Magifique / Malandain Ballet Biarritz

Magifique [DVD] [Import]

振付:ティエリー・マランダン
出演:マランダン・バレエ・ビアリッツ
収録:2009年 The Gare du Midi, Biarritz / 本編80分 + 特典映像25分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外版DVD

2011年にリリースされたマランダン・バレエ・ビアリッツの映像です。発売された当時に動画などを見て、その時は買おうと思わなかったのですが…「Malandain Ballet Biarritz」の方で興味を持ったFrederik Deberdtが踊るのをもっと見たくてこちらも買ってしまいました(商品画像に写っているスキンヘッドの彼)。


商品情報

特典映像:Making of Magifique. Including interviews with Thierry Malandain and the dancers as well as rehearsal footage.

海外|DVD(Arthaus Musik:108034) Release: 2011/11/28

FORMAT:NTSC / REGION:0

海外|Blu-ray(Arthaus Musik:108034) Release: 2011/11/28

クレジット

振付
ティエリー・マランダン Thierry Malandain
音楽
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー Piotr Ilyich Tchaikovsky
装置・衣装
ホルヘ・ガラルド Jorge Gallardo
照明
ジャン・クロード・アスクィー Jean-Claude Asquié
追加音楽
Nicolas Duperoir
衣装デザイン
Veronique Murat
マスクデザイン
Annie Onchalo
装置デザイン
Alain Cazaux
撮影
ソニア・パラモ Sonia Paramo

# 人名カナ表記は代理店による

出演

Ione Miren Aguirre / Aurelien Alberge / Veronique Aniorte / Olivier Coeffard / Ellyce Daniele / Frederik Deberdt / Cedric Godefroid / Aureline Guillot / Mikel Irurzun del Castillo / Miyuki Kanei / Fabio Lopes / Silvia Magalhaes / Nathalie Verspecht / Daniel Vizcayo / Giuseppe Chiavaro / Arnaud Mahouy


感想

チャイコフスキー三大バレエから、マリウス・プティパとレフ・イワノフが一夜のガラ公演で踊れるようにと選んだ組曲版を使用しているそうです。「くるみ割り人形」だけはチャイコフスキー本人が編纂していたとのこと。マランダンの振付も、元々音楽が当てられていた台本を意識して振り付けているように思います。眠り→白鳥→くるみ、という順番なのですが、各タイトルの間にNicolas Duperoirの追加音楽あり。

バレエのバーと鏡、あるいは鏡を貼った台のようなものを使っていて、床も反射しやすいタイプのものになっていました。あちこちで反射するダンサーの姿や照明。それが効果的に思えるところがあるのも確かなのですが、私が「Malandain Ballet Biarritz」を見たときに面白いと思ったのが音への振りのハマり具合だったので、鏡があることでダンサーの姿は見えにくいし踊りもズレて見えるしで邪魔に感じてしまって、集中するのが難しくて…。カメラもその効果を敢えて狙っているようなので、劇場で見たら印象が変わるだろうなとは思います。

フレデリック・ディベール、アルノー・マウイ、そして兼井美由季さんといった先に見た映像でも中心人物だったダンサーたちは、この映像でもやはり存在感抜群。ついつい見入ってしまうのですが、それゆえに踊りをじっくり楽しませてくれないカメラワークは気に入リません。

衣装は肌色にコード刺繍のような模様の入ったもの。黒のビニールレザーっぽい衣装のダンサーたちも出てきます。反射に影響を受けにくいソロやデュオくらいが面白くて、特に、どこか子供の遊びみたいな「長靴を履いた猫と白い猫」は最高。全体の出来でいうと『くるみ割り人形』が一番良かったです。デフィレのパロディみたいなのもあって可笑しかったし(逆回し・笑)、ディヴェルティスマンの音楽も彼の振付にはまりやすかったのでは。花ワルの、振付家と共犯、という楽しそうな様子も良かったし、そこからエンディングまでが一番好きでした。最後には可動式の鏡のパネルがオープニングと同じ形に戻って振りが繰り返されるのも余韻があります。全幕とは言わないので「くるみ割り人形」だけで構築した作品も見てみたいな。


Official Trailer

vc

この記事の更新履歴

  • 2018.08.07 - 感想書きました
  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え