- 2008/07/08 21:00|
- Category: 眠れる森の美女|
Sleeping Beauty / The Royal Ballet
原振付:マリウス・プティパ
振付:フレデリック・アシュトン、アンソニー・ダウエル、クリストファー・ウィールドン
主演:アリーナ・コジョカル、フェデリコ・ボネッリ
収録:2006年12月 コヴェント・ガーデン王立歌劇場 / 本編131分+特典3分
リンク先:amazon.co.jp 海外版
コメント
2006年に収録されたロイヤル・バレエ「眠れる森の美女」。コジョカルの可憐で華やかな容姿と安定したテクニックはオーロラにぴったり。
商品情報
<海外向け>DVD(OpusArte/クリエイティブ・コア:OA0995D)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:16:9、音声:PCM Stereo, DTS5.1
特典映像:シノプシス/キャストギャラリー
クレジット
音楽:P.I. チャイコフスキー(P.I. Tchaikovsky)
原振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)
振付:フレデリック・アシュトン(Frederic, Ashton)、アンソニー・ダウエル(Anthony Dowell)、クリストファー・ウィールドン(Christopher Wheeldon)
製作:モニカ・メイソン(Monica Mason)、クリストファー・ニュートン(Christopher Newton)〜ニネット・ド・ヴァロワ(Ninette de Valois)とニコラス・セルゲイエフ(Nicholas Sergeyev)による
美術:ピーター・ファーマー(Peter Farmer)〜オリバー・メッセル(Oliver Messel)の原典版による
照明:マーク・ジョナサン(Mark Jonathan)
演出:クリストファー・カー(Christohper Carr)
指揮:ワレリー・オブシャニコフ(Valeriy Ovsyanikov)
演奏:コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団(The Orchestra of the Royal Opera House)
キャスト
オーロラ姫:アリーナ・コジョカル(Alina Cojocaru)
フロリムント王子:フェデリコ・ボネッリ(Federico Bonelli)
王:クリストファー・サウンダース(Christopher Saunders)
王妃:エリザベス・マクゴリアン(Elizabeth McGorian)
カタラビュット:アラステア・マリオット(Alastair Marriott)
リラの精:マリアネラ・ヌニェス(Marianela Nunez)
カラボス:ジェネシア・ロサート(Genesia Rosato)
水晶の泉の精とキャヴァリエ:イザベル・マクミーカン(Isabel McMeekan)、リカルド・セルヴェラ(Ricardo Servera)
魅惑の庭の精とキャヴァリエ:ローレン・カスバートソン(Lauren Cuthbertson)、アンドレイ・ウスペンスキー(Andrej Uspenski)
森の聖地の精とキャヴァリエ:マーラ・ガレアッツィ(Mara Galeazzi)、ジョナサン・ハウエルズ(Jonathan Howells) or
歌い鳥の精とキャヴァリエ:ナターシャ・オウトレッド(Natasha Oughtred)、ホセ・マルティン(Jose Martin)
黄金のぶどうの木の精とキャヴァリエ:ラウラ・モレラ(Laura Morera)、エルンスト・マイズナー(Ernst Meisner)
リラの精のキャバリエ:ヴァレリー・ヒリストフ(Valeri Hristov)、
フランスの王子:ギャリー・エイヴィス(Gary Avis)
スペインの王子:エドワード・ワトソン(Edward Watson)
インドの王子:ヴァレリー・ヒリストフ(Valeri Hristov)
ロシアの王子:デヴィッド・マッカテリ(David Makhateli)
オーロラ姫の友人たち:Gemma Bond、ヘレン・クロウフォード(Helen Crawford)、ヴィクトリア・ヒューイット(Victoria Hewitt)、小林ひかる(Hikaru Kobayashi)、イオーナ・ルーツ(Iohna Loots)、ナターシャ・オウトレッド(Natasha Oughtred)、サマンサ・レイン(Samantha Raine)、Gemma Sykes
伯爵夫人:イザベル・マクミーカン(Isabel McMeekan)
ガリソン:ジョナサン・ハウエルズ(Jonathan Howells)
フロレスタン王子と姉妹たち:ヴァレリー・ヒリストフ(Valeri Hristov)、ラウラ・モレラ(Laura Morera)、デアドル・チャップマン(Deirdre Chapman)
白い猫:ナターシャ・オウトレッド(Nathasha Oughtred)
長靴を履いた猫:リカルド・セルヴェラ(Ricardo Servera)
フロリナ王女:サラ・ラム(Sarah Lamb)
青い鳥:佐々木陽平(Yohei Sasaki)
赤ずきん:イオーナ・ルーツ(Iohna Loots)
狼:デヴィッド・ピカリング(David Pickering)
感想
原典版を復元したというピーター・ファーマーさんの美術は本当に美しくてうっとりします。HD録画なので衣装のディテールまで見られるのも嬉しい。特にプロローグは夢のように美しく、おとぎ話の世界へ自然に入り込むことができました。
コジョカルのオーロラは盤石。愛らしい容姿と技術の確かさがあるので、オーロラ向きだよね。それに加えて、舞台全体を引っ張る強さがありまして、例えば相手役がコボーならその強さを目立たなくする事ができるのだろうけど、ボネッリの王子とヌニェスのリラの精というおっとりして見えるダンサーが相手だと、コジョカルの強さが多少目につく気がしないでもない。でもこれは好みの問題だし、コジョカルが引っ張ったからこそ舞台が引き締まったのかもしれないし。
ヌニェスがリラの精というキャスティングは、見る前は「どうかなー」と正直言って思ってました。少女らしい笑顔が印象的な彼女は、むしろオーロラ向きだろう、と。見終わった今も彼女のオーロラを見たいという気持ちに偽りはありませんが、リラの精もとても素敵だった。その笑顔で舞台全体を愛情たっぷりに包み込むのに、とても癒されます。カラボスに相対する威厳もあったし、華やかな存在感があって、こんなに可愛らしいリラの精もいいなーと素直に思いました。
ボネッリの王子もスイートな雰囲気がたまらなくツボ。「眠り」の王子はこうでなくちゃ。彼の王子ならば、リラの精が自分でカラボスたちを退治してオーロラ姫のところへ導いてくれても違和感がないじゃない?今や演技力もついたと思うし、踊りのラインは綺麗だし、サポートも安定してるし。素敵な王子でした。こういう過不足ない王子って貴重だと思うよ。
脇のキャストもみな演技力があって、見応えたっぷり。現プリンシパル級が求婚者たちや妖精たちに配されているのも楽しめます。面白かったです!お勧め。
# なお、DVDに封入されたリーフレットには、森の聖地の精のキャヴァリエとしてジョナサン・ハウエルズではなくヨハネス・ステパネク(Johannes Stepanek)の名前があるのですが、、、たぶんジョナサン・ハウエルズの方だと思います。たぶん。
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