La Bayadere / Bolshoi Ballet

ボリショイ・バレエ「ラ・バヤデール」ザハーロワ&ラントラートフ&アレクサンドロワ [DVD]

振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
出演:スヴェトラーナ・ザハーロワ、ヴラディスラフ・ラントラートフ、マリア・アレクサンドロワ
収録:2013年1月 ボリショイ劇場 / 125分

画像リンク先:amazon.co.jp - DVD

グリゴローヴィチによる新版「ラ・バヤデール」が映像化されました。残念ながらこの版は寺院崩壊がカットされたものなのですが、ザハロワとアレクサンドロワの対決はやっぱり見ておきたいところ。


商品情報

国内|DVD(新書館/キングインターナショナル:DD13-0804) Release: 2013/09/25
海外|DVD(Bel Air Classiques:BAC101) Release: 2013/09/30

FORMAT:NTSC / REGION:ALL

海外|Blu-ray(Bel Air Classiques:BAC501) Release: 2013/09/30

クレジット

音楽
ルードヴィヒ・ミンクス Ludwig Minkus
原振付
マリウス・プティパ Marius Petipa
振付

ワフタング・チャブキアーニ Vakhtang Chabukiani
ニコライ・ズブコフスキー Nikolai Zubkovsky
コンスタンティン・セルゲイエフ Konstantin Sergeyev

改定振付
ユーリー・グリゴローヴィチ Yuri Grigorovich
美術
ニコライ・シャロノフ Nikolay Sharonov
照明
ミハイル・ソコロフ Mikhail Sokolov
指揮
パーヴェル・ソロキン Pavel Sorokin
演奏
ボリショイ劇場管弦楽団 The Bolshoi Theatre Orchestra
映像
Francois Duplat
撮影
Vincent Bataillon

キャスト

ニキヤ:スヴェトラーナ・ザハーロワ Svetlana Zakharova
ソロル:ウラディスラフ・ラントラートフ Vladislav Lantratov
ガムザッティ:マリア・アレクサンドロワ Maria Alexandrova
ラジャ:アレクセイ・ロパレーヴィチ Alexey Loparevich
大僧正:アンドレイ・シトニコフ Andrey Sitnikov
黄金の仏像:デニス・メドヴェージェフ Denis Medvedev

感想

ボリショイの広大といっていいくらいの大きな劇場に、「ラ・バヤデール」はとても映えますね。高さのある装置が素晴らしい。やはり一度はこの大きな劇場でグランド・バレエを見てみたいなぁ、としみじみ思わせてくれる映像でした。

ザハロワとアレクサンドロワという大プリマ2人と踊るラントラートフはどうかなーと思っていましたが、確かに名を挙げた戦士にしては幼い印象ではありました。でも神に仕える踊り子を愛していながら有力者の娘の美貌にふらっと来るところなんかは、おおいにあり得そう(笑)。そういう意味では、その後の展開は説得力もばっちり。踊りも癖がなくて綺麗だし私は好もしく見ていました。サポートはこれからの部分もあるでしょうけど、踊りと同じく素直に伸びていってほしいです。

ザハロワもアレクサンドロワも、相手役が影響してか意外に可愛らしい恋する女性でした。ザハロワは大僧正に言い寄られて「不正許すまじ!」みたいな剣幕だったり、ちょっと強すぎるかなと思うところもあるのだけど、劇場が大きいから表現が大きく強くなってしまうのは致し方ないところもあるのですよね…。踊りも更に良かった時の記憶があるので少し物足りなさは感じたものの、ザハロワだと観る側の要求も高くなってしまいますね。(要求高いついでに、あと一段役作りの深みがあってほしいかも、、とか思ったり。)

アレクサンドロワの、というかこのグリゴロ版のガムザッティは恋する女性の側面が強調されていて、ニキヤとソロルの間柄を知って苦しんではいても「殺してやるわ」という事にはならない(ので、1幕の幕切れにあのマイムがなくてちょっと残念ではあったのですが)。花かごに毒蛇を仕込むのも明確にラジャの指示であることが示されて、ガムザッティは父のしたことを知ってショックを受けて退場、と。この後は出番がないのでちょっと淋しかったです。華やかなアレクサンドロワは本当にガムザッティが適役ですね。


グリゴローヴィチの再改定は、やっぱり寺院崩壊までないのは物足りなく感じてしまいます。が、ドラマをきちんと整理して見せたのはすっきりしてよいな、とも。婚約式の入場にトラやゾウがいないのはちょっと淋しいわ…。

音楽が全体に早いのも演出の指示によるものなのでしょうかね。音楽が早いと、どうしてもポーズが流れがちになるし味気なくなってしまったりもするので、もったいないような気がするのだけど…。スピーディさが効果的なところもあるとは思うのですが、例えば影たちの登場するところなどは、もっとゆったりとポーズを見せつけてほしいなぁ、とも(ダンサーたちはホントに大変でしょうけども!)。

あとはやはりボリショイといったらの太鼓の踊りが今回も素晴らしくて大満足。もうコレはホントに何度でも繰り返し見ちゃいます。マグダヴェーヤのサーヴィチェフもすごく良くて眼福でした。メドヴェージェフのブロンズアイドルも盤石。あと、あれですね、グランパで私の目がフロムイシンに吸い寄せられるのは私にフロムイシン磁石が備わっているせいでしょうかね(笑)。


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この記事の更新履歴

  • 2018.09.26 - 「Great Ballets Bolshoi Vol.2」 DVD/Blu-ray BOX情報追加
  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え
  • 2017.10.06 - Bel Air Classiques The Art of Svetlana Zakharova at The Bolshoiリリース情報追加
  • 2017.06.28 - リンクメンテナンス
  • 2014.03.08 - リンクメンテナンス
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