Balanchine: New York City Ballet in Montreal, Vol.4

Balanchine: New York City Ballet in Montreal 4 [DVD] [Import]

振付:ジョージ・バランシン、ジェローム・ロビンズ
出演:パトリシア・ニアリー、アーサー・ミッチェル、タナキル・ルクラーク、ジャック・ダンボーワズ 他
収録:65分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外盤DVD

NYCBイン・モントリオールの第4弾。このシリーズが続いてくれて嬉しいです。今回は「フォー・テンペラメント」「IVESIANA」、それとロビンズ「牧神の午後」というラインナップ。貴重です。


商品情報

海外|DVD(Video Artists Internationalキングインターナショナル:VAIDVD4574) Release: 2014/09/29

FORMAT:NTSC / REGION:0

収録

THE FOUR TEMPERAMENTS

振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
音楽:パウル・ヒンデミット Paul Hindemith
指揮:ロバート・アーヴィング Robert Irving
演奏:Orchestre de Radio-Canada
放映日:1964年11月1日

Theme: Carol Sumner / William Weslow / Marnee Morris / Earle Sieveling / Suki Schorer / Ramon Segarra
Melancholic: Richard Rapp / Kay Mazzo / Bettijane Sills
Sanguinic: Patricia Wilde / Anthony Blum
Phlegmatic: Arthur Mitchell
Choleric: Patricia Neary

IVESIANA

振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
音楽:チャールズ・アイヴズ Charles Ives
指揮:ロバート・アーヴィング Robert Irving
演奏:Orchestre de Radio-Canada
放映日:1964年11月1日

Central Park in the Dark: Sara Leland / Francisco Moncion
The Unanswered Question: Suki Schorer / Deni Lamont
In the Inn: Patricia Neary / Arthur Mitchell

AFTERNOON OF A FAUN

振付:ジェローム・ロビンズ Jerome Robbins
音楽:クロード・ドビュッシー Claude Debussy
指揮:デジレ・デフォー Desire Defauw
演奏:Orchestre de Radio-Canada
放映日:1955年10月6日

Tanaquil Le Clercq / Jacques d'Amboise

感想

今回は64年に放送した「フォー・テンペラメント」と「IVESIANA」、55年放送のロビンズ「牧神の午後」の3作。64年放送の2本はモノクロながら映像もクリアです。「牧神」はそれに比べると音質・画質ともに落ちます。仕方ないけれど。。

今までのシリーズでも本編前にカメラの前にメインのダンサーたちが次々表れてご挨拶、というイントロがあったりしたのですが、今回の「フォー・テンペラメント」は、舞台中央にバランシンがいて、そこにダンサーたちが登場してバランシンに手を取られてご挨拶したりポーズを決めたり。バランシンらしい美意識があって素敵でした。


「フォー・テンペラメント」は最初の方にあるトリッキーというか象徴的なPDDは今イチ。アーサー・ミッチェルの「Phlegmatic」が流石だなーと感心して見ていましたら、最後の「Choleric」でパトリシア・ニアリーの存在感にぶっ飛びました。彼女のディーヴァっぷりを見たら「ルビーズ」の女性ダンサーを連想したのですが、あの役の初演はニアリーさんっぽい(ルビーズ初演はPatricia McBride, Patricia Neary, Edward Villellaの3人なので、おそらく)。

ジュエルズ初演はこの映像より後なので、こういう彼女の踊りっぷりがバランシンの創作に影響を与えたりもしたのかな、と考えるのも楽しいです。一方でこの「Choleric」初演はタナキル・ルクラークだったようなので、ニアリーとはまた違った味わいだったろうなーと想像もしてしまいます。


「IVESIANA」は「Balanchine」にも「The Unanswered Question」の抜粋が収録されていたようですが記憶にないわー(汗)。キャストからするとこれと同じ映像かしら…そのうち確認してみます。割と最近も再演されているみたいですね。

それぞれにちょっとユニークで、最初の「Central Park in the Dark」というパートは、コール・ドのダンサーたちはセントラルパークの木々なのかなぁ。ずっと男性ダンサーたちにリフトされっぱなしの「The Unanswered Question」Suki Schorer。浮遊して実体のないもののように見えるかと思えば、逆に男性ダンサーにとってはハードなリフト故に体重が強調されるような。最後の「In the Inn」パトリシア・ニアリーとアーサ・ミッチェルはやっぱり凄く鮮やかで、今回のDVDは二人が全部持っていった印象。このPDDは見た事ある。他の作品に引用されているのでなければ、どっかで断片を見ているのだわきっと。


最後の「牧神の午後」は断片をあちこちで見ています。前の2つより10年近く前の映像なので、やはり画質は落ちますが、オリジナルキャストのル・クラーク(ルクレア)の踊りがフルで見られたのは(男性の初演者はFrancisco Moncion)嬉しい。この女性の踊り、意外とハマる人は多くないと思うのですよね。綺麗な筋肉の付いたほっそり美脚であってほしいし、ケバいのは論外でできればナチュラルな色香と瑞々しさを、などと注文をつけたくなってしまう(笑)。その点タニーの美脚には非の打ち所もなく実に素晴らしい。眼福でした。


Official Trailer


この記事の更新履歴

  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え