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出演:森山未來、エラ・ホチルド、吉井盛悟
収録:2015年7月 内子座 / 118分

録画

昨年イスラエルで制作した20分ほどの作品「Judas, Christ with Soy」を、内子での約1ヶ月館にわたるレジデンスにて60分に再構成して上演。そのドキュメンタリーと作品とがBSスカパーと4kスカパーで放映されました。


クレジット

企画
森山未來 Mirai Moriyama
演出・美術・振付
エラ・ホチルド Ella Rothschild
音楽
吉井盛悟 Shogo Yoshii

出演

森山未來、エラ・ホチルド、吉井盛悟

感想

前半が内子での創作や生活の様子の紹介、後半が作品中継、そして最後に関わった人達のコメントで締める構成。内子座という場あってこその作品であるのは理解していますが、中継のクオリティが高く、劇場の空気感を最大限伝えてくれていたと思うのです。素足が木の床を鳴らす、呼吸、衣擦れ…といった劇場を満たす音、内子で作られた和蝋燭を生かす繊細な照明。(リ)クリエーションの様子を見せすぎずに出来上がった作品を見せてくれる「塩梅」もよく。撮り手もまた作品を大切にしてくれているのが感じられました。中継に感謝です。

前半のレジデンスの様子を紹介するなかで内子の様子なども垣間見られたのもよかったし、公演そのものも、片時も目を離せないものでした。森山さんがユダのキリストへの愛憎入り交じる感情を台詞に乗せて表現しつつ、エラさんと手を繋いでユニゾンで踊ったりするのですが、音楽の吉井盛悟さんも加えて三人のスタンスがどんどん変わっていくし、…本質的なところを揺さぶる公演でした。エラさんと森山さんがイスラエル語と日本語で言葉を一緒に話すところ、凄かった…。

内子では吉井盛悟さんが担当された音楽、10月の本牧公演では蓮沼執太さんがまたお二人と一からクリエイトされたとか。音楽と「場」が変わると作品もまたずいぶん変わるのでしょうね。またいつか、進化したこの作品に出会えたらと願っています。