Masquerade / Alexander Spendaryan State Academy Opera and Ballet Theatre

Masquerade [DVD] [Import]

振付:ナタリア・レジェンコ,ヴィクトール・スミルノフ=ゴロヴァノフ
出演:スヴェトラーナ・スミルノワ、ニキータ・ドルグーシン
収録:1985年 / 64分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外版DVD

久しぶりに少し古い映像DVDを買ってみました。ハチャトゥリアン「仮面舞踏会」の劇付随音楽を用いたバレエ映画になっています。


商品情報

海外|DVD(Video Artists International:VAIDVD4515) Release: 2010/09/11

FORMAT:NTSC / REGION:0

クレジット

振付
ナタリア・レジェンコ N. Rizhenko
ヴィクトール・スミルノフ=ゴロヴァノフ V. Smirnov-Golovanov
音楽
アラム・ハチャトゥリアン Aram Khachaturian
編曲
E. Oganessian
台本
L. Vilkovskaya, M. Dolgopolov, N. Rizhenko, V. Smirnov-Golovanov
衣装
N. Vinogradova-Benya
指揮
ハコブ・テル=ヴォスカニアン Hakob Ter-Voskanian
演奏
アレキサンデル・スペンダリヤン・アカデミー・オペラ・バレエ劇場管弦楽団,合唱団 Orchestra and Chorus of Alexander Spendaryan State Academy Opera and Ballet Theatre
映像監督
Fedor Slidovker

キャスト

Arbenin:ニキータ・ドルグーシン Nikita Dolgushin
Nina:スヴェトラーナ・スミルノワ Svetlana Smirnova
Prince Zvezdich:セルゲイ・バラノフ Sergei Baranov
Baroness Shtral:ナタリア・バリシェワ Natalia Barisheva
Shprikh:アレキサンデル・コレアノフ Alexander Koreniak
The Stranger:ラファエル・アヴニキアン Raphael Avnikian

感想

ハチャトゥリアンがミハイル・レールモントフの戯曲「仮面舞踏会」のために作った音楽、ということでバレエもこの戯曲の筋に沿ったものになっているようです。落とした腕輪のせいで妻の不貞を疑った夫が妻を殺してしまう、というのがざっくりし(すぎ)たあらすじ。

撮影場所はこちらの本拠地の劇場かしら。とても美しく豪華な広間や劇場空間でダンサーたちが踊っています。衣装の感じもあって、ふた昔くらい前のウィーンフィルニューイヤーコンサートを思わせるようなところも。映画として作られているので制約がある場所(階段などスペースの問題と、床の問題もあるかと)で踊られたりもするし、表情が優先される部分もありバレエの振付を切り分けて話すのは難しいように思います。そういう意味でも群舞よりパ・ド・ドゥの方が見応えがありました。

スミルノワは無垢と美の象徴ですね。ニーナとして感情を爆発させることはないのが少し物足りないけど、それは作品ゆえなので。仮面舞踏会で着ていた、蝶の意匠のドレスがよく似合っていました。ドルグーシンさんも内なる疑念に追い詰められて行く姿を熱演。最初に見たときは回想と現実とアルベーニンの妄想とが少しわかりにくくて混乱したのですが、何度も見ているうちに少しずつわかってきました。

画質音質はそれなり。珍しい作品ではありますから、当時のバレエに興味のある方や劇音楽版に興味のある方向け、かなと思います。繰り返し見続けたせいもあると思いますが、ハチャトゥリアンの音楽がしばらく頭の中をぐるぐるしていました。


この記事の更新履歴

  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え