バレエがモチーフに使われていたりダンサーが出演している映画、その他編のVol.4です。Vol.1,2,3の掲載分が増えてしまったので4つめをつくりました。

商品リンクについては、特別版/通常版、Blu-ray/DVDなどいくつか種類がある場合、DVDの通常版にリンクをはっています。また、特に映画は頻繁に廉価版が出るので最新の商品リンクでない場合がありますのでご了承下さい。

随時追加予定。


映画「オリエント急行殺人事件」(2017) Murder on the Orient Express

オリエント急行殺人事件 [DVD+Blu-ray]

監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、デイジー・リドリー、セルゲイ・ポルーニン ほか
2017年 アメリカ / 114分

国内|DVD+Blu-ray(20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン:FXXF82868) Release: 2018/05/02

セルゲイ・ポルーニンが俳優として映画出演した映画ですね。アンドレニ伯爵役で、スターダンサーという設定でもあったよう。彼が大事に大事にしている妻が、「彼と違って私は群舞で踊って…」というようなことを話していました。出発前の駅で華麗な回し蹴りを披露していたけれど、あとは登場シーンも少ない役ですしね。でも俳優デビュー(ですよね?違う?)がこんな超話題作というのが凄い。

豪華俳優陣による映画、絵面の美しさが印象に残ります。美しすぎて過度に人工的も思えたけれど、それも狙いなのだな、とあの最後の晩餐のようなトンネルの場面を見て分かりました。ケネス・ブラナーのポワロにはなかなか慣れなかったけれど、続編も決まっているそうですし、いつかは彼がポワロの代名詞に変わって行くのかも。


映画「フェリシーと夢のトウシューズ」(2016) Ballerina / Leap!

フェリシーと夢のトウシューズ [DVD]

監督:エリック・スーメ、エリック・ヴァラン
声の出演:エル・ファニング、デイン・デハーン(吹替版:土屋太鳳、熊川哲也)
振付:オーレリー・デュポン、ジェレミー・ベランガール
2016年 フランス カナダ / 89分

国内|DVD+Blu-ray(ポニーキャニオン:PCXE-50789) Release: 2017/12/02

19世紀末のフランス、施設に暮らすフェリシーは親友のヴィクターと共に施設を抜け出し憧れのパリへ。ヴィクターとはぐれた彼女は偶然オペラ座にたどり着き、掃除係のオデットの仕事を手伝うようになる。オデットの雇い主の娘カミーユ宛の入学許可証を盗んで(!)バレエ学校に入り込むことに成功したフェリシーだが、厳しいメラントゥ先生のクラスの生徒は上級者ばかり。このクラスでトップに立てばオペラ座の舞台に立てると知り、元バレリーナだったオデットの猛特訓の日々が始まる…というお話。

お話はね、ベタでございます。今までバレエを習ったこともない子がダンスへの情熱で周囲を巻き込んで夢を叶えていく話。人の許可証を盗むのはどうなの、とは思うけれど。バレエの訓練に早道はないよなーとも思うけれど。でも、この特訓、結構面白い。CGのモデルは誰がやっているのかなーと思ったけども、エンドクレジットに名前はなかった気がする。。。WOWOWで見たのでDVD特典は見てないのですが、YTのメイキング動画を見たらオレリーたちが踊るのをビデオにとって、アニメーターの人が描いていたっぽい?とても自然だし、ポワントワークの美しさ、バレエらしさが損なわれていなかったので驚きました。

振付をオーレリーとベランガールが担当したということで、ベランガールっぽいムーヴメントもちらほら。吹き替え版では、メラントゥ先生を熊川哲也さんが担当していました。


映画「ポリーナ、私を踊る」(2016) Polina, Danser sa vie

ポリーナ、私を踊る [DVD]

監督:アナスタシア・シェフツォヴァ、ニールス・シュネデール、ジェレミー・ベランガール、クセニヤ・クテポヴァ、アンジュラン・プレルジョカージュ、ジュリエット・ビノシュ 他
2016年 フランス / 108分

国内|DVD(ポニーキャニオン:PCBP-53698) Release: 2018/04/04
国内|Blu-ray(ポニーキャニオン:PCXP-50566) Release: 2018/04/04

バスティアン・ヴィヴェスのグラフィックノベル「ポリーナ」を妻のヴァレリー・ミュラーと共同でアンジュラン・プレルジョカージュが監督。ポリーナ役はマリインスキー・バレエに在籍していたアナスタシア・シェフツォワで、ジェレミー・ベランガールも出演、映画の中に出てくる作品の振付はもちろんプレルジョカージュという話題作。

貧しい家庭で育ち厳格な教師の指導でバレエを学ぶポリーナはボリショイ・バレエ入団を目指していたが、その夢が叶う直前に見たコンテンポラリーダンス(プレルジョカージュ「白雪姫」)から受けた衝撃で、パートナーとエクス・アン・プロヴァンスのダンスカンパニーに入団することを決意。新天地で葛藤するものの、恋人とはうまくいかなくなった上に怪我をしてしまう。その後ベルギーに向かった彼女が見つけたものは…というお話。

芯の強いポリーナの進む道を興味津々で見守ってはいたのですが…彼女の両親の心持ちになって切なくて仕方のない映画でした。娘をボリショイのバレリーナにしたいという一心で危ない仕事に手を出した父。それが危うくなって以降は、母親も化粧が濃くなるなど暗示させるものが。それでも娘だけには手出しさせないと必死に頑張ってきたのに、ボリショイに合格した娘がフランスでコンテンポラリーダンサーになるという…。自分たちがやってきたことはなんだったのかと爆発したくもなるというものです。それでも親は、子供を信じて応援し送り出してやるしかない。アントワープの彼女の元を訪れた父の格好や、その父が亡くなってポリーナが自宅に戻った時の調度品や母の佇まいからも伝わるものがあり、本当に胸が苦しかった…。

アナスタシア・シェフツォワの意志の強いまっすぐな瞳が印象に残ります。最初の恋人だったフランス人の男の子がニールス・シュネデールだったのに驚き。踊れる子だったの?とびっくりしていたら今回が初挑戦だったとか。エクサンプロバンスのカンパニー芸術監督のジュリエット・ビノシュも、多くを語らずとも背負ったものの大きさと覚悟を感じさせる演技が流石でした。アントワープで一緒に作品を作ることになるベランガールもとてもよかった。


「ジーニアス:ピカソ」(2018) Genius:Picasso

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出演:アントニオ・バンデラス、アレックス・リッチ、クレマンス・ポエジー 他
2018年 アメリカ
http://natgeotv.jp/tv/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/2467

テレビドラマ「ジーニアス」シリーズの第2弾「ジーニアス:ピカソ」(全10話)の第8エピソードに、ピカソがジャン・コクトーとの出会いからバレエ・リュスの美術を手がけ、最初の妻となるバレリーナのオルガと出会うあたりが描かれています。さらっとですが、ディアギレフとココ・シャネル、そして「パラード」の舞台も登場。初演でレオニード・マシーンが踊った中国の奇術師の役は、プロフェッショナルらしきバレエダンサーが踊っていたのがわかったけれど、クレジットには一切バレエ関係の記載がなく、今の所 詳細は不明。最終回にフルクレジットが流れると良いのですが。
ここに入れるかどうかちょっと迷ったけれど、ドラマ自体もすごく面白いので入れてみました(ただし、ピカソは心底許しがたい)。


この記事の更新履歴

  • 2018.10.10 - 映画「オリエント急行殺人事件」追加
  • 2018.09.26 - 「ジーニアス:ピカソ」追加
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