Excelsior / Teatro alla Scala, Milan

Excelsior [DVD] [Import]

振付:ウーゴ・デッラーラ
出演:カルラ・フラッチ、パウロ・ボルトルッツィ 他
収録:1978年7月 ミラノ・スカラ座歌劇場 / 113分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外版DVD

スカラ座の200年記念のシーズンに上演したものを収録。ジャケットのフラッチとボルトルッツィがモノクロなので少々心配していましたが、しっかりカラー収録でした。


商品情報

海外|DVD(Hardy ClassicVideo Artists International:HCD4044) Release: 2010/10/08

FORMAT:NTSC / REGION:0

クレジット

振付
ウーゴ・デッラーラ Ugo Dell'Ara
原振付
ルイージ・マンツォッティ Luigi Manzotti
音楽
ロミュアルド・マレンコ Romualdo Marenco
音楽改訂
Fiorenzo Carpi / Bruno Nicolai
美術・衣装
ジュリオ・コルテッラッツィ Giulio Coltellacci
指揮
エンリコ・デ・モーリ Enrico de Mori
演奏
ミラノ・スカラ座歌劇場管弦楽団

キャスト

アンナ・ラッツィ Anna Razzi
闇(無知)
ブルーノ・テッローリ Bruno Telloli
文明
カルラ・フラッチ Carla Fracci
奴隷
パオロ・ポルトルッツィ Paolo Bortoluzzi
デニス・パピン(蒸気機関を発明)
アニトーニオ・グレコ Antonio Greco
アレッサンドロ・ボルタ(電池を発明)
ダリオ・ブリゴ Dario Brigo
雷(稲妻)
ロレダナ・マペッリ Loredana Mapelli
ルイージ・マンツォッティの声
アルフレード・ビアンキーニ Alfredo Bianchini

感想

スカラ座の「エクセルシオール」は2002年収録のものが既にDVD化されていますが、これは更にぐっとさかのぼって1978年に収録された映像。もちろん今の高画質に慣れた目には不満もありましょうが、30年以上前の映像としては割と見やすく修復されているように思います。まぁ、舞台全景になると、やっぱりちょっときついですけど。

さて、この映像の見るべきところはやっぱりカルラ・フラッチだと思うのです。36年生まれの彼女はこの時30代に入ったばかりの踊り盛り。詩情あふれるダンサーという印象の強い人ですが、ここで披露しているのは輪郭のはっきりした踊り。グランフェッテだのバランスだの、知らないフラッチの一面だわー、と(笑)。もちろん当時から彼女をよく見ていればそれも珍しくはないのでしょうけどね。でも、この賑々しい音楽にあってもどこか彼女の周囲にはふんわりとした空気が漂っていて、稀有な存在だなーと改めて思います。

奴隷役として登場するのはボルトルッツィ。登場した瞬間に拍手がやんやとわいて、人気の程がうかがえます(もちろんフラッチの最初の登場シーンにも大きな拍手あり)。ただね、気の毒だと思うのは(笑)お相手のフラッチってこういう作品にあっても物語の途中で客席の拍手にお辞儀でこたえたりしない方なのね。パ・ド・ドゥ相手のレヴェランスというのは、もう片方にとってはつかの間の休息になる訳ですが、それがほとんどないのでボルトルッツィ最後の方は相当キツそうだった…それでももちろん、恭しくフラッチのそばにひかえていましたけど。

1つ不思議だったのは、フィナーレのところでボルトルッツィは赤い上着に白タイツという王子系ファッションにお着替えして登場してフラッチと踊ったんですよね。ボッレって最後まで奴隷パンツじゃなかったでしたっけ?他の衣装で出ていたイメージが全くないんですけど、奴隷パンツ(というか美しき肉体の)イメージが強すぎたのかしら。まぁ作品としても現代に至るまで何度も手を入れられているそうなので、違っていても不思議じゃないんですけど。2002年のものとの違いはその辺りも含めてぱっと見ただけでは判りませんでした。新しい方も見直して確認したいのですが、いつになる事やら。

万人向きのバレエとはいえませんが、賑やかで楽しいです。あ、そうそう。この頃って「闇」役のダンサーってお顔が判別出来る程度(かつ頭がモジモジ君じゃない)のメイクなんですね。(←これだけは判った)


この記事の更新履歴

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