Marco Spada Or the Bandits Daughter / Bolshoi Ballet

Marco Spada Or the Bandits Daughter [DVD] [Import]

振付:ピエール・ラコット
出演:デヴィッド・ホールバーグ、エフゲーニャ・オブラスツォーワ 他
収録:2014年3月 ボリショイ劇場 / 本編126分 + 特典23分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外盤DVD

映画館中継もあったボリショイ・バレエ「マルコ・スパダ」がDVD/Blu-rayに。買って積んだままのうちに、NHKプレミアムシアターでも放映されてしまいます。出演者も豪華。


商品情報

特典映像:"Marco Spada" a french ballet at Bolshoi

海外|DVD(Bel Air Classiques:BAC113) Release: 2014/11/24

FORMAT:NTSC / REGION:0

海外|Blu-ray(Bel Air Classiques:BAC413) Release: 2014/11/24

クレジット

復元振付・装置・衣装
ピエール・ラコット Pierre Lacotte
音楽
ダニエル=フランソワ=エスプリ・オーベール Daniel-Francois-Esprit Auber
原作
ウジェーヌ・スクリーブ Eugene Scribe
照明
ダミール・イスマギーロフ Damir Ismagilov
指揮
アレクセイ・ボゴラード Alexey Bogorad
演奏
ボリショイ劇場管弦楽団 Bolshoi Theatre Orchestra
撮影
Vincent Bataillon
映像
Francois Duplat

キャスト

マルコ・スパーダ:デヴィッド・ホールバーグ David Hallberg
スパーダの娘アンジェラ:エフゲーニャ・オブラスツォーワ Evguenia Obraztsova
侯爵の娘サンピエトリ:オリガ・スミルノワ Olga Smirnova
サンピエトリの婚約者フェデリッチ公爵:セミョーン・チュージン Semyon Chudin
竜騎兵隊長ペピネッリ伯爵:イーゴリ・ツヴィルコ Igor Tsvirko
修道士ボロッメオ:アレクセイ・ロパレーヴィチ Alexei Loparevitch
オサリオ侯爵:アンドレイ・シトニコフ Andrei Sitnikov
花嫁:アナスタシア・スタシケーヴィチ Anastasia Stashkevich
花婿:ヴァチェスラフ・ロパーティン Vycheslav Lopatin

Friends to Marchesa Sampietri:Yulia Grebenshchikova / Olga Marchenkova / Anna Okuneva / Anna Tikhomirova
Friends to Marco Spada:Ivan Alexeyev / Artemy Belyakov
Harlequins:Yan Godovsky / Anastasia Gubanova / Daria Khokhlova / Artur Mkrtchyan / Svetlana Pavlova / Alexander Smoliyaninov
Servants to the Marchesa:Alesya Gradova / Elizaveta Kruteleva / Yulia Lunkina / Svetlana Pavlova / Anna Rebetskaya / Anna Voronkova
Bandits’ molls:Anna Antropova / Anna Leonova / Victoria Litvinova / Maria Zharkova
Bandits:Karim Abdullin / Klim Efimov / Dmitry Efremov / Egor Khromushin

感想

1981年にヌレエフとローマ歌劇場で復元上演した際には適したキャストを揃えるのが難しく、再演にこぎつけるのが大変だったとか。ラコットは今回ボリショイ向けに改めて作り直したとのことで、この大きな劇場に見合う更に大がかりな作品になっていました。広大な舞台にコール・ドみっしり、お衣装たんまり、美術も力入ってるし、動物も出てくるし。ボリショイらしい華やかさと踊りが満載でした。踊る方は本当に大変だろうと思うのですが、お話は(最後こそ死者が出るけど)ほとんど喜劇。細かいところには目をつぶって楽しむのが吉かと。

盗賊スパダはホールバーグ。クラシカルな王子とは全く違う役どころで、お年頃の娘を持つ父でもあり盗賊でもあり。修道士をおちょくるトコロなどマイムから受ける印象などは実年齢より若く見えるくらいで、逆にドキっとさせられてしまいました(笑)。着飾った人々から金品をかすめ取って見せたりと小道具が多い役で、この映像の時はその扱いがまだこなれていない印象はあるものの、あのラコットの鬼振付を美しいおみ足で魅せてくれるのは眼福でございました。盗賊姿だとノーブルに見えて、舞踏会の正装だと外連味があって、ていうのはホールバーグならではね。

その娘アンジェラはオブラスツォーワ。お嬢様として育てられているけれど、あるきっかけで父の裏の顔を知り、それゆえに愛する人からの求婚を諦めるが…という役。ロマンティック・バレリーナの彼女が踊る3幕2場の盗賊の娘としての踊り、想像よりずっとよかったです。苦労なく育った可憐なお嬢様としてのアンジェラより、正体を知っても父と行動を共にして愛を諦めようとする強さを持つ彼女の方が好き。

でも最後のスパーダ、撃たれる瞬間は舞台上にいないし、娘とフェデリッチ公爵を一緒にするための、彼一流の狂言だったらいいなーと思ってしまいました。スパダならやりそう。つか、そっちの方がよいのでは?(笑)。


あと、スミルノワがとてもとてもよかったです。婚約者がありながら竜騎兵隊長の事が好き、というお嬢様なのだけど、恋のさや当て的な事も下品にならなくて愛らしい。あんなコメディエンヌだとは思っていなかったので驚きました。踊りももちろん美しくて、マルコの屋敷でアンジェラにダンスの見本を見せる脚先にうっとり。時代がかった作品なので仕方ないけど、彼女を含め女性陣のお衣装はあまり踊りが綺麗に見えるタイプのものではなかった気がして、それがちょっと残念かな…。(←これはラコッ…ケフンケフン。)あ、でもサンピエトリの友人達が来てたグレー系のドレスは好きだった。

サンピエトリを熱烈に愛するツヴィルコもかわいかったー。あの最初のソロがとても好き。チュージンも適役だったと思うけど、この賑々しい登場人物の中では印象が薄くなってしまうのが気の毒。花嫁花婿で登場するスタシケーヴィチとロパーティンも凄くよくて、この二人がちょろっと出てきて踊るだけっていうボリショイの層の厚さに改めて舌を巻きました。舞踏会のハレルキンたちを始め端役までみっちり見応えあり、でした。


特典映像は、ラコットやホールバーグなどのインタビューが入ったメイキング。英語字幕版と仏語字幕版が用意されています。


この映像を含んだ商品

The Art of David Hallberg At The Bolshoi (更新日:2017/10/06)

海外|DVD BOX(Bel Air Classiques:BAC617) Release: 2017/10/13

FORMAT:NTSC / REGION:0

海外|Blu-ray BOX(Bel Air Classiques:BAC618) Release: 2017/10/13

Official Trailer

vc

この記事の更新履歴

  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え
  • 2017.10.06 - Bel Air Classiques The Art of David Hallberg At The Bolshoiリリース情報追加
  • 2017.06.28 - リンクメンテナンス
  • 2016.08.27 - リンクメンテナンス