Coppelia / The Bolshoi Ballet

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復元振付:セルゲイ・ヴィハレフ
出演:マルガリータ・シュライネル、アルチョム・オフチャレンコ 他
収録:2018年6月8,10日 ボリショイ劇場 / 100分

録画

プレミアムシアターで録画。ボリショイ・バレエ in シネマでも上映された、セルゲイ・ヴィハレフによる復元版がNHKで放映されました。


クレジット

原振付
マリウス・プティパ Marius Petipa
エンリコ・チェケッティ Enrico Cecchetti
原振付
セルゲイ・ヴィハレフ Sergey Vikharev
音楽
レオ・ドリーブ Leo Delibes
台本
シャルル・ニュイッテル Charles Nuitter
アルチュール ・サン=レオン Arthur Saint-Leon
原作
E.T.A.ホフマン Ernst Theodore Amadeus Hoffmann
美術
ボリス・カミンスキー Boris Kaminsky
衣装
タチヤーナ・ノギノワ Tatiana Noginova
照明
ダミール・ イスマギロフ Damir Ismagilov
指揮
パヴェル・ソロキン Pavel Solokin
演奏
ボリショイ劇場管弦楽団 Orchestra of the State Academic Bolshoi Theatre

キャスト

スワニルダ:マルガリータ・シュライネル Margarita Shrainer
フランツ:アルチョム・オフチャレンコ Artem Ovcharenko
コッペリウス:アレクセイ・ロパレーヴィチ Alexei Loparevich

Friends to Swanilda:Xenia Averina / Daria Bochkova / Bruna Cantanhede Gaglianone / Antonia Chapkina / Anastasia Denisova / Elizaveta Kruteleva / Svetlana Pavlova / Yulia Skvortsova
Coppelia (Automaton):Nadezhda Blagova
Lord of the Manor:Alexander Fadeyechev
Burgomaster:Yuri Ostrovsky
Chronos:Nikolay Mayorov
Mazurka:Oxana Sharova / Alexander Vodopetov / Ekaterina Besodina / Dmitry Ekaterinin
Czardas:Kristina Karasyova / Vitaly Biktimirov
Dawn:Anastasia Denisova
Prayer:Antonina Chapkina
Work:Daria Bochkova
Xenia Averina / Maria Mishna / Stanislava Postnova / Tatiana Tiliguzova
Folly:Elizaveta Kruteleva

感想

昨年急逝したセルゲイ・ヴィハレフが復元振付を担当した「コッペリア」。色鮮やかな衣装がボリショイのダンサーたちに映えるプロダクションでした。プティパのオリジナルに基づいた数あるバージョンの「コッペリア」同様あるいはそれ以上にマイムが物語を紡いで行くので、ダンサーの演技力が大切になってくるのだな、という印象。

スワニルダ役のマルガリータ・シュライネルは美人さんで村娘より姫が似合いそう。演技面はまだ物足りなく、これからの人だと感じました。踊りも…なんだろう、振付的にはちゃんと踊れているし舞台映えする人なのにどこか物足りなさを感じて…でもグラン・パ・ド・ドゥのヴァリエーションはここに注力してたのかというほど鮮やかに登場して踊っていたし、コーダの登場も華やかで主役を踊って行く人なのだろうとは思いました。幕が進むにつれて演技面も徐々によくなってきたし、今後が楽しみ。

オフチャレンコは肩の力を抜いてフランツを演じているようでした。彼のように目線1つ指先1つで役を伝えられると、ちょっと古風なこの作品も現代の風が吹き込むよう。スワニルダとのパ・ド・ドゥは終始頼り甲斐のある包容力があったし、ヴァリエーションはお手本のようだし、流石でした。

3幕のディヴェルティスマンは女性陣のお椀型のチュチュがボリショイっぽくて嬉しかったです。仕事の踊りのDaria Bochkovaがよかったな。充実したソリスト陣はボリショイ・バレエをみる大きな楽しみでもあります。チャルダッシュもマズルカも楽しかったなー。コッペリウス役のロパレーヴィチさんは主役に花を持たせる演技で割とあっさりしてはいたものの、やはり格別の存在感でした。