PURIM & CARMEN / Gyori National Ballet

Purim Or the Casting of Fate (Full Dol) [DVD] [Import]

振付:Istvan Juhos / William Fomin / Robert North
出演:Szabina Cserpak、Balazs Patkai、Timea Pinter 他
収録:詳細欄参照 / 80分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外版DVD

ハンガリーのジェール・バレエによる、エステルの故事をバレエ化した「PURIM」と、オリジナル音楽を使った「カルメン」を収録した映像。


商品情報

特典映像:Making of PURIM - A Dance drama is born / Making of Carmen - Behind the Scene

海外|DVD(Videoland:VLD141) Release: 2008/12/09

FORMAT:NTSC / REGION:0

収録

"PURIM - or The Casting of Fate" - 1999

Choreography:Istvan Juhos / William Fomin
Music:Ferenc Javori "Fegya"
Libretto:Ben Turan
Costumes:Ingrid Gottlicher
Scenery:Robert Menczel
Scene:Tamas Molnar
Lighting:Peter Hecz
Performed by:BUDAPEST KLEZMER BAND

エステル Eszter:Szabina Cserpak
ペルシア王アハシュエロス Ahasveros:Balazs Patkai
父モルデカイ Mordehaj:Otto Demcsak
王妃ワシュティ Vasti:Hajnauka Szantai
大臣ハマン Haman:Ervin Mussler


CARMEN - 1998

Choreography:Robert North
Music:Christopher Benstead
Performed by:The Failoni Chamber Orchestra of the Hungarian State Operahouse / The Children Chorus of the Hungarian Operahouse
Sing Solos:Marta Sebestyen / Christopher Benstead
Scenery:Robert North
Costumes:Judit Gombar
Lighting:Peter Hecz

CARMEN:Timea Pinter
Don Jose:Balazs Patkai
Garcia:Otto Demcsak
Torreador:William Fomin
Bull:Istvan Horvath

感想

えーっと、Gyori Balletというのはジェールというハンガリー北西部にある都市のカンパニーのようです。発売元のVideolandからは現在ハンガリーのバレエ映像が集中的に発売されておりますね。

「PURIM」プーリームというのは旧約聖書のエステル記にも記されたエステルの故事にちなんだお祭りの事で、この作品はそのエステルの故事をバレエ化したもののようです。「エステル記」や「プーリーム」「エステル」などを検索してみると鑑賞の助けになるでしょう。

振付はコンテンポラリー系で、音楽はブダペスト・クレズマー・バンドによるユダヤの伝統音楽。もちろん台詞もないしダンス作品なんだけど、照明の色合いがロックというかショーのそれなのね。クレズマー・バンドの奏者も演奏しながら舞台に登場したりします。

舞台の照明があたっているところとそうでないところの差が激しいので暗いところは全く見えないのと、ダンスよりドラマ重視の撮影で全体像はつかみにくいので、お話が私たちに馴染みが薄い事もあって、最初に見た時は何がなんだかさっぱりわかりませんでした(笑)。実際に舞台を見た人が映像を見たならディテールまで分かって満足するだろうけど、舞台を知らずに見るとけっこうつらいものが。

ダンサーを知らないのと、踊りを楽しむにはカメラが近い場面がかなり多いのが残念ではありますが、音楽が独特で耳馴染みがよく、カメラが近いゆえの迫力という面もあって、それなりに楽しみました。


「カルメン」の方はロバート・ノースがメリメの原作をもとに振り付けたもので、音楽もChristopher Bensteadのオリジナルでした。検索してみたら、このプロダクションは1997年にこのカンパニーで初演されたのだそう。2002年に当時ノースが芸術監督だったスコティッシュ・バレエでも上演したようですが(衣装はルイザ・スピナテッリが担当したらしい)、その年を最後に退任しているので現在のレパートリーには残っていません。

ビゼー(or シチェドリン)ではないカルメンというのはすごーく不思議な感じです。ドラマのBGMみたいにも聞こえるけど、ところどころ「あ、この感じはいい」と思えるところもある。ここのダンサーたちは野趣があってこういう作品を見るのには悪くないと思います。特に男性陣は才能あるダンサーも目につきますし。

ただ、このカルメンさんはちょっと微妙かも。なんでドン・ホセが身を滅ぼすほど惚れちゃうのか、よくわからない(笑)。


両作品ともmakingの特典映像あり。英語でのナレーションが入っていますが字幕は用意されておりませんでした。


この記事の更新履歴

  • 2018.01.15 - HMV & BOOKS online 店名変更による差し替え