Balanchine - New York City Ballet in Montreal Vol.2

Balanchine: New York City Ballet in Montreal 2 [DVD] [Import]

振付:ジョージ・バランシン
出演:ダイアナ・アダムス、タナキル・ル・クラーク、ジャック・ダンボワーズ 他
収録:69分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外版DVD

1956年-60年にカナダのテレビ放送用に収録されたニューヨーク・シティ・バレエの貴重な映像を集めたものの第2弾。収録されているのは「コンチェルト・バロッコ」「パ・ド・ディス」「アゴン」「くるみ割り人形 グラン・パ・ド・ドゥ」。


商品情報

海外|DVD(Video Artists Internationalキングインターナショナル:VAIDVD4572) Release: 2014/06/16

FORMAT:NTSC / REGION:0

収録

コンチェルト・バロッコ Concerto Barocco

振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
音楽:J.S.バッハ J.S. Bach
指揮:アルトゥール・ダヴィソン Arthur Davison
演奏:カナダ放送管弦楽団 Orchestre de Radio-Canada
ヴァイオリン:ヘンリク・シェリング Henryk Szeryng / ノエル・ブリュネ Noel Brunet
放映日:1956年1月19日

ダイアナ・アダムズ Diana Adams / タナキル・ル・クラーク Tanaquil Le Clercq / ジャック・ダンボワーズ Jacques d'Amboise

パ・ド・ディス Pas de Dix

振付:ジョージ・バランシン George Balanchine, after Petipa's Raymonda
音楽:アレクサンドル・グラズノフ Alexander Glazunov
指揮:ジャン・デラウライヤー Jean Deslauriers
演奏:カナダ放送管弦楽団 Orchestre de Radio-Canada
放映日:1957年11月5日

マリア・トールチーフ Maria Tallchief / アンドレ・エグレフスキー Andre Eglevsky

アゴン Agon

振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー Igor Stravinsky
指揮:ロバート・アーヴィング Robert Irving
演奏:カナダ放送管弦楽団 Orchestre de Radio-Canada
放映日:1960年3月10日
バランシンによるイントロダクション

ダイアナ・アダムズ Diana Adams / ヴィオレット・ヴェルディ Violette Verdy / Jillana / フランシア・ラッセル Francia Russell / Todd Bolender / Arthur Mitchell / Richard Rapp / Roy Tobias / Susan Borree / Carole Fields / Marlene Mesavage

「くるみ割り人形」グラン・パ・ド・ドゥ Grand pas de deux from The Nutcrakcer

振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
音楽:P.I.チャイコフスキー Pyotr Ilyich Tchaikovsky
指揮:Sylvio Lacharite
演奏:カナダ放送管弦楽団 Orchestre de Radio-Canada
放映日:1957年3月7日

ダイアナ・アダムズ Diana Adams / ニコラス・マガリャネス Nicholas Magallanes

# 人名カナ表記はキングインターナショナルによる

感想

こちらもモノクロ/モノラルになります。「パ・ド・ディス」は「The Art of Maria Tallchief」に収録されているのと同じ映像(指揮者が違うのですが、たぶんどちらかの間違いね)。画質はこのDVDの方がよいです。「The Art of...」の方はアスペクト比をいじった(4:3→16:9)結果、上下がカットされ画像もぼやけてしまっているような。

Vol.1もそうでしたけど、やはりこの当時はレンズの性能がまだまだらしく、中央のレンズ寄りにいる人がずんぐりむっくりになってしまう。遠くや隅っこにいる人はヒョロ〜っとしてしまうし、床の水平線も中央が窪んでいたり(笑)。だから昔の映像ってあまり床を映さないの?って思ってしまいました。


この中では「コンチェルト・バロッコ」が断然に好きで、これを目当てに買ったようなものでした。女性の衣装が白ではなく黒orダークカラーだったのが新鮮。ダイアナ・アダムズとタナキル・ルクラークという2トップによるこの映像の抜粋は他のバランシン映像でも見た事あったのですが、ようやく全編で見られて満足です。ただ…おそらく狭い場所での撮影の為だと思うのですが、コール・ドが2人少なくてフォーメーションの妙味が薄れてしまうのが非常に惜しい。象徴的な決めポーズも角度的によく見えなくて肩すかしではありました。なお、この作品はヘンリク・シェリングがヴァイオリン演奏しているそうで、タワレコではその点を猛プッシュ。

「パ・ド・ディス」は「ライモンダ」のグラン・パ・クラシックを使ったものなので、華やか〜。曲によってはもの凄くテンポが速くて、ライモンダのヴァリエーションなんてピアノ奏者の指が回らないくらい。思わず苦笑い。そしてコーダもその勢いで踊りまくりなので、見終わった後には爽快感が(笑)。

「アゴン」は他の映像(50年代)より遅い1960年放映で、そのせいかステージらしきスペースで収録されていました(それ故に上述の床が湾曲して見えるのが分かった)。1957年初演だから、その後比較的早く収録されたのですね。オリジナルキャストとして8名(Todd Bolender, Barbara Milberg, Barbara Walczak, Roy Tobias, Jonathan Watts, Melissa Hayden, Diana Adams, Arthur Mitchell)の名前が挙がっていますが、この映像にはそのうち4名が出演。

プロポーションのよい今のダンサーたちが踊るとより映える作品だと思いますが(それって凄い事ですよね)、こちらも十分にスリリングで楽しかったです。抜粋でもよく踊られるパ・ド・ドゥはダイアナ・アダムズとアーサー・ミッチェルかな。初演ダンサーだけに作品のスタイルがビシっと入っててかっこいい。

最後のくるみgpddはダイアナ・アダムズとニコラス・マガリャネス。ダイアナ・アダムズ、華やかで手脚が長いのでチュチュがよく映える。そしてレオタード作品とはまた違う典雅な踊りが素敵でした。マガリャネスはヴァリエーション(また曲が速い…)のバットゥリーがお見事。そしてリフトを降ろす時にふわーっと降ろすのが印象的でした。


Official Trailer

この記事の更新履歴

  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え
  • 2014.07.29 - VaimusicのYTオフィシャルチャンネルよりトレイラーを追加
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