Firebird: The Royal Danish Ballet / Pulcinella: Scapino Ballett, Rotterdam

Pulcinella/ Firebird [DVD]

振付:グレン・テトリー/ニルス・クリステ
収録:1982年, 40分(火の鳥) + 1988年, 56分(プルチネルラ)

画像リンク先:amazon.co.uk - 海外版DVD

デンマーク・ロイヤル・バレエの「火の鳥」とスキャピーノ・バレエの「プルチネッラ」、ストラヴィンスキー音楽のバレエ2作品を収録したDVD。「プルチネッラ」を振り付けたニルス・クリステ(ニル・クリスト)は「ビフォア・ナイトフォール」を振り付けた方ですね。


商品情報

欧州|DVD(Arthaus Musik:100130) Release: 2000/11/22

FORMAT:PAL / REGION:2,5

収録

「火の鳥」デンマーク・ロイヤル・バレエ Firebird by Royal Danish Ballet

振付:グレン・テトリー Glen Tetley
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー Igor Stravinsky
装置:John F. MacFarlane
照明:Ole Mogensen, Kurt Tage Jensen
指揮:Poul Jorgensen
演奏:Royal Danish Orchestra

撮影:Thomas Grimm

Mette Honningen / Torben Jensen / Lars Damsgaard


「プルチネルラ」スキャピーノ・バレエ Pulcinella by Scapino Ballet

振付:ニルス・クリステ Nils Christe
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー Igor Stravinsky
装置:Tom Schenk
衣装:Nelly van de Velden
指揮:クラウディオ・アバド Claudio Abbado
演奏:The London Symphony Orchestra

撮影:Hans Hulscher

Pulcinella:Johann Meijer
Pimpinella:Erika Trabi
Furbo:Robin Woolmer
The Sorcerer:Wout Fransen

感想

ストラヴィンスキーのバレエ2作品を収めたDVDで、いずれもスタジオ収録のようです。

グレン・テトリー振付の「火の鳥」はストーリーが読み替えられていました。不思議な雰囲気の庭にいる火の鳥は、厳格な父親と家族によって抑圧されている若い女性。オリジナルでいうと火の鳥よりお姫様の方なのかしら。彼女を「人間らしく」開放していくのが、庭師の恋人。で、まぁカスチェイに当たるのが父親…という事になりましょうか。とはいえ根底にあるのは、単に若い女性が真実の愛を得るというお話ではなく、もっと普遍的なもの、人間の本質的なもの描いているように思います。

ただ、見慣れないせいなのか、ストラヴィンスキーの音楽を生かし切れていない部分もあったように思いました(カスチェイの凶悪な踊りのあたり)。でも終曲で白いドレスの女性たちが裾を揺らしながら舞うところは好き。

今の日本ではあまりグレン・テトリーの作品を見る機会はなく、私は映像で断片を見たものがいくつか…という感じなのですが、これを見て非常に興味を持ちました。作品にもグレン・テトリーご本人にも。


スキャピーノ・バレエ「プルチネッラ」、喜劇的で「火の鳥」よりだいぶ気楽に見られます(笑)。ニルス・クリステの振付は恋人たちのデュエットがとてもよい感じでした。喜劇の部分はどうしてもコメディタッチになってしまうけれど、この恋人たちの踊りに見応えがあったのが収穫。


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Official Trailer


この記事の更新履歴

  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え
  • 2014.03.08 - リンクメンテナンス
  • 2013.02.27 - Arthaus Musikリンク削除(商品ページnot foundの為)
  • 2012.08.30 - Arthaus MusikのYTチャンネルよりトレイラーを追加
  • 2012.01.15 - 感想書きました。
  • 2011.11.05 - Arthaus Musik URL変更