Ulyana Lopatkina - The Soul of The Dance

マリインスキーの至宝 ロパートキナ [DVD]

監督:ロラン・ジャントー
出演:ウリヤーナ・ロパートキナ 他
制作:2007年 / 2016年 / 64分

画像リンク先:amazon.co.jp - DVD

以前DVDで発売された『ザハーロワ/ロパートキナ ロシア・バレエの新たな伝説』のロパートキナ編に映像を大幅に追加した完全版、とのこと。クラシカ・ジャパンでも「ウリヤーナ・ロパートキナ 魂のバレエ」のタイトルで同等の解説により放映されていますが、そちらと全く同じ内容かはまだ確認できていません。


商品情報

国内|DVD(新書館:DD17-0602) Release: 2017/06

クレジット

監督
ロラン・ジャントー Laurent Gentot
コメント出演
ウリヤーナ・ロパートキナ Ulyana Lopatkina
アンナ・ガライダ Anna Galayda, 舞踊評論家
ジョゼ・マルティネス Jose Martinez, Etoile, パリ・オペラ座バレエ エトワール
イリーナ・チスチャコワ Irina Chistyakova, マリインスキー劇場 バレエ教師

収録

  • 「白鳥の湖」 Swan Lake

    振付:マリウス・プティパ Marius Petipa / レフ・イワーノフ Lev Ivanov
    音楽:P.I.チャイコフスキー P.I. Tchaikovsky
    共演:ジョゼ・マルティネズ Jose Martinez / ダニーラ・コルスンツェフ Danila Korsuntsev / エフゲニー・イワンチェンコ Evgeny Ivanchenko

  • 「カルメン」 Carmen

    振付:アルベルト・アロンソ Alberto Alonso
    音楽:ジョルジュ・ビゼー Georges Bizet
    編曲:ロディオン・シチェドリン Rodion Shchedrin
    指導:ヴィクトール・バリキン Victor Barykin, Bolshoi Theatre

  • 「ラ・バヤデール」 La Bayadere

    振付:マリウス・プティパ Marius Petipa
    音楽:レオン・ミンクス Leon Minkus
    共演:ダニーラ・コルスンツェフ Danila Korsuntsev

  • 「愛の伝説」 The Legend of Love

    振付:ユーリー・グリゴローヴィチ Yuri Grogorovitch
    音楽:アリフ・メリコフ Arif Melikov
    共演:エフゲニー・イワンチェンコ Evgeny Ivanchenko

  • 「病める薔薇」 La Rose Malade

    振付:ローラン・プティ Roland Petit
    音楽:グスタフ・マーラー Gustav Mahler
    共演:イリヤ・クズネツォフ Ilya Kuznetsov

  • 「3つのグノシエンヌ」 Trois Gnossiennes

    振付:ハンス・ファン・マーネン Hans Van Manen
    音楽:エリック・サティ Erik Satie
    共演:イリヤ・クズネツォフ Ilya Kuznetsov

  • 「ラ・ヴァルス」 La Valse

    振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
    音楽:モーリス・ラヴェル Maurice Ravel
    共演:ソスラン・クラエフ Soslan Kulaev

  • 「ジュエルズ」より「ダイヤモンド」 ”Diamonds” from ”Jewels”

    振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
    音楽:P.I.チャイコフスキー P.I. Tchaikovsky
    共演:ジャン=ギヨーム・バール Jean-Guillaume Bart

  • 感想

    元の映像である「ザハーロワ / ロパートキナ ロシア・バレエの新たな伝説」をこの為に見直す事はしていないので具体的にどの辺が増えたというのは指摘できないのですが、収録映像のリストを見比べると「カルメン組曲」と「ラ・バヤデール」が増えているようですね。「カルメン組曲」はリハーサル映像のみですが、マリインスキーのスタジオでのものと、ボリショイ劇場を訪問してヴィクトール・バリキンに指導を受けているものと。ロパートキナが黒に赤のアクセントを効かせた練習着で踊っているのがかっこよくて見とれます。そしてバリキンも変わらずスマートで長い手脚を効かせて指導する姿が素敵でした。「ラ・バヤデール」はコルスンツェフとの舞台がかなり長く収められているので見応えがあります。

    前の映像が全て生きているというわけでもないのか、イワンチェンコのコメントが入ってなくて、ジョゼのコメントと、ロパートキナの教師であるチスチャコワのコメントがありました。チスチャコワ、映画「ロパートキナ 孤高の白鳥」で見た彼女と見た目の雰囲気が全く違ってて楽しい。ジョゼはパリ・オペラ座とマリインスキーの違いとして、いわゆるろくろ回しのピルエットで、パリでは男性が回し、ロシアでは女性が自分で回ると言っていました。

    元々2007年頃に制作されたドキュメンタリーなので収録映像もその頃のものであり、収録作品は一部「ロパートキナ 孤高の白鳥」と重なってはいるもののパートナーと時期が違うとまた見え方も違ってきます。またロパートキナが話す内容も、本映像では個々の作品というよりバレエダンサーという職業の特殊性やパートナー・教師との信頼関係などといった内容になっています。それらを改めて聞いた後では、彼女が全てを捧げたバレエをほんの一部といえ見る機会に恵まれた幸運に今一度深く感謝するのでした。そして、すでに彼女が引退してしまったという喪失も、また改めて悲しみとなるのでした…。

    vc