Swan Lake / The Leningrad State Ballet

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振付/演出:ニコライ・ボヤルチコフ
主演:リューボフィ・クナコワ/ファルフ・ルジマートフ
収録:1993年 / 112分

画像リンクなし - VHS

CSで録画。VHS発売中で、バレエショップやマールイ公演の物販スペースなどで入手できます。キーロフからクナコワとルジマトフをゲストに迎えたもの。


商品情報

国内|DVD(光藍社)
https://koransha.stores.jp/items/609a30504f44304f4575fbba
国内|VHS(グッドホープ・プロダクション)

クレジット

振付
マリウス・プティパ Marius Petipa / レフ・イワノフ Lev Ivanov
音楽
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー Peter Ilyitch Tchaikovsky
改訂演出
ニコライ・ボヤルチコフ Nikolai Boyarchikov
リムスキー=コルサコフ記念レングラード音楽院バレエ演出振付教室と共同実施
美術
ヴャチェスラフ・オークネフ Vyatcheslav Okunev / イリーナ・プレス IIrina Press
指揮
アンドレイ・アニハーノフ Andrei Anikhanov
演奏
レニングラード国立管弦楽団

キャスト

オデット / オディール:リューボフィ・クナコワ Lubov Kunakova
ジークフリート王子:ファルフ・ルジマトフ Farukh Ruzimatov

感想

キーロフからクナコワとルジマトフをゲストに迎えた映像で、原典に忠実な演出、だそうです。この版は1幕で王妃から王子に弓矢を贈る場面はないんですね。ルジマトフの髪が舞台の途中で短くなったり戻ったりする(笑)ある意味すごい映像、と言っていいかと。10年前の映像なので、マールイのダンサーたちも「少しは見た顔がいる」位ですが、若くてかわいいクリギンのチャルダッシュはにこにこしながら見ちゃいました。

クナコワはプロポーションに恵まれたダンサーなので、その長い手脚の作り出す美しい形を見てるだけでうっとりします。ゆったりとした雰囲気そのままの白鳥とギラギラしてない大人な黒鳥、こういうのもありなのねーと思いました。今まで見た映像でのクナコワはあまり好きだと思えなかったのですが、この映像のクナコワは遠景で見るとすてきだなーと思います。やっぱりワガノワスタイルの白鳥だからしっくりくるのかしら。ワガノワスタイルでなくとも手脚が長くて空間を大きく使う白鳥が好き、なんですけど。

ルジマトフのジークフリートも美しいです。なにしろその1つ1つの動きに見ほれます。3幕のパ・ド・ドゥで、オディールのヴァリアシオンのあとに出てきたルジマトフが、自分のヴァリアシオンを踊るためというよりオディールの後を追いかけて出てきた、という風にしていたり、細かいところまで考えてあって感心しました。

マールイのダンサーたちも見ていて不安なところがなくてよいです。ロットバルトも存在感があってよろしい。うちのオットはこのロットバルトを見ると「ジーン・シモンズだー」と言いますが。コントラストが強すぎる感があるのとピントの甘いところが多いのとで(ついでに音楽もバランスがよくない)、見てると疲れてしまうのが難点。私はずっと見つめていられないほどなんですが、これってCSで録ったからなのかしら。録画したメディアの特性とか・・・?でも舞台そのものはオーソドックスで柔らかい印象の残る「白鳥」だと思います。