Messa Da Requiem - Ballett Zürich / Opernhaus Zürich

ヴェルディ : レクイエム (Verdi : Requiem / Fabio Luisi | Philharmonia Zurich)

振付:クリスティアン・シュプック
収録:2016年12月1,3日 チューリヒ歌劇場 / 96分

画像リンク先:amazon.co.jp - 国内仕様DVD

チューリッヒ歌劇場による「レクイエム」。収録時出演された飯島望未さんがインスタに「NHKで放映予定」とアップされていたのをみて、楽しみにしていました。歌劇場所属のバレエとオペラとオーケストラによる圧巻の舞台。DVD化も予定されているようです。

(2017.08.01追記)DVD/Blu-rayは2017/09/30リリース予定とのこと。


商品情報

海外|DVD(Accentus Music:ACC-20392DVD / King International:KKC-9250)

FORMAT:NTSC / REGION:0

[国内仕様盤] Release: 2017/09/30

[海外盤] Release: 2017/09/30

海外|Blu-ray(Accentus Music:ACC-10392BD / King International:KKC-9249)

[国内仕様盤] Release: 2017/09/30

[海外盤] Release: 2017/09/30

クレジット

振付・演出
クリスティアン・シュプック Christian Spuck
音楽
ジュゼッペ・ヴェルディ Giuseppe Verdi
舞台美術
クリスティアン・シュミット Christian Schmidt
衣装
エマ・ライオット Emma Ryott
照明
マルティン・ゲプハルト Martin Gebhardt
ドラマトゥルク
Michael Küster / Claus Spahn
指揮
ファビオ・ルイージ Fabio Luisi
演奏
フィルハーモニア・チューリヒ Philharmonia Zürich
合唱
チューリヒ歌劇場合唱団 Chor der Oper Zürich
合唱指揮
マルコヴァレリオ・マルレッタ Marcovalerio Marletta

出演

ソプラノ:クラッシミラ・ストヤノヴァ Krassimira Stoyanova
メゾ・ソプラノ:ヴェロニカ・シメオーニ Veronica Simeoni
テノール:フランチェスコ・メーリ Francesco Meli
バス:ゲオルク・ツェッペンフェルト Georg Zeppenfeld

バレエ:チューリヒ・バレエ団 Ballett Zürich
イェン・ハン Yen Han / フィリペ・ポルトゥガル Filipe Portugal
ウィリアム・ムーア William Moore / ジュリア・トネッリ Giulia Tonelli
カーチャ・ヴュンシュ Katja Wünsche / メリッサ・リギョグ Mélissa Ligurgo / アレグザンダー・ジョーンズ Alexander Jones / アンナ・ハムジナ Anna Khamzina / マニュエル・ルナール Manuel Renard / マシュー・ナイト Matthew Knight

感想

12月3日がプルミエで、収録はその世界初演とゲネプロの12月1日を撮影したもののようです。前半は装置も衣装も黒が中心ながら、不思議と見づらさを感じさせませんでした。マルティン・ゲプハルトの照明が細部までよく練られているのもあるでしょうし、衣装で隠れない顔、背中や手足が効果的に見せている部分もあると思います。ハッとさせる演出がいくつもありました。そして、ハイビジョンの力もあるのでしょうね。

途中飽きるかなと見る前は思っていましたが、見はじめたらあっという間。キリスト教題材のもの+歌詞のある作品は私には理解が及ばないところが多いですが、とても美しく力強いプロダクションでした。まさに総合芸術。

エマ・ライオットによる衣装は本当に素敵でした。生地のニュアンスも色のトーンも好きすぎる。(好みとは別に)特に印象に残ったのは、背中のがっつり開いた黒のロングドレス。ずっと後ろ向きだったダンサー達が最後にようやくこちらを向いたとき、オーバースカート正面のスリットから中の白い生地が見えたのはハッとしました。ダンサー達はずっとジゼル2幕のウィリのような手を交差するポーズで立っていたけれど、やっぱりあの衣装は未婚のまま亡くなった女性のウエディングドレスだったりしたのかな。。。

演出に直結するという点では、「怒りの日」で踊るダンサーは素肌に灰らしきものが模様のようについていて、それが激しく踊るたびにはらはらと舞うのも印象的。三度演奏されるこの曲は、その度に歌手の位置も振りも変わっていくので、ああちゃんと理解できたなら…と。

撮影時カンパニーに所属していた飯島さんも活躍。中でも「思い出させたまえ」でのデュオは、彼女の軽さと強靭さが生きていました。小柄だけれど、それを感じさせない大きな表現のできる方ですよね。舞台にいるとつい目が行ってしまいます。

ダンサーの水準が高くて、才能ある振付家の下には良いダンサーが集まる見本みたいな感じ。音楽を大切にする振付も好ましい。ダンサーの振付だけでなく、歌手の動かし方も見事だったシュプック。これだけ大掛かりな公演だと、再演もなかなか難しいでしょうが、劇場で見てみたい作品の1つになりました。忘れがたい劇場体験になることでしょう。


Official Trailer


この記事の更新履歴

  • 2017.08.01 - 商品情報追加
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