Acis & Galatea / Royal Opera House Covent Garden

Acis & Galatea [DVD] [Import]

振付・演出:ウェイン・マクレガー
収録:2009年4月3,8日、ロイヤル・オペラ・ハウス(ロンドン) / 本編99分+特典約10分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外版DVD

「ディドとエアネス」と同時上演された「アシスとガラテア」は”Pastoral Opera”という事になるらしいです。そう呼ばれる定義みたいのは私にはわからないけど、確かに牧歌的ではありました。ダンスの比重が大きい作品に仕上がっています。


商品情報

字幕:FR/DE/ES extra features only
特典映像:Illustrated synopsis / Cast gallery / Documentary – Staging Acis and Galatea

海外|DVD(Opus Arte:OA1025D) Release: 2010/03/01

FORMAT:NTSC / REGION:0

海外|Blu-ray(Opus Arte:OABD7056D) Release: 2010/03/01

FORMAT:NTSC / REGION:0

クレジット

音楽
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル Georg Friedrich Handel
演出・振付
ウェイン・マクレガー Wayne McGregor
美術
ヒルデガルト・ベヒトラー Hildegard Bechtler
衣裳
フォティーニ・ディモー Fotini Dimou
照明
ルーシー・カーター Lucy Carter
指揮
クリストファー・ホグウッド Christopher Hogwood
演奏

エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団 Orchestra of the Age of Enlightenment
ロイヤル・オペラ・エクストラ・コーラス The Royal Opera Extra Chorus

映像監督
ジョナサン・ハズウェル Jonathan Haswell

キャスト

ガラテア

ダニエル・ドゥ・ニース Danielle de Niese

ローレン・カスバートソン Lauren Cuthbertson

エイシス

チャールズ・ワークマン Charles Workman

エドワード・ワトソン Edward Watson

ポリフィーマス

マシュー・ローズ Matthew Rose

エリック・アンダーウッド Eric Underwood

デイモン

ポール・アグニュー Paul Agnew

スティーヴン・マックレー Steven McRae / メリッサ・ハミルトン Melissa Hamilton

コリドン

ジ=ミン・パク Ji-Min Park

ポール・ケイ Paul Kay

ソプラノのソリスト
ジュリエット・シーマン Juliet Schiemann
テノールのソリスト
フィリップ・ベル Philip Bell

感想

制作スタッフは「ディドとエアネス」と一緒ながら、作品が違えば設定も変わるということで、がらりと雰囲気の違う舞台。ギリシア神話の登場人物であるアシス、ガラテア、ポリフィーマスの、それぞれが代表する世界を表す舞台装置のわかりやすさはいいですね。

冒頭の牧歌的な場面での、マクレガー特有のぐにゃぐにゃした踊り(って他に言いようはないのか...)は、そぐわないような気がしなくはなかったけれど、それも見ているうちに融合して見えてくる。でも、この音楽にはもう少しクラシックよりの振付でも似合っただろうなとも。十数名で踊るには、振りが細かすぎるのか全然合わないんですよね。元々「合わせない振付」なのかもしれないけれど、つい習性でぴったり合った踊りを求めてしまいがちなので、気になりました。

ダニエル・ドゥ・ニースはMETのオルフェオとエウリディーチェを見た時にけっこう気に入った若手さんなのですが、ガラテアは絶品という程ではなかったかな。踊りもできるというのが売りみたいで、最後にはエドワード・ワトソンと踊るところまで披露。ワトソンには負担が大きかったかもしれないけど、彼女はとても楽しそうに踊ってます。アシス役のチャールズ・ワークマンはよいお声。コリドン役のパクさんもこの作品に合ってたと思います。ポール・アグニューは最初の出番の時はあまり声の出がよくなくて(しかもこのときはオケと合唱とソリストとがバラバラじゃなかった?)どうしちゃったのかと思ったけど、その後は美声を披露してくれたので安心。

こちらの作品は各役に歌手とダンサーとがそれぞれ配役されていて、どのダンサーもとても良かったです。まるでバレエがメインだったのでは、と思える位でした。特にソリスト陣全員にブラボー。ローレン・カスバートソンの愛らしさは正にガラテアにぴったり。マクレガーの振付をこんなに愛らしく踊る人がいるのかと驚きました。エドワード・ワトソンは神々しい程の存在感。アシスにしては気品がありすぎるのではと思う位。

いかにも悪役な歌手の方のポリフィーマスの佇まいに比べ、エリック・アンダーウッドのポリフィーマスは、その醜い外見のうちにある激しい想いそのもをの体現しているかのよう。ラインもキレイだし。ダブルヘッダーのスティーヴン・マックレー、メリッサ・ハミルトンとポール・ケイも素晴らしい。マックレーはソロで踊る時間も長いし、ハミルトンとのパ・ド・ドゥもけっこうあるのだけど、まったく疲れも乱れも見えない。彼が前髪をふんわり降ろしているのを見たのはあまり経験がないので、それも新鮮でした。ダンスシーンとしては、ハミルトンとマックレーのダンスが一番好きだったな。


とまぁ、ヘンデルも好きでバレエも好きな私はクラシカで放映されたものを見てかなり楽しむ事ができたけど、バレエ好きな人が買うオペラDVDとしては、どうなのかなー。お薦めしていいかどうか、ちょっと悩むところ。


Official Trailer


この記事の更新履歴

  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え
  • 2015.01.05 - 国内代理店変更によるリンク貼り替え
  • 2014.03.08 - リンクメンテナンス
  • 2013.07.27 - Opus Arte URL変更
  • 2012.08.10 - Opus ArteのYTチャンネルよりトレイラーを追加
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