Aria / Bejart Ballet Lausanne

モーリス・ベジャール・バレエ団「アリア」 [DVD]

振付:ジル・ロマン
出演:ジル・ロマン、ジュリアン・ファヴロー、エリザベット・ロス 他
収録:2009年5月ローザンヌ ボーリュー劇場 / 本編45分 + 特典25分

画像リンク先:amazon.co.jp - DVD

ベジャール亡き後のBBLでジル・ロマンが最初に振り付けた「アリア」を収録。この作品の制作過程を描いたドキュメント映画「ベジャール、そしてバレエはつづく」のすぐ先にあるBBLです。


商品情報

特典映像:「ジル・ロマン 振付家への道」

国内|DVD(日本コロムビア:COBO-4993) Release: 2010/10/20

クレジット

振付・演出
ジル・ロマン Gil Roman
音楽

J.S.バッハ J.S. Bach - Goldberg variations 2,3,7
ナイン・インチ・ネイルズ Nine Inch Nails: Eraser
メルポネム Melponem: Melonai
イヌイットの歌から抜粋

オリジナル音楽
ティエリ・オシュタテール Thierry Hochstatter
ジャン=ブリュノ・メイエ Jean-Bruno Meier(シティ・パーカッション Citypercussion
衣装
アンリ・ダヴィ Henri Davila
照明
ドミニク・ロマン Dominique Roman

キャスト

“男”(彼)
フリオ・アロザレーナ Julio Arozarena
もう1人の“男”(他者)
ジュリアン・ファヴロー Julien Favreau
アリアーヌ(アリアドネたち)

エリザベット・ロス Elizabet Ros
カトリーヌ・ズアナバール Catherine Zuasnabar
ダリア・イワノワ Daria Ivanova

若い娘
ダフニ・モイアッシ Daphni Mouyiassi
闘牛士
シャルル・フェルー Charles Ferreux

* キャスト名カッコ内は、日本公演での役名表記。

感想

ミノタウロスとテーセウスのギリシア神話をモチーフにしたというこの作品。アロザレーナがミノタウロスでファヴローがテーセウス、なのでしょうね。そして2人は表裏一体というか、一人の人物の内側でもある、と。でも、映像のせいでしょうかねー。屈指の存在感を持つはずのアロザレーナとファヴローの対比が、意外に浮き彫りになっていなかったような印象を受けました。むしろ印象に残ったのは2人がそれぞれに対峙するアリアドネたちや若い娘とのパ・ド・ドゥでした。

アリアドネたちの無邪気でセクシーで強くて縦横無尽な無敵っぷり。背の高いロスとイワノワ、それにズアナバールがポワントで踊ると、もうそれだけでひれ伏したくなってきます。彼女たち3人が全てを司っているという印象で、それが師匠との世界観の違いなのかなーと何となく思ったり。

音楽の使い方や照明の美しさはベジャールさんを思い起こさせますが、それでいいんじゃないかな、と僭越ながら思ったりもしました。だってベジャールさんのダンスをたっぷり踊ってきたダンサーたちとの共同作業なのだし。アリアドネの赤い糸を思わせるモイアッシの赤いドレスや、アリアドネたちのブランコやパラソルなど小道具も効いていて、ジルの美意識に好感を持ちました。


特典映像はミニ・ドキュメント。ジル・ロマンへのインタビューとBBLのリハーサル(「3人のソナタ」「カンティーク」「アリア」「ツァラトゥストラ 舞踊の歌」)から成り立っていますが、ジルがとても率直に、そして謙虚に語ってくれています。


この映像を含んだ商品

モーリス・ベジャール・バレエ団 来日記念BOX

国内|DVD-BOX(日本コロムビア:XT-2980-2) Release: 2010/10/20
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この記事の更新履歴

  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え