Opening Gala Mariinsky II Saint-Petersburg

Mariinsky II Opening Gala 2013 [DVD] [Import]

出演:ワレリー・ゲルギエフ、ウリヤーナ・ロパートキナ、ディアナ・ヴィシニョーワ 他
収録:2013年5月2日マリインスキー第2劇場 / 123分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外版DVD

クラシカ・ジャパンで録画。昨年オープンしたマリインスキー新館のこけら落とし公演の映像です。当日はマエストロの60歳の誕生日だったそうで、最後には全員でハッピーバースデーのサプライズが。
(2014.12.26追記)2015年1月27日にArthaus MusikよりDVD/Blu-rayが発売になるそうです。


商品情報

海外|DVD(Arthaus Musik:102213) Release: 2015/01/05

FORMAT:NTSC / REGION:0

海外|Blu-ray(Arthaus Musik:108153) Release: 2015/01/05

クレジット

指揮・音楽監督
ヴァレリー・ゲルギエフ Valery Gergiev
演出
ヴァシリー・バルカトフ Vassily Barkhatov
装置
ジノヴィ・マルゴリン Zinovy Margolin
照明
ダミール・イスマギロフ Damir Ismagilov
演奏
マリインスキー劇場管弦楽団
合唱
マリインスキー劇場合唱団、同児童合唱団、全ロシア国営テレビ・ラジオ放送少年合唱団及び児童合唱団
バレエ
マリインスキー劇場バレエ団、ワガノワ・バレエ学校の生徒たち
映像監督
ドン・ケント Don Kent

演目

  • バレエ音楽「ロミオとジュリエット」Op.64〜「モンタギュー家とキャピュレット家」 Romeo and Juliet

    音楽:セルゲイ・プロコフィエフ Sergei Prokofiev

  • バレエ「ラ・バヤデール」〜「影の王国」 La Bayadere

    振付:マリウス・プティパ Marius Petipa
    音楽:ルートヴィヒ・ミンクス Ludwig Minkus
    マリインスキー劇場バレエ団

  • 「アヴェ・マリア」 Ave Maria

    音楽:ヨハン・セバスティアン・バッハ Johann Sebastian Bach / シャルル・グノー Charles Gounod
    マリインスキー劇場児童合唱団・全ロシア国営テレビ・ラジオ放送少年合唱団及び児童合唱団

  • 歌劇「セビリアの理髪師」〜バジリオのアリア「陰口はそよ風のように」 Il Barbiere di Siviglia

    音楽:ジョアキーノ・ロッシーニ Gioachino Rossini
    イルダール・アブドラザコフ Ildar Abdrazakov

  • 「セビリアの理髪師」の主題による幻想曲 Fantasy on Figalo's Cavatina

    音楽:ジョアキーノ・ロッシーニ Gioachino Rossini
    編曲:グリゴリー・ギンツブルク Grigory Ginzburg
    デニス・マツーエフ Denis Matsuev, Piano

  • 歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」〜戴冠式の場 Boris Godunov

    音楽:モデスト・ムソルグスキー Modest Mussorgsky
    エフゲニー・ニキーチン Yevgeny Nikitin / セルゲイ・セミシュクール Sergei Semishkur
    マリインスキー劇場合唱団

  • バレエ「パヴロワとチェケッティ」 Pavlova and Chechetti

    振付:ジョン・ノイマイヤー John Neumeier
    音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー Pyotr Ilyich Tchaikovsky
    バレエ音楽「眠れる森の美女」〜間奏曲
    ウリヤーナ・ロパートキナ Ulyana Lopatkina / ヴィクトール・バラノフ Viktor Baranov
    レオニダス・カヴァコス Leonidas Kavakos, Violin

  • バレエ「エチュード」 Etudes

    振付:ハラルド・ランダー Harald Lander
    音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー P.I. Tchaikovsky
    アナスタシア・コレゴワ Anastasia Kolegova / キム・キミン Kim Kimin / フィリップ・スチョーピン Filipp Stepin
    マリインスキー劇場バレエ団、ワガノワ・バレエ学校の生徒たち

  • 歌劇「カルメン」〜「ジプシーの踊り」 Carmen

    音楽:ジョルジュ・ビゼー Georges Bizet
    エカテリーナ・セメンチュク Ekaterina Semenchuk

  • バレエ「カルメン組曲」〜「ハバネラ」 Carmen Suite - Habanera

    振付:アルベルト・アロンソ Alberto Alonso
    音楽:ジョルジュ・ビゼー Georges Bizet
    編曲:ロディオン・シチェドリン Rodion Shchedrin
    ディアナ・ヴィシニョーワ Diana Vishneva
    マリインスキー劇場バレエ団

  • 歌劇「イオランタ」〜ロベルトのアリア「わが恋人、マチルダよ」 Iolanta

    音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー P.I. Tchiakovksy
    アレクセイ・マルコフ Alexei Markov

  • バレエ「瀕死の白鳥」 Dying Swan

    振付:ミハイル・フォーキン Michael Fokine
    音楽:カミーユ・サン=サーンス Camille Saint-Saens
    組曲「動物の謝肉祭」〜「白鳥」
    エカテリーナ・コンダウーロワ Yekaterina Kondaurova
    ユーリ・バシュメット Yuri Bashmet, Viola

  • ロシア民謡「ヴォルガの舟歌」 Hey, Ukhnem!

    ミハイル・ペトレンコ Mikhail Petrenko
    マリインスキー劇場合唱団

  • バレエ「春の祭典」より The Rite of Spring

    振付:ヴァーツラフ・ニジンスキー Vaslav Nijinsky
    再構築:ミリセント・ハドソン Millicent Hudson / ケネス・アーチャー Kenneth Archer
    振付:サシャ・ヴァルツ Sasha Waltz
    音楽:イーゴル・ストラヴィンスキー Igor Stravinsky
    マリインスキー劇場バレエ団

  • 歌劇「ファウスト」〜メフィストーフェレのアリア「金の子牛は常に生きて」 金の小牛の歌 Faust

    音楽:シャルル・グノー Charles Gounod
    ルネ・パーペ Rene Pape
    マリインスキー劇場合唱団

  • 歌劇「ランスへの旅」〜「皆様、手紙が」 Il Viaggio a Reims

    音楽:ジョアキーノ・ロッシーニ Gioachino Rossini
    マリインスキー劇場のソリストたち

  • 歌劇「サムソンとデリラ」〜デリラのアリア「あなたの声に私の心は開く」 Samson et Dalila

    音楽:カミーユ・サン=サーンス Camille Saint-Saens
    オルガ・ボロディナ Olga Borodina

  • バレエ「レダと白鳥」 Leda and the Swan

    振付:ローラン・プティ Roland Petit
    音楽:ヨハン・セバスティアン・バッハ Johann Sebastian Bach
    カンタータ第156番「わが片足は墓穴にありて」BVW.156〜第1曲「シンフォニア」(アリオーソ)
    オルガ・エシナ Olga Esina / アレクサンドル・セルゲーエフ Alexander Sergeyev

  • 楽劇「ワルキューレ」〜ジークムントのアリア「冬の嵐は過ぎ去り」 Die Walkure

    音楽:リヒャルト・ワーグナー Richard Wagner
    プラシド・ドミンゴ Placido Domingo

  • バレエ「ジュエルズ」〜「ダイヤモンド」より Jewels

    振付:ジョージ・バランシン George Balanchine
    音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー P.I. Tchaikovsky
    交響曲第3番ニ長調Op.29「ポーランド」より
    オクサナ・スコーリク Oksana Skorik / ウラジーミル・シクリャーロフ Vladimir Shklyarov
    マリインスキー劇場バレエ団

  • 歌劇「マクベス」〜マクベス夫人のアリア「さあ、急いで!」 Macbeth

    音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ Giuseppe Verdi
    アンナ・ネトレプコ Anna Netrebko

  • 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜ドン・ジョヴァンニとツェルリーナの二重唱「お手をどうぞ」 Don Giovanni

    音楽:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart
    指揮:プラシド・ドミンゴ Placido Dmingo
    アンナ・ネトレプコ / ルネ・パーペ / イルダール・アブドラザコフ / アレクセイ・マルコフ / ミハイル・ペトレンコ / プラシド・ドミンゴ

  • 歌劇「イオランタ」〜フィナーレ Iolanta

    音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー P.I. Tchaikovsky

感想

プーチン大統領臨席のもとに華々しくオープンしたマリインスキー第2劇場のこけら落とし公演。ロシアの伝統と現在(シーズンのプレミエを入れて宣伝も兼ねつつ)を上手くミックスしたガラだったと思います。ビッグネーム、若い才能、未来を担う子供たち…などが出てくるあたり、ソチ五輪開閉会式はどんな演出が見られるのかなーと思ったり(出演者はけっこう重なりそうですしね)。

新しい劇場、内装もそうですけど舞台機構も凄いですね。オケが乗ったまま(演奏中)のピットの床がせり上がってくるのにはびっくりしましたよー。舞台もフィナーレで大勢がフラットな舞台に出てきた状態で後方がせり上がってひな壇状になっていったし。

映像スクリーンを背景とした演目もいくつかあって、それらはたぶん劇場で見たらとても綺麗なのだろうと思うのですが(舞台全体を上から撮ったものは綺麗)、一階後方のカメラから撮った(?)ものはテレビ画面を通してみると綺麗とは言いがたく。ダンサーたちが見づらくなっちゃっうのが残念でした。


バレエは「ラ・バヤデール」影の王国から。「パヴロワとチェケッティ」はロパートキナとバラノフで、レオニダス・カヴァコスが舞台の手前でヴァイオリンを奏でます。ロパートキナのパヴロワ!と狂喜したものの、カメラワークゆえに堪能とは言えず。著名なソリストとの共演はとても贅沢ですが、そちらをも主役としてしっかりとらえたりするから難しい……。しかも途中で舞台袖や後方にバレエ学校の生徒たちが出てきてパヴロワとチェケッティの様子を憧れを持って見つめる、という演出があって、カメラさんはそちらにも忙しくなってしまい。はー。

その生徒さんたちは、踊り終わったロパートキナが退場したあとにバラノフの合図で「エチュード」へ。この生徒さんたちがひとしきり踊った後にステージがベルトコンベア式に動いて、マリインスキーのダンサーたちが踊りを引き継ぎます。最初に見えてきたのがザンダー・パリッシュの美しい立ち姿で眼福。プリンシパルロールはコレゴワ、キミン、スチョーピン。

オペラ「カルメン」を挟んで、アロンソ版カルメンはヴィシニョーワ。今のヴィシニョーワにはアロンソ版「カルメン」はそぐわない、ような。昨夏の日本ではどうだったのかしら……少なくともこの短い抜粋では、ヴィシニョーワをアロンソ版の古い型で踊らせるのはもったいない、という印象を受けたのですけれど。彼女にカルメン踊ってほしいと思うのは分かるんですけどね。客席のプーチンの隣にプリセツカヤとシチェドリン夫妻がいらして、嬉しそうに拍手していらしたし。

「瀕死の白鳥」はコンダウローワで、ヴィオラはユーリ・バシュメット。贅沢ね。

「春の祭典」はニジンスキー版とシーズンプルミエのサシャ・ヴァルツ版とを続けて(ベルトコンベア大活躍)。ニジンスキー版の長老はバジェノワさんだと思うんだけど、サシャ・ヴァルツの方は誰が踊っていたかよくわからなかったなー。エンドクレジットからすると、パヴレンコとかスメカロフがいたのかな、、って推測はできるのですが。(あと、サシャ・ヴァルツ版にキャスティングされているところでコンダウローワとかセルゲーエフとか、、いたのかも)

「レダと白鳥」はゲストプリンシパルのエシナとセルゲーエフで、「ダイヤモンド」はスコーリクとシクリャローフ、、なのですが、これはフィナーレの部分だったのでメインの2人が際立つ場面でもなくて。スコーリクは華やかさが増したのかも。シクリャローフは周りの男の子たちが高身長すぎてちょっと埋もれちゃってた。ほとんど支え役だし。

この時期ってまだテリョーシキナとかソーモワあたりも産休中だったのでしたっけ。このガラにテリョーシキナがいないのは淋しかったなぁ。男性プリンシパルはシクリャローフしかいなかったし、バレエの男性陣はちょっと印象が薄かったです。


ガラとしては、最後にネトレプコが全部持って行った感じ。このお祝いの空間に結った髪を少し乱してマクベス夫人を歌うのもナカナカの事だと思うし(この時、マリインスキー本館の天井画が舞台にあったのがよかったです)、その後の並み居る男声陣とのドン・ジョの演出がとっても楽しかったわ。次々に大量のバラを抱えて求婚してくるマルコフだのペトレンコだのパーペ様だのにうっとりするネト子なんだけど、しまいにゃ指揮台にいるドミンゴまで参戦してくるという(笑)。←この時オケピがせり上がっててびっくりしたのでした。最後の最後にマエストロが小走りでネトレプコの隣に(テレながら?)割り込んできたのが可愛かったですー。
↑つーことで、これが一番おもしろかったのでした。


Official Trailer


この記事の更新履歴

  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え
  • 2014.12.26 - DVD/Blu-ray発売情報/オフィシャルトレイラー動画 掲載
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