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出演:佐々木須弥奈、住山美桜
制作:2019年 / 49分

録画

2019年のローザンヌ国際バレエ・コンクールに留学先のチューリッヒのバレエ学校から出場した佐々木須弥奈さんと住山美桜さん。コンクール前から二人に密着していたNHKによるドキュメンタリー番組が放映されました。


クレジット

出演

佐々木須弥奈
住山美桜

ロベルタ・マーティンズ Roberta Martins, チューリヒ・ダンス・アカデミー教師
シュテフィ・シェルツァー Steffi Scherzer, チューリヒ・ダンス・アカデミー教師
キャサリン・ブラッドニー Kathryn Bradney, コンクール事務局長
エリザベット・プラテル Élisabeth Platel, パリ・オペラ座バレエ学校校長
カルロス・アコスタ Carlos Acosta, 審査委員長
クリスティアン・カンチアーニ Christian Canciani, ドレスデン・パルッカ・ダンス大学教授
モニク・ルディエール Monique Loudières
シンティア・ラバロンヌ Cinthia Labaronne, スイス・バーゼルバレエ学校教師
吉田都 Miyako Yoshida, 審査員

語り
保里小百合

感想

留学先のチューリヒ・ダンス・アカデミーからローザンヌ国際バレエ・コンクールに出場した、佐々木須弥奈さんと住山美桜さんに密着取材したドキュメンタリーです。私のような見る専門のバレエファンにも面白いものでしたが、いずれはローザンヌへ目標を持ってバレエを学ぶ人たちには得るものもまた多いのではないでしょうか。課題を克服しコンクール期間にどんどん殻を破って成長していく、二人それぞれの個性が愛おしく頼もしい。

チューリヒ・バレエ・アカデミーの校長はオリヴァー・マッツ(は出てこなかった)。近年ローザンヌに出場し上位入賞する生徒も多い学校ですよね。シュテフィ・シェルツァー(お元気そう!)やローザンヌに付き添ったマーティンズ先生の言葉は、舞台人として人生の先輩として彼女たちを尊重していて、彼女たちの舞台人生の足元を照らしてくれるであろうものでした。いい学校だな。

佐々木さんのお父さま、佐々木大さんだったんですね。お母さまの杉原小麻里さんは確か「エスメラルダ」を得意にされていたのではなかったかしら。さすがに完成度が高くて、クラシック・ヴァリエーションの指導者モニク・ルディエールにもお墨付きをもらっていました。

それにしても。ローザンヌ国際コンクールの体制が変わってから特に顕著ですが、留学先から出場するような人でないと日本人が入賞するのは難しくなっていますね。言葉の問題もありますし、コンテンポラリーダンスへの慣れについても差がありそうです。将来性を見るコンクールであることは変わらないと思いますが、ローザンヌで一発逆転みたいなのは難しい時代なのでしょうね。