Swan Lake / The State Perm Ballet
振付/演出:ニコライ・ボヤルチコフ
主演:ニーナ・アナニアシヴィリ/アレクセイ・ファジェーチェフ
収録:1992年10月11日 オーチャードホール / 132分
画像リンク先:amazon.co.jp - DVD
Kulturの海外版VHSで見ました。その後KulturからDVDが発売され、2007年6月には国内版も発売に。以下は海外版VHSを見ての感想です。
ペルミ・バレエ来日公演にニーナとファジェーチェフが客演した映像。KulturからリージョンフリーでDVD発売中ですが、Kulturのカタログから消えてしまっているのが心配です。
(2008.04.24追記)Kultur盤はやはり廃盤になっていたようで、2008年4月にVAIから再リリースとなりました。
商品情報
- 国内|DVD(日本コロムビア:TDBT-0168) Release: 2007/06/27
- 海外|DVD(Video Artists International:VAIDVD4450) Release: 2008/03/31
FORMAT:NTSC / REGION:0
- 海外|DVD(Kultur Films:D1365) Release: 2005/12/20
FORMAT:NTSC / REGION:0
クレジット
- 原振付
- アレクサンドル・ゴールスキー Alexander Gorsky / レフ・イワノフ Lev Ivanov / マリウス・プティパ Marius Petipa
- 演出・振付
- ニコライ・ボヤルチコフ Nikolai Boyarchikov
- 音楽
- ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー Peter Ilyitch Tchaikovsky
- 美術
- M. アジジャン M. Azizyan
- 指揮
- アレクサンドル・ソトニコフ Aleksandr Sotnikov
- 演奏
- 新星日本交響楽団 shinsei Nihon Symphyony Orchestra
キャスト
オデット / オディール:ニーナ・アナニアシヴィリ Nina Ananiashvili
ジークフリート王子:アレクセイ・ファジェーチェフ Alexei Fadeyechev
ロットバルト:セルゲイ・ゼゴルーリコ Sergei Zagorulko
王妃:ヴェラ・ソコロフスカヤ Vera Sokolovskaya
道化:アンドレイ・シチェルビーニン Andrei Shcherbinin
感想
ハッピー・エンド版。ニーナは黒鳥が見事です。踊りも陽性で華やかだから似合いますねー。「いじわるしてやるー」という黒鳥もいますが、ニーナのそれは圧倒的なオーラと華やかさでグイグイ押してくる感じ。ロットバルトの方が若輩者って感じがします(笑)。まーゲストがこの2人だから貫禄負けは仕方ないか。白鳥は造形はすばらしいけれど、圧倒的によい黒鳥に比べるとドラマが足りないかな。
ファジェーチェフは安定して見てられるし立ち居振る舞いはエレガント、サポートもニーナとの相性も言うことなし。そして非常に目に付くのが彼の手の表情。あの美しく語る手は凄いです。
ペルミのダンサーたちもよかったですよ。日本の舞台の床は堅いと聞くので、きっと踊りにくかったのではないかと思うのですが(狭いだろうしねー)。1幕のパ・ド・トロワを踊った男性とか、見事なつま先で感心。白鳥たちも美しかったし、3幕の各国の踊り(特にナポリ)もよかったです。ただねー、やっぱりロットバルトには最後はもっとがんばってほしいぞ。
この記事の更新履歴
- 2021.12.24 - amazon.com/amazon.co.uk 商品リンク削除
- 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え
- 2014.03.08 - リンクメンテナンス
- 2010.10.05 - コロムビア ミュージックエンタテインメント→日本コロムビアへ変更
- 2009.12.18 - クリエイティヴ・コア→コロムビア ミュージックエンタテインメントに変更
- 2009.12.09 - セブンアンドワイ→セブンネットショッピングに変更
- 2008.04.24 - Kultur盤廃盤/VAI盤発売についての情報を追加