A Chance to Dance

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出演:ウィリアム・トレビット、マイケル・ナン 他
製作:2012年
http://www.dance-ch.jp/all/chancetodance.html

録画

CSのダンスチャンネルで録画。BalletBoyzのウィリアム・トレビットとマイケル・ナンに「アメリカン・ダンス・アイドル」(原題: So You Think You Can Dance。以下SYTYCD)のプロデューサー ナイジェル・リスゴーからの依頼があり…というところから始まる7回シリーズのダンス系リアリティ番組。ビリーとマイケルのまた違った一面が見られるし、SYTYCD好きな人はもちろん楽しめると思います。


エピソード

  • Episode 1: AN IMPOSSIBLE TASK

    アメリカのナイジェル・リスゴーから、イギリスのマイケルとビリーに電話がかかってくる。内容はアメリカでダンスカンパニーを作り、NYで公演を行って欲しいということ。しかも準備期間はたったの28日間。カンパニーに選ばれたダンサーたちは「アメリカン・ダンスアイドル」のツアーにも参加できるという。マイケルとビリーはこのナイジェルからの無謀な依頼を受けることに。早速、マイケルとビリーはアメリカのソルトレークシティーに渡り、アシスタントにアリソンを迎え、早速オーディションを始める。

  • Episode 2: THE BRITISH ARE COMING

    マイケルとビリーは次のオーディションの地、ワシントンDCに到着する。今回のオーディションはナイジェルがツイートで募集を呼びかけ、期待する2人だが、オーディション会場には15人しか集まらなかったが、オーディションを開始する。そして、次は最終オーディション地、テキサスに向かう。ナイジェルからの指示で、テキサス大学のダンス教室を見学したりしながら次の日のオーディションに備える。テキサスでのオーディションを終えた時点で6日間を消化してしまっており、残りは22日間になっていた。

  • Episode 3: BOOT CAMP BOMBSHELL

    ソルトレーク、ワシントンDC,テキサスのオーディションで、24人が選ばれた。24人はNYのヤンキースタジアムに集合し、そこからバスでブートキャンプ地であるジェイコブズ・ピローに移動する。24人はダンサーには有名なジェイコブズ・ピローに到着し興奮しているが、マイケルとビリーから、ここのキャンプ2週間で最終的には12人に絞ることが伝えられる。ダンサーたちは、翌日からのキャンプのために、課題が与えられる。

  • Episode 4: THE CUTS BEGIN

    ダンス合宿がスタートし、早速6人が切られることを伝えられて動揺するダンサーたち。マイケルとビリーは、デュエットやトリオの練習をとおして、ダンサーたちの実力を吟味する。せっかく与えられたチャンスを何としても生かしたいダンサーたちは真剣勝負で挑む。自分が切られるかもしれないという不安と、マイケルとビリーから何を求められているかが分からないストレスで、思うように表現できずに落ち込むダンサーも続出する。

  • Episode 5: THE FINAL SHOWDOWN

    結局、切られたのは5人だったが、最終的に12人にするためには、あと7人ものダンサーが切られることになる。このプレッシャーの中、マイケルとビリーの要求に応えようとダンサーたちは必死に練習に励み、精神的にも肉体的にも追い詰められていく。合宿期間も残りわずかとなり、マイケルとビリーはジェイコブズ・ピローの地元の人たちを集めて公演を披露する。そして、この公演をとおして、マイケルとビリーは最終の12人を選抜する。

  • Episode 6: LET THE COUNTDOWN BEGIN

    最終的に12人を選び、カンパニーを結成したマイケルとビリーは、12人とともにNYに到着する。NYでは、公演のために新たに配役について選別が行われることになり、新たなプレッシャーが12人のダンサーを襲う。公演に向けて準備も大詰めを迎える。マイケルとビリーは、合宿で疲労も溜まってきているダンサーたちのケガや事故を心配する。そして、公演2日前。マイケルとビリーが恐れていた事態が起こる。

  • Episode 7: THE FINALE

    NYに到着してすべて順調だったが、ソロやデュエットも担当し、ダンサーの中心人物だったエルドンのケガにより、すべて変わってしまう。急遽、振り付けもデュエットのパートナーも変更となり、エルドンだけでなく他のダンサーたちも大打撃を受ける。今まで頑張ってきたエルドンが舞台上で少しでも踊れるためにと振り付けを考え直したマイケルとビリー。果たして、エルドンは踊ることができるのか。そんな中、迎えた本番当日。大きなプレッシャーの中、ダンサーたちは舞台に上がる。

各エピソード解説はダンスチャンネル番組紹介より引用

感想

SYTYCD本体の方は、私はシーズン3しかまともに見ていないのですが(あとは時々ゲストによってつまみ食い程度)、本体の事を知らずともダンス好きなら楽しめると思います。全7回x40数分だからSYTYCDの1シーズン分よりスピーディなのも助かりました。ワシントンDCのオーディション会場がキーロフ・バレエ・アカデミーだったり、ブートキャンプの場所がジェイコブス・ピローだったり、公演の会場が(今はもう解散してレンタルスペースになっているみたいだけど、当時はまだダンスの為の劇場だったハズ)シーダー・レイク・コンテンポラリー・バレエの劇場だったり…と場所のチョイスもぐっときます。余談ですが、テキサスの大学でBoyzたちを案内してくれたDavidさんは、BRBにいたというDavid Justin(http://theatredance.utexas.edu/people/justin-david)さんっぽいですね。

ビリーとマイケルのドキュメントを見るのはこれで3つ目だけれど、年齢と実績を重ねてきた分二人の個性も更に際だってきてた気がします。マイケルのストレートすぎる位の物言いにも磨きがかかっていたし、それゆえビリーの穏やかさも際だっていて。いいコンビです。

3カ所でのセレクションに集まったダンサーたちはそれぞれ得意分野が違っていて、セレクションもその良さを見つけるように柔軟に行われていたようです。集まるダンサーは男性の方が圧倒的に少ないから男性の方が「もう少し残して様子を見よう」ってなりがちだったけど、おそらくそれはダンス界では通常運転なんでしょうね。


SYTYCDシーズン2トップ8だったアリソン・ホーカーの他に、おっそろしくよく踊るDavid DorfmanもBoyzをサポート。様々な経歴や個性を持ったダンサーたちが集まり訓練され選別されていく過程がメインの番組なので、Boyzによる作品製作の過程はほとんど触れられず。そちらを楽しみにしてると肩すかしかもしれませんが、それでも面白い。特に、最終的に残ったダンサーたちのダンスがあっという間に洗練されていくのが圧巻。最終的に出来たものは(それまで過程を見てきただけあって)息を詰めて見つめてしまいました。

そんなカンパニーへのBoyzの愛情もビシビシ伝わってきます。毒舌マイケルの最終エピソードでの姿には、こちらまでグっときました。本当にダンサーたちを大切に思ってきたのだなと…。しかし最後の最後に酷な宣告をするナイジェル、鬼だわー。横顔がトランプに見えたわよ…。

オリジナルがそうなのか日本版製作にあたりカットされたのかは不明ですが、エンドクレジットがなかったのはデータ厨の私には不足に感じましたが、総じて十分に楽しめました。OvationのオフィシャルYTには、予告編や各エピソードのダイジェストなど他にテキサスでのBallet Boyz珍道中(笑)やパトリックのヘアカット動画もありましたし、本編でも流れたビリーのポールダンスもありました(yay!)。最後の公演映像はフルで上がっていましたので、ここにはそれを張っておきますね。


A Chance To Dance Finale - Entire Dizzy Feet Perormance