Balanchine: New York City Ballet in Montreal, vol.5

Balanchine: New York City Ballet in Montreal 5 [DVD] [Import]

振付:ジョージ・バランシン
出演:パトリシア・マクブライド、ジャン=ピエール・ボンフー、ジャック・ダンボワーズ、ダイアナ・アダムズ 他
収録:71分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外版DVD

NYCB・イン・モントリオールの第5弾。今回は「BUGAKU」と「アポロ」全曲版と抜粋版という収録。シリーズで初めてのカラー映像として「Bugaku」が収められています。


商品情報

海外|DVD(Video Artists Internationalキングインターナショナル:VAIDVD4575) Release: 2015/01/19

FORMAT:NTSC / REGION:0|特典映像:ジョージ・バランシン、アポロについて語る(1960年, 3:51)収録

収録

「BUGAKU(舞楽)」

振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
音楽:黛敏郎 Toshiro Mayuzumi
指揮:ロバート・アーヴィング Robert Irving
演奏:Orchestre de Radio-Canada
放映:1978年11月5日

Patricia McBride / Jean-Pierre Bonnefoux / Bonita Borne / Elyse Borne / Elise Flagg / Delia Peters / John Bass / Richard Dryden / Laurence Matthews / Richard Tanner

「アポロ」(全曲) Apollo

振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー Igor Stravinsky
指揮:ロバート・アーヴィング Robert Irving
演奏:Orchestre de Radio-Canada
放映:1960年3月10日

Apollo : Jacques d'Amboise
Terpsichore : Diana Adams
Calliope : Jillana
Polyhymnia : Francia Russell

「アポロ」(抜粋) Apollo: three movements

振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー Igor Stravinsky
指揮:Donald Voorhees
演奏:Bell Telephone Hour Orchestra
放映:1963年1月18日 Bell Terephone Hour

Apollo : Jacques d'Amboise
Terpsichore : Melissa Hayden
Calliope : Jillana
Polyhymnia : Patricia Neary

感想

「Bugaku」初めて見ました。リンカーン・カースティンによる(?)エクスチェンジプログラムで1958年にNYCB日本公演と1959年の宮内庁式部職楽部のNY公演があって、その後にバランシンの委嘱を受けた黛俊郎氏が作曲したものだったのですよね。バランシンには雅楽の舞のどんなところが印象深かったのかが伺える振付だとは思いますが、日本的なものをバレエにした時に私たちが感じる違和感はやはりこの作品にもありますね。上へ上へのバレエとは基本的に相容れない所作を振付に取り入れるのは難しかった事でしょう。私自身は感想は保留かな…(笑)。割と最近(2007-2008シーズン)にもリバイバル上演されているのには少し驚きました。
メインカップルはパトリシア・マクブライドとジャン=ピエール・ボンフーで、他に4組のカップルが登場。

「アポロ」はアポロの誕生から始まる1960年収録の全曲版と、63年収録の抜粋が収められています。前者はモノクロで、後者がカラー。アポロ役はいずれもジャック・ダンボワーズです。全曲版の方は、ジャック・ダンボワーズの映像集「Jacques d'Amboise; Portrait of a Great American Dancer」にも収められています。バランシンは生前ずっとこの作品に手を入れ続けたそうなので、見比べるのは面白いですよね。

ちなみに60年の放映時点でのバランシンのインタビューでは、1928年の初演とは衣装が違うだけで他は手を入れてない、と言っていました。このDVDシリーズで見たバランシンのインタビューの中で、今回のが一番面白かったわ。ストラヴィンスキーとのコラボレーションがたくさんあるのに「火の鳥」を手掛けないのは何故かと聞かれての返答、とかね。

古い映像のバランシン作品を見ると、振付家本人が選んだダンサーたちとはいえ流石に古い時代のダンサーだと印象を受ける事が多いですが、ダイアナ・アダムスは非常に今日的だと思います。今のバランシン・バレリーナの原型、みたいな。プロポーションがよくて、感覚が現代的で。モノクロで、ノイズもけっこう乗ってますが、それでも見てよかったです。

抜粋版の方は初めて見たダンサーの組み合わせ。かなりスポーティなアポロと女神たちでした。衣装が白一色ではなく色付きで装置も見た事ないタイプだったので、変わったヴァリエーションを見た感あり。あのキメのポーズは足が長くて筋力アップした今のダンサーたちで見る方が美しいと思いますが、それぞれ色の違う衣装&タイツ姿のアポロと女神たちによるポーズも貴重品ではあったかも。ざ、雑な感想でスミマセン。


Official Trailer

vc

この記事の更新履歴

  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え