Don Quixote / Royal Ballet

Minkus: Don Quixote

改定振付:カルロス・アコスタ
出演:マリアネラ・ヌニェス、カルロス・アコスタ 他
収録:2013年10月16日 コヴェントガーデン王立歌劇場 / 本編125分 + 特典12分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外版DVD

カルロス・アコスタがロイヤル・バレエにもたらした新版のドン・キホーテがNHKプレミアムシアターで放映されました。ライブシネマもあったし、もうすぐDVD/Blu-rayも発売になりますが、まずは放映されたものの感想を。


商品情報

特典映像:Interviews with cast and crew / Introductions to Act II and III

海外|DVD(Opus Arteナクソス ミュージックストア:OA1133D)

FORMAT:NTSC / REGION:0

[国内仕様盤] Release: 2014/07/30

[海外盤] Release: 2014/03/31

海外|Blu-ray(Opus Arteナクソス ミュージックストア:OABD7143D)

[国内仕様盤] Release: 2014/07/30

[海外盤] Release: 2014/03/31

クレジット

原振付
マリウス・プティパ Marius Petipa
演出・改訂振付
カルロス・アコスタ Carlos Acosta
音楽
ルートヴィヒ・ミンクス Ludwig Minkus
美術
ティム・ハットリー Tim Hatley
照明
ヒュー・ヴァンストーン Hugh Vanstone
編曲・指揮
マーティン・イェイツ Martin Yates
演奏
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団 Orchestra of the Royal Opera House

キャスト

キトリ:マリアネラ・ヌニェス Marianela Nunez
バジル:カルロス・アコスタ Carlos Acosta
ドン・キホーテ:クリストファー・サウンダース Christopher Saunders
サンチョ・パンサ:フィリップ・モーズリー Philip Mosley
エスパーダ:平野亮一 Ryoichi Hirano
メルセデス:ラウラ・モレーラ Laura Morera
ガマーシュ:ベネット・ガートサイド Bennet Gartside
ロレンツォ:ギャリー・エイヴィス Gary Avis
キトリの友人:崔由姫 Yuhui Choe / ベアトリス・スティックス・ブルネル Beatriz Stix-Brunell
2人の闘牛士:ワレリー・フリストフ Valeri Hristov / ヨハネス・ステパネク Johannes Stepanek
ロマのカップル/ファンダンゴのカップル:イツァール・メンディザバル Itziar Mendizabal / トーマス・ホワイトヘッド Thomas Whitehead
森の女王:メリッサ・ハミルトン Melissa Hamilton
キューピッド:エリザベス・ハロッド Elizabeth Harrod
ドゥルシネア姫:クリスティーナ・アレスティス Christina Arestis
居酒屋の女:クリステン・マクナリー Kristen McNally

感想

モニカ・メイソンの時代はご無沙汰だった「ドン・キホーテ」が、アコスタの演出・改定振付でロイヤル・オペラハウスの舞台に戻ってきました。

お馴染みのミンクスの音楽もマーティン・イェーツによる編曲版が使われています。イェーツさん、マノンの編曲も手掛けられた方ですよね。ドンキの編曲についてはアコスタの意向も大いに関係しているでしょうけど良し悪しというか…耳慣れないものにはちょっと身構えてしまいますね。でも、例えば1幕街の広場で、キトリとキホーテ、友人たちとバジルとガマーシュが踊るところの音楽なんて、とてもロマンティックなアレンジになっていて、キホーテの内面性かなーなんて思ってうっとりしました。サウンダースさんのキホーテ、とても素敵でしたよね。

アコスタ版。数あるドン・キホーテのプロダクションの中で大傑作とまでは言いがたいのですが…。イェーツさんの編曲、ダンサーたちが声や手拍子ではやし立てる事に違和感を感じる人もいるでしょうし、私は主要女性陣の衣装の質感がちょっと、って思うんですよね。それでも、若手ダンサーにも沢山の踊りどころを与えたこのプロダクション、見ていてとても楽しくなるのは確かです。踊れる人がガンガン踊って脇はロイヤルお得意の役を生きる人々ときたら、面白くない訳がない。ガマーシュにもハッピーエンドが待っているなんて、素敵だと思いました。


ヌニェスのキトリはまさに快活、そして愛らしい。これ見よがしなところが全くなく、あの笑顔で盤石で華やかに魅せまくってました。アコスタは技術的にはもうちょっと厳しいのかなと思うところもあるけれど包容力のあるバジルで、見ていてこちらが幸せになるカップル。

平野さん@エスパーダ、踊りはすごーく格好良かったです。長年のファンなので、彼の活躍は嬉しい。ただ、あの髭がね(笑)。初めて見たらけっこうショッキングではなかろうか。突き抜けた感があって、私は「いけいけー!」って思ってましたけど。ラウラのメルセデスも素敵だったけど、振付がちょっと微妙な印象。

キトリの友人はユフィさんとベアトリスで、両者とも華やか〜。ユフィさんの素晴らしさはよく分かっていたけれど、今回はベアトリスの愛らしさに目が釘付けに。これをみた限りではすごく好きなダンサーです。

街のいたずらっ子?の男性4人に瑠嘉さんと蔵さんがいましたね。みっちり踊ってて惚れ惚れしました。でも蔵さんは闘牛士だとばかり思っていたのでびっくり。きっと別キャストではそちらも踊られたのでしょうけれど。踊りの見せ場という意味ではどちらがやりがいあるのか分かりませんが、蔵さんの闘牛士姿見たかった。。

夢の場とかジプシーたちとか、それぞれ話し始めたらキリがなくなりそうなので割愛しますが、やっぱりロイヤル・バレエは特別なカンパニーだわ、と。そういえば、ジプシーの頭領は踊るところがたくさんあってトーマスはちょっとお疲れに見えてハラハラしましたが、やっぱり素敵。3幕でイツァールと2人、ファンダンゴのリードとして再登場したのは不思議な気もしましたが、3幕に出番がないとお客様の盛大なアプローズを受けられませんものね。その点もアコスタのよき計らいなのでしょう。


後日発売になるDVD/Blu-ray(海外版)にはキャスト&クルーのインタビューも収録されているとか。そちらも楽しみです。


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[国内仕様盤] Release: 2018/05/24

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Official Trailer


この記事の更新履歴

  • 2018.02.28 - 「The Art Of Marianela Nunez」DVD/Blu-ray BOX情報追加
  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え
  • 2016.09.15 - Opus Arte「The Royal Ballet Collection」DVD/Blu-ray Box 追加
  • 2015.08.13 - DVD/Blu-ray BOX「The Carlos Acosta Collection」情報追加
  • 2014.04.01 - Opus Arteリンク追加
vc