Stars Of New York City Ballet

出演:ニューヨーク・シティ・バレエ
収録:66分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外盤DVD

1959年から1966に放映された「ベル・テレフォン・アワー」から、ニューヨーク・シティ・バレエが出演した映像をまとめたもの。バランシン作品からテレビ用のショーまであって、当時のエンターテインメントを垣間見たような印象。カラー映像ですが画質はいかにも古いテレビの映像という感じで、あまり補整していないように見えました。


商品情報

海外|DVD(Video Artists International:D4587) Release: 2016/08/05

FORMAT:NTSC / REGION:0

収録

SOUVENIRS

振付:トッド・ボレンダー Todd Bolender
音楽:サミュエル・バーバー Samuel Barber
演奏:アーサー・ゴールド Arthur Gold / ロバート・フィッツデール Robert Fizdale
放映日:1959年1月12日 Bell Telephone Hour

ジャネット・リード Janet Reed
マリアン・ホロスコ Marian Horosko
ロイ・トバイヤス Roy Tobias
ジョナサン・ワッツ Jonathan Watts
Corps de Ballet of New York City Ballet


CIRCUS BALLET

構想・振付:ロベルト・ページェント Robert Pagent, for The Bell Telephone Hour
イントロダクション:ジョン・レイット John Raitt
放映日:1961年3月31日 Bell Telephone Hour

アレグラ・ケント Allegra Kent
トミー・ラル Tommy Rall


THE NUTCRACKER - Grand Pas de Deux

振付:マリウス・プティパ Marius Petipa / レフ・イワーノフ Lev Ivanov
音楽:P.I. チャイコフスキー Pyotr Ilyich Tchaikovsky
イントロダクション:ジェーン・ワイマン Jane Wyman
放映日:1961年12月22日 Bell Telephone Hour

ヴィオレット・ヴェルディ Violette Verdy
エドワード・ヴィレラ Edward Villella


AN AMERICAN IN PARIS

構想・振付:ジーン・ネルソン Gene Nelson, for The Bell Telephone Hour
音楽:ジョージ・ガーシュウィン George Gershwin
イントロダクション:バージェス・メレディス Burgess Meredith
放映日:1959年11月6日 Bell Telephone Hour

アレグラ・ケント Allegra Kent
タイナ・エルグ Taina Elg
ジャック・ダンボワーズ Jacques d’Amboise
ジーン・ネルソン Gene Nelson


ALLEGRO BRILLANTE

振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
音楽:P.I. チャイコフスキー Pyotr Ilyich Tchaikovsky
放映日:1964年2月25日 Bell Telephone Hour

マリア・トールチーフ Maria Tallchief
ニコラス・マガリャネス Nicholas Magallanes
Corps de Ballet


YOUNG LOVERS

構想・振付:ジーン・ネルソン Gene Nelson, for The Bell Telephone Hour
音楽:「世界で最も美しい少女」 The Most Beautiful Girl in the World
作詞:ロレンツ・ハート Lorenz Hart
作曲:リチャード・ロジャーズ Richard Rodgers
放映日:1962年4月13日 Bell Telephone Hour

アレグラ・ケント Allegra Kent
ジーン・ネルソン Gene Nelson


WILD WEST DANCE

構想・振付:マット・マトックス Matt Mattox, for The Bell Telephone Hour
音楽:「ボタンとリボン」 Buttons and Bows
作詞:レイ・エヴァンス Ray Evans
作曲:ジェイ・リビングストン Jay Livingston
放映日:1966年1月2日 Bell Telephone Hour

アレグラ・ケント Allegra Kent
アンソニー・ブルム Anthony Blum
バジル・トンプソン Basil Thompson
Ensemble


STARS & STRIPES (Excerpts)

振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
音楽:ジョン・フィリップ・スーザ John Philip Sousa
編曲:ハーシー・ケイ Hershy Kay
放映日:1959年2月10日 Bell Telephone Hour

メリッサ・ヘイデン Melissa Hayden
ジャック・ダンボワーズ Jacques d’Amboise
Corps de Ballet of New York City Ballet

# 人名の日本語表記はキングインターナショナルによる


感想

「Stars Of New York City Ballet」という割にはバレエ要素は薄めです。もちろんNYCBのダンサーはどの作品にも出演しているのですが、バランシン作品と「くるみ割り人形」、アレグラ・ケントがサーカスの少女を踊る「CIRCUS BALLET」以外はバレエとブロードウェイダンスの親和性を見せる感じのプログラムでした。楽しく見られますが、バレエだけを期待していると肩すかしをくらうかも。

最初の「SOUVENIRS」はバレエダンサーを使ったサイレント映画的大仰な身振りと表情でみせるものでした。バランシンと親しかったというアーサー・ゴールドとロバート・フィッツデールのピアノデュオが主役かな。彼らの洗練された佇まいとピアノはとても素敵でした♪

この映像にはアレグラ・ケントがたくさん出てくるのですが、ほとんどはブロードウェイ調の作品でした。それがとっても似合うのねー。この映像みて彼女へのイメージがちょっと変わりました。「パリのアメリカ人」はジーン・ネルソンがこの番組向けに振り付けたもので、振付家本人を含めたダンサー4人は「Legends of Ballet: Stars of ABT and NYCB 1960-65」に収録された「Concerto for Art Lovers」(1960年ベル・テレフォン・アワー放映)と同じ顔合わせ。

バランシンは2作品。「アレグロ・ブリランテ」はマリア・トルチーフのDVDに収録されているのと同じだけど、収録時間まで一緒かどうかは未確認。これは以前DVDに入った事があるだけに、画像補正が一番まともでした。「スターズ・アンド・ストライプス」もジャック・ダンボワーズのDVDに収録されているのと同じ放映日のもので、他のバランシン関係のドキュメンタリーなどでも見かけるものですが、今回のDVDが一番収録時間が長いんじゃないかな。未確認ですごめんなさい。画質は残念な感じです。

今回一番素敵だと思ったのはヴィオレット・ヴェルディの金平糖の精。音楽性豊かで、彼女の話し方同様歌うように踊っていました。指先も脚先も素敵。古いテレビ番組で収録したクラシックバレエを一目で素敵だと思う機会はそう多くないのですが(スタジオの広さや床、撮影技術やダンサーの技術や体型も今とは違うので…)、彼女は全部超越してました。相手役のエドワード・ヴィレラはベル・テレフォン・アワーに出演している映像を見たのは初めてかな。

エンドクレジットには今年2月に亡くなられたヴィオレット・ヴェルディ追悼の文字がありました。


Official Trailer

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