Akram Khan: Homeland - The Making of Desh [DVD]

監督:Joanna Coates
出演:アクラム・カーン、ティム・イップ、ジョスリン・プーク 他
制作:2011年? / 82分(特典映像込み)

画像リンク先:amazon.co.uk - 欧州版DVD

今年来日公演のあったアクラム・カーンの「DESH」、そのメイキングドキュメンタリーです。


商品情報

特典映像:Trailer / Blue Silhouette / Bangladesh Traffic / Striking the Hammer / Animation / Rehearsing in Grenoble / Rehearsing in London

海外|DVD(Verve Pictures:) Release: 2012/08/06

FORMAT:PAL / REGION:2

クレジット

監督
Joanna Coates
出演

アクラム・カーン Akram Khan / Farooq Chaudhry, Producer / ティム・イップ Tim Yip, Visual Design / ジョスリン・プーク Jocelyn Pook, Composer / Andrei Nazarenko, Martial Arts Teacher / Akram's mother / Akram's father / Ruth Little, Dramaturgy / Jose Agudo, Rehearsal Director / Nick Hillel, Visual Animator

感想

PAL版リージョン2、という仕様ですのでご注意を。字幕もありません。

私は来日公演も見られなかったので少しでも作品世界に触れたいと思って購入したのですが、これは公演見てからの方が作品断片から記憶が刺激されてより豊かな追体験ができるのではないかしら。

ベンガル語で母国(homeland)を意味する「DESH」の言葉通り、自らのルーツを辿る作品になっています。そして、アクラムにとっては、コンテンポラリーのソロ公演は過去11年間で初めての事。ということで、このドキュメンタリーではバングラデシュへのリサーチ旅行から様々な準備段階とアクラムとスタッフのコメントなどから構成されています。

コンセプトや材料集めとアクラムやスタッフの思いなどの作品の根っこの部分がじっくり紹介されている事で、このドキュメンタリーそのものがアクラムのルーツをたどる追体験になっている形。彼らが作品のための準備に費やした様々な記録を見られるのはとても興味深いです。アクラムのご両親のコメントもズンと心に響きました。

反面、実際に作品に仕立てていく試行錯誤はあまり紹介されていなかったので、アクラムと彼のチームがどんな風に作品を組み立てていくのかを見て見たかったな、という気持ちも。ある程度形ができてからの、ブラッシュアップの部分は割と見られるのですけれどね。

あと、作品全体を見ていない私の場合、様々な材料が作品に還元された様子は紹介されてはいるものの、その点が線となり面となっていく様子を把握する事はできなくて、それがもどかしくはありました。ああ「DESH」全編見たいわー。


アクラムしか踊らない作品ではありますが、この映像中ではリハーサル・ディレクターのJose Agudoとマーシャル・アーツのAndrei Nazarenkoのムーヴメントも印象に残っています。このクリエイティブチームには衣装で中野希美江さんが参加されていますが、あのミーティングでちらりと映ったお姿がそうなのかなー。この映像にはほとんど登場されませんでした。

特典映像も充実しています。面白かったのは、Nick Hillelのアニメーション(完成版?)と試演の際にアクラムが踊った映像とを並べて見せるセクション。チームのみなさんが映画のコメンタリーよろしく、話しながら見ているのも面白い。日本で、DESH再演があるといいのですけれど。


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この記事の更新履歴

  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え
  • 2014.03.08 - リンクメンテナンス