Swan Lake / The Bolshoi Ballet
振付/演出:ユーリー・グリゴローヴィチ
主演:アラ・ミハリチェンコ/ユーリー・ヴァシュチェンコ
収録:1989年5月 ボリショイ劇場 / 127分
画像リンク先:amazon.co.jp - DVD
グリゴロ改訂版は2幕仕立て。踊りを際立たせ、踊りでストーリーを語らせるのはサスガ。現在のボリショイのレパートリーでは更にグリゴローヴィチの改訂が入っています。
商品情報
- 国内|DVD(ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント:GNBC-4185) Release: 2008/07/25
- 海外|DVD(Arthaus Musik:100713) Release: 2004/11/29
FORMAT:NTSC / REGION:0
クレジット
- 音楽
- ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー Peter Ilyitch Tchaikovsky
- 台本
- Vladimir Begichev / Vasily Geltser
- 原振付
- レフ・イワノフ Lev Ivanov
マリウス・プティパ Marius Petipa - 演出・振付
- ユーリー・グリゴローヴィチ Yuri Grigorovich
- 美術
- シモン・ヴィルサラーゼ Simon Virsaladze
- 指揮
- アリギス・ジュライティス Algis Zhuraitis
- 演奏
- ボリショイ劇場管弦楽団 The Bolshoi Theatre Orchestra
キャスト
オデット / オディール:アラ・ミハリチェンコ Alla Mikhalchenko
ジークフリート王子:ユーリー・ヴァシュチェンコ Yuri Vasyuchenko
悪魔ロットバルト:アレクサンドル・ヴェトロフ Alexander Vetrov
王妃:イルゼ・リエパ Ilze Liepa
感想
2幕仕立ての「白鳥の湖」です。グリゴローヴィチの改訂は本当にうまいなーと感心します。ボリショイならではの群舞のダイナミックさが「白鳥」で見られるとは思ってなかったのですが、王子の友人たち(おつきの者たちかなー)がびしっと踊ってくれて楽しかったです。
大きな特色としては、2幕(通常は3幕)のディヴェルティスマンを花嫁候補とその仲間が踊ること。ピーター・ライト版でもそれぞれにアピールタイムがありましたが、こちらの方がすっきりしてわかりやすいです。そしてオディールも押し掛け花嫁候補(笑)なので、同じ黒鳥の衣装の仲間たちと出てくるのも「なるほどねー」という感じ。それと、ロットバルトの扱いも好みでした。
ミハリチェンコはかなり華やかなオデットです。手脚が長くて美しいのでポーズの1つ1つははっとするほど綺麗なんですが、ちょっと派手な気がしてしまうんですよねー。私の好みの問題なんですけど。オディールは文句なし、見事でした。ロットバルトのヴェトロフもとてもよかったです。この役は彼に本当によく合っていて、何度でも見たくなるんですよねー。道化のシャールコフも印象に強く残る踊りっぷりでした。
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- 海外|DVD(Arthaus Musik:101123)
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この記事の更新履歴
- 2021.12.26 - amazon.com/amazon.co.uk 商品リンク削除
- 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え
- 2014.03.08 - リンクメンテナンス
- 2012.05.22 - Arthaus Musik URL削除
- 2011.11.05 - Arthaus Musik URL変更
- 2009.12.09 - セブンアンドワイ→セブンネットショッピングに変更
- 2009.10.20 - ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント URL変更
- 2008.06.28 - 国内版再発売(2008.7.25)情報追記