Giselle / The Bolshoi Ballet 1991

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振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
出演:ニーナ・アナニアシヴィリ、アレクセイ・ファジェーチェフ 他
収録:1991年 ボリショイ劇場 / 113分

画像リンク先なし - DVD

1991年収録のこの「ジゼル」は、それまでロシア国外では一度も放映された事がないものだそうです。1991年といえばニーナのデビュー10周年の頃ですよね。こんな映像が今になって見られるとは嬉しい。


商品情報

国内|DVD(新書館:DD16-0704)
海外|DVD(Kino Lorber) Release: 2017/03/07

仕様不明


クレジット

振付
ユーリー・グリゴローヴィチ Yuri Grigorovich
オリジナル振付

ジャン・コラリ Jean Coralli
ジュール・ペロー Jules Perrot
マリウス・プティパ Marius Petipa

台本

テオフィル・ゴーティエ Theophile Gautier
ジュール・アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ Jules-Henri Vernoy de Saint- Georges
(ハインリヒ・ハイネに基づく)

音楽
アドルフ・アダン Adolph Adam
美術
シモン・ヴィルサラーゼ Simon Virsaladze
指揮
アレクサンドル・コピロフ Alexander Kopylov
演奏
ボリショイ劇場管弦楽団

キャスト

ジゼル
ニーナ・アナニアシヴィリ Nina Ananiashvili
アルベルト
アレクセイ・ファジェーチェフ Alexei Fadeyechev

感想

当初クラシカには、アルベルトはヴィクトル・バリキンだと表記されていたのですが、その後ファジェーチェフへと訂正されていました。訂正前にこの映像を何度も確認してファジェーチェフだよね??と首をひねりまくっていたので、やはりーと安堵すると共に訂正に至るまでに関わった方々に感謝の気持ちを表したいです。まぁこれは元々イギリスで放映された際にもバリキンとクレジットされ、そのクレジットでDVDにもなっているのでクラシカが悪いわけではありませんけども。でも、映画配給の大々的キャンペーンの一環で放映されたものではあるので、どなたか気付かなかったのかなぁ…と。とにかくよかったです。

アルベルトじゃないとすればバリキンはどこにいるのかっていうのもよく分かりませんが…それらしい人がいるとすればクーラント公爵かなぁ(自信皆無)。それと、Sky Artsのサイトには他にルスラン・プローニンも出演とありましたが、プローニンはハンス…かしらねー。…断言のできないもやもや感。


気を取り直しまして。ニーナは今でも愛らしいですが、この頃は無敵のかわいらしさです。シェネとかキュルキュルーっと回っていく村娘ゆえに、この世じゃないところから呼ばれてしまったのかなーと思える。マッドシーンでほどけた髪が肩下までのつやつや黒髪というのもニーナならではというか。2幕で精霊として出てきての高速スピンは足を高く上げすぎず、音にぴしっとあわせて。特に2幕はアルベルトとの踊りの相性のよさも感じられます。PDDが本当に素晴らしい。カメラはニーナを中心に捉えるので、彼女の事たっぷり堪能できますよ。

ファジェーチェフのアルベルトは坊ちゃん坊ちゃんしていて微笑ましい。ジゼルがハンスに「あなたの事?…好きじゃないわ」と告げるのを見てほっと喜んでいたり、しかられた子どものように うなだれまくってお墓参りに来たり。リフトが高いので(よっこらせ感が皆無)、ニーナが本当に空中にふわっと浮き上がるようでした。

ニーナ以外はほとんどクローズアップもないし、カメラワークや画質はこの頃のロシア仕様かなとは思います。でも上から舞台全景を切り取るがゆえにボリショイの広い舞台と美しいウィリたちのフォーメーションを堪能する楽しみも。実際ボリショイの2階や3階席で見たらこんな感じかなー、なんて。

そんな訳であまり脇のキャストに目がいかない映像ではあるのですが、ニーナ好きな方にはぜひ見ていただきた映像でした。カーテンコールもたっぷり収録されています。


上でも触れましたが、今回の映像はイギリスでDVDが発売されているようです。他のボリショイ映像(クラシカでも放映した白鳥/ドンキ/くるみ/スパルタクス)とDVD BOXでも入手可能な模様。だた、ここのサイトはイギリス国内からの注文しか想定していないみたい。試しに注文手続きしてみたらPaypayに飛ばされたけど送料はイギリス国内向けでした。それ以上は進めてはいないので実際に注文可能かどうかはわかりません。あしからず。

The Russian Ballet Collection : Giselle

(2017.03.04追記)この海外盤DVDの件ですが、その後、新書館から国内盤も出ましたので、そちらをご覧になるのがよいと思います。


この記事の更新履歴

  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え
  • 2017.03.04 - 海外盤DVD情報追加
  • 2016.09.15 - 新書館DVDリンク追加