Les Ballets Bubenicek - Orfeus

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振付:イリ・ブベニチェク / オットー・ブベニチェク
出演:リ・ブベニチェク / オットー・ブベニチェク 他
収録:2016年9月28日 ニュー・ステージ(プラハ) / 74分

録画

プレミアム・シアターで録画。2016年にプラハで上演されたブベニチェク・バレエの公演。イリとオットーのプロフェッショナルダンサーとして最後の作品です。


クレジット

振付
イリ・ブベニチェク Jiri Bubenicek
オットー・ブベニチェク Otto Bubenicek
演出
スクトゥル Skutr (Martin Kukučka / Lukáš Trpišovský)
イリ・ブベニチェク Jiri Bubenicek
オットー・ブベニチェク Otto Bubenicek
選曲
オットー・ブベニチェク Otto Bubenicek
舞台美術
アドリアナ・チェルナー Adriana Cerna
衣装
ドミニカ・クンツマンノヴァ Dominika Kuntzmannova
照明
ヤクプ・スロウプ Jakub Sloup

出演

イリ・ブベニチェク Jiri Bubenicek
オットー・ブベニチェク Otto Bubenicek
アンナ・ヘルマン Anna Herrmann
チョンゴル・カッシャイ Csongor Kassai
テレジエ・コヴァロヴァー Terezie Kovalova, チェロ
アナベレ・デュガス Annabelle Dugast, バイオリン

感想

オルフェウスに題材をとりながら、それにとどまらない舞台でした。イリとオットーがこれまでのキャリアで得た経験とインスピレーションから作り上げた集大成ですね。宗教的意味合いを持つアイテムやセリフも多いので理解の及ばないところも多々あったと思うのですが、見応えのあるダンス満載で楽しみました。

最小限の装置と人数で、音楽や照明で舞台を転換しつつ進行していく舞台です。パフォーミングアーツのあらゆる要素をシームレスに取り込む、そのさじ加減が好ましい。ダンスがメインだからというのもそう感じる理由だとは思いますが、彼らのバランス感覚によるところも大きそう。使われる音楽も多彩でしたね。

童謡「夕焼け小焼け」が前半に何度か形を変えて出てくるのですが、あれってチェコの人たちにはどのように聞こえるのでしょうね。もしかしたら異国情緒とともにどこか懐かしさを感じてもらえているのかしら。

タイトルになった神話へのアプローチはちょっとわかりにくいというか、いろんな意味を込めているのだろうなぁと思いながら見ていたのですが、カッシャイが缶から砂をこぼしつつ舞台に大きく描いたコの字がオルフェウスを冥界へ導く道筋になる所はぐっとわかりやすく、ホッとしました。

出演しているのはイリ、オットーと現NDT(おそらく以前ハンブルクで同僚だったのよね)のアンナ・ヘルマン、それとスロバキア出身の有名な俳優さん、女性ミュージシャン2人。ヴァイオリンの方はオットーのパートナーさんだよね、きっと。チェコ人チェリストのテレジエ・コヴァロヴァーも音楽活動の他にモデルもしたり割と有名人っぽい。というメンツから想像するに、チェコでは注目されたツアーだったのではなかろうかと。

オットーのYTチャンネルに、このツアーのbehind the scene映像があったので、貼っておきますね。彼らのオフステージの様子だけでなく、ツアー先の街や劇場の様子も興味深いです。終演後のレセプション(かな?)に双子のお父さんがチラっと。最後の方にはお母様らしき姿もありました。