- Created: 2008/10/22 19:07
- Last Modified: 2010/08/28
- Category: 他 日本

構成・演出・振付:黒田育世
出演:黒田育世、BATIK
収録: 群馬県吉井町 廃工場/ 63分
録画
NHK芸術劇場で録画。今回放映されたものは、芸術劇場の為に撮影されたもので、とても大きな廃工場に舞台をつくってありました。
クレジット
構成・演出・振付:黒田育世
衣装:後藤寿子
美術:根井守
照明:吉田淳一郎
出演
植木美奈子/大江麻美子/田中美沙子/土井唯起子/西田弥生/矢嶋久美子/黒田育世
感想
「SHOKU」とは「触」で、皮膚1枚で隔てられた内と外を表現したかった、と本編前のインタビューで黒田さんが言っていました。確かに皮膚感覚に訴える作品と言えます。
BATIKの作品は少し前にシアテレで「ペンダントイヴ」を見た事があるだけですが、その時も感じた色彩感と少女性(番組ゲストの石井達朗さんがおっしゃっていた)ある種のフェティシズム、それと黒田育世さんの存在感の大きさが共通しているように思いました。あと少女たちの無邪気な残酷さ、とか。ローザスに通じるものもあるのかもしれないが...もっと神経に直接触られてる感じ。
劇場で上演したものではなく、テレビ放映用に新たに撮影したものというのが、私にはプラスに働いたかもしれません。まず大きな空間というのがよかった。元工場らしき廃墟で天井がたかく、最初の方は自然光が入って窓の外の緑も見えたりして、その自然と廃工場というロケーションとが、作品に不思議な作用を与えてたような気がします。
面白かった、と簡単に言えるものではないけれど、心に、何とも形容しがたいものが残る。この作品をテレビ放映した事はかなりの反響を巻き起こしたけれど、両極端な意見が出る事自体が作り手にとっては望むべき最高の反応なのでは、という気がする。NHKもよく放映してくれた、と思います。
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