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映画「舞踏への招待」(1956)

  • Posted by: ゆう
  • Uploaded: 2012/01/20 20:00
  • Last Modified: 2012/01/18
  • Category: 映画

Invitation To The Dance

Invitation To The Dance

監督:ジーン・ケリー
出演:ジーン・ケリー、イゴール・ユスケビッチ、クレアー・ソンバート 他
制作:1952年 アメリカ / 93分

画像リンク先:amazon.com - DVD

ジーン・ケリーによる台詞一切なしのダンス映画。タマラ・トゥマノワやクロード・ベッシー、イーゴリ・ユスケヴィッチなどバレエダンサーも多数出演。また第3話ではアニメーションの中にジーン・ケリー入り込んで踊るのが素晴らしいです。

商品情報

特典映像:米国版特典映像

クレジット

監督/脚本/原案:ジーン・ケリー Gene Kelly
製作:アーサー・フリード Arthur Freed

  • 第1話「嘆きのピエロ」(Circus)

    音楽:Jacques Ibert
    指揮:John Hollingsworth
    演奏:The Royal Philharmonic Orchestra

    The Lover: Igor Youskevitch
    The Loved: Claire Sombert
    The Clown: Gene Kelly

  • 「腕輪のロンド」(Ring around the Rosy)

    音楽:Andre Previn

    The Husband: David Paltenghi
    The Wife: Daphne Dale
    The Artist: Igor Youskevitch
    The Model: Claude Bessy
    The Sharpie: Tommy Rall
    The Femme Fatale: Belita
    The Crooner: Irving Davis
    The Hatcheck Girl: Diana Adams
    The Marine: Gene Kelly
    The Girl on the Stairs: Tamara Toumanova

  • 「船乗りシンドバット」(Sinbad the Sailor)

    音楽:Nikolai Rimsky-Korsakov
    追補:Roger Edens
    指揮:Johnny Green
    編曲:Conrad Salinger

    Scheherazade: Carol Haney
    The Genie: David Kasday
    Sinbad: Gene Kelly

感想

アメリカで割と最近発売になったDVD(Side B-alletでもご紹介しましたが)。リージョンフリーで、かつ全編台詞なしということで国境なし!と購入しました。ずっと見たいと思っていたのです。

古い映画ですが、最近リマスターが発売される古い映画はみんなとても綺麗に補整してあるので、これも…と何の疑いもなく思っていたのですが、ワーナーブラザース(米)のショップに、このDVDはビデオマスターテープから制作されたものでDVDまたはデジタルダウンロード用にリマスター/リストアされたものではありません、と。にじみやノイズはそれなりですが頭痛を誘発するような画質でもないので、見られるだけで感謝!です。特典映像の米国盤トレーラーを見ると、それでもこのDVDはずいぶん綺麗です。


さて、この映画は短編3つからなる映画で、第1話「嘆きのピエロ」、第2話「腕環のロンド」、第3話「船乗りシンドバッド」となっています。制作が1952年なのに公開が1956年だったのはMGMの躊躇だったとか。日本では第1話と第2話が短編として別々に公開されたそうですが、台詞もないし実験的過ぎてあまり受けなかった…ようですね。台詞がないからこそ全世界共通で理解できるものがダンスなのだし、第6回ベルリン映画祭では金熊賞を受賞しているそうですけれど…

第1話はジーン演ずるサーカスのピエロが踊り子に恋をするけれど、彼女は綱渡りの男の恋人。ピエロは綱渡りに挑戦するも死んでしまう…というもの(そうとうザックリですが…)。ジーン・ケリーのピエロの悲しみが胸に残ります。ユスケビッチとクレア・ソンバートのダンスシーンも美しい。

第2話はとある夫が妻へ贈った腕輪が人から人へと渡っていき、最後にまた夫のところへ戻るまでのお話。ここにもタマラ・トゥマノヴァやクロード・ベッシー、ダイアナ・アダムスなどなどバレエダンサーが登場します。ベッシーとジーン・ケリーの交流は、ベッシーさんのドキュメンタリーでも語られていましたよね。

ベッシーさんの役は絵のモデル。チュチュを着て絵描き役のユスケヴィッチとパ・ド・ドゥを踊ります。サンドイッチ片手のパ・ド・ドゥが可笑しい。健康的な色香と脚線美を持った美女だったのね。ダイアナ・アダムスも筋肉質で強くて長い脚を見せつけて踊っていました。素敵だったー。そしてトゥマノヴァはジーン・ケリーと。バレエスタイルではありませんがクールで素敵なダンスシーンでした。

そして3作目。ジーン・ケリーは魔法のランプをこすって本の世界へと入り込みます。アニメーションの中へジーンと相棒の男の子が入っていくシーンは今見てもワクワクします。リムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」の編曲も素敵だし、ジーン・ケリーとシェヘラザードとのダンスの美しさはアニメとの融合ならではで一際美しい。うっとり。

あれ、トムとジェリーとのダンスがないなーと一瞬思ったのですが、これは私の思い違い。ジェリーとジーン・ケリーの共演は、1945年の「錨を上げて」(Anchors Aweigh)でしたよね。これは見たのに…。

YTなどにも断片が挙がっているようなので、まだの方はぜひご覧になってみて下さい。そして気に入ったらぜひDVDを。日本のamazonでは扱っていませんがリージョンフリーですので、日本でも視聴OKです。

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2012年もどうぞよろしくお願いします。
感想抜きでアップした分の感想をようやく書き終えました。今月は少し時間がとれるので、たまった映像もなるべく見て心を豊かにしたいところです♪
2012.01.18

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