.co.uk/gp/product/B00008O87M/

クレジット

原振付
マリウス・プティパ Marius Petipa
振付
ナタリア・マカロワ Natalia Makarova
フレデリック・アシュトン Frederick Ashton
音楽
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー Peter Ilyitch Tchaikovsky
美術・装置・衣装
ギュンター・シュナイダー・シェムゼン Gunther Schneider-Siemssen
照明
David Mohr
指揮
グレアム・ボンド Graham Bond
演奏
デンマーク・ラジオ・シンフォニー・オーケストラ The Danish radio Symphony Orchestra
解説
ナタリア・マカロワ Natalia Makarova

キャスト

オデット / オディール:イヴリン・ハート Evelyn Hart
ジークフリート王子:ペーター・シャウフス Peter Schaufuss
ベンノ:マーティン・ジェームズ Martin James
女王:エリザベス・アンダートン Elizabeth Anderton
ロットバルト:ジョニー・エリアセン Johnny Eliasen

感想

1幕と3幕の前にナタリア・マカロワによる解説つき。テレビ放映用のスタジオ録画だそうで、スタジオの幅が少し狭く感じます。それと映像処理が多用されていてライブ感に欠けるのはかなり残念でした。

全体に悲劇調の雰囲気で、1幕(夕暮れ時)や3幕も暗いトーンに抑えられています。マカロワの振付とハートだけに期待して、他のことは何も知らずに買ったのですが、1幕のパ・ド・カトルでリャーン・ベンジャミンやパトリック・アルマンが踊っていました。特にリャーンの踊りは思いがけぬボーナスのようで、鋼のような強さでぴゅんぴゅん踊る姿が印象的でした。それにしても彼女の映像はいっぱいありますねぇ。ダンサーとしては幸せなことで、吉田さんの映像の少なさを思うと羨ましい限りです。男性陣、アルマンとモランが外見的にも踊りのタイプ的にも似たタイプで、まるで双子のようでした。

ハートの2幕(湖畔)の出がどんなにドラマティックかと楽しみにしていたのですが、その部分は映像的な処理がされていてちょっと残念。それと、夜霧を表しているのか?湖の場面はソフトフォーカスというかちょっと白っぽい処理がなされていて、ちょっと見づらかったです。ハートの白鳥は耐える女、かな。特に演技や振りで大きくアピールする訳ではなく、内面からわき上がるオデットという感じ。そして脚の細さにびっくり。白鳥のコールドたちは、衣装の胸元とチュチュに濃色の装飾(羽模様みたいだけど)の入った物で、これは「白鳥」としてはちょっと珍しい気がします。踊りはけっこうバラバラで、あまりよくは思えませんでした。

3幕では花嫁候補たちとナポリしか踊らず、スペインやマズルカなどは入っていませんでした。ロットバルトとオディールと一緒に出てくるのは子供に悪魔の扮装をさせた手先たち。ちょっとおどろおどろしくて引いてしまいましたが・・・呪いのかけられた宮殿といった感じで、その手下たちが玉座の足下に寝そべっています。ハートのオディールは猛禽類の鋭さがありました。視線の強さとか本人の持つ雰囲気からそんな印象を受けたのでしょうか。さっぱりとした艶やかさ、といったら変かな・・・

王子役のシャウフスは、芸術監督も兼ねるくらいなのでそれなりにお年なのだと思いますが、メランコリックさが過剰でなく、ツボをおさえたものだったと思います。踊りも派手ではないけど確実できれいでした。回転系が得意みたいで、第3幕パ・ド・ドゥのコーダはすごかったです。

4幕の王子と白鳥は、なんだか「ジゼル」を思わせました。オデットを裏切ってしまったことで茫然自失の王子と、それをいつくしむオデット。2幕と4幕でのロットバルトは映像処理になってしまっているのですが、それはちょっと不満でした。結局オデットと王子には太刀打ちできない、存在のはっきりしない相手だということなのかもしれませんが、テレビ用でなく実際の舞台ではどんな風なのでしょうね。


この記事の更新履歴

  • 2021.11.17 - amazon.com/amazon.co.uk 商品リンク削除
  • 2019.06.25 - リンク切れのためオフィシャルトレイラー削除
  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え
  • 2016.01.13 - Arthaus Musik Blu-ray情報掲載
  • 2014.03.08 - リンクメンテナンス
  • 2013.03.25 - リンク訂正
  • 2013.02.27 - Arthaus Musik URL変更
  • 2012.08.30 - Arthaus MusikのYTチャンネルよりトレイラーを追加
  • 2011.11.05 - Arthaus Musik URL変更
  • 2010.02.08 - Kultur URL変更
  • 2009.10.20 - Image Entertainment URL削除
  • 2009.02.03 - 北米盤(Kultur)情報追加
vc