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出演:伶楽舎、勅使河原三郎、佐東利穂子
収録:2016年11月30日 東京オペラシティコンサートホール タケミツメモリアル / 54分

録画

武満徹の没後20年だった昨年上演された「秋庭歌一具」がNHK「にっぽんの芸能」で放映されました。当日はこの曲の他に芝祐靖復曲・構成 「露台乱舞」が演奏されたそうです。


「秋庭歌一具」In an Autumn Garden

作曲
武満徹 Toru Takemitsu
音楽監督
芝祐靖 Sukeyasu Shiba
演奏
伶楽舎 Reigakusha
打物
山口恭範 Yasunori Yamaguchi
舞・振付・照明
勅使川原三郎 Saburo Teshigawara
佐東利穂子 Rihoko Sato
構成
  1. 参音声
  2. 吹渡
  3. 塩梅
  4. 秋庭歌
  5. 吹渡二段
  6. 退出音声

感想

この作品は武満唯一の雅楽アンサンブル作品だそうで、今回は武満没後20年であるとともに、伶楽舎とKARASの創立30年を経ての上演であったそう。国立劇場委嘱作品として最初に「秋庭歌」が、その後他の楽章が加筆されて「秋庭歌一具」となったとのこと。

2011年9月 国立劇場会場45周年記念で上演された際の、芝祐靖氏インタビューが面白かったです。譜面ができたのが公園の半月前だったとか、初演後すぐにヨーロッパ公演に出て10数回演奏し、帰国したら(秋庭歌が)楽章になる事が決まっていた、とか。

楽器の配置もユニークだし、編成も通常の雅楽よりは多いそうで、しかもオペラシティのホールというのは演奏する側としてはイロイロ難しいところもあったのではないかと思うのですが、何というか雅楽にしても武満作品にしてもきっと懐が深いのでしょうね。 普段雅楽に馴染みのない私としては、勅使川原さんと佐東さんの舞を介してその世界につれていってもらう訳ですが、勅使川原さん振付の舞も雅楽の世界も、自分で驚くほどすーっと馴染みました。

テレビのカメラでは舞台の両脇で踊る二人を一度に収めるのは難しいようで、NHKにしてはカメラアングルがちょっと…と思う事もありましたが、これはやはりホールで楽しむべき楽曲だということなのでしょう。