- 2008/06/12 16:00|
- Category: パ・ド・ドゥ集 など|
Firestone Dances - Historic Ballet Performances
出演:ルドルフ・ヌレエフ、カルラ・フラッチ 他
収録: 1962 -63年 / 49分
画像リンク先:amazon.co.jp 海外盤
コメント
アメリカのタイヤメーカーFIrestoneの提供による「Voice of Firestone」という音楽番組のアーカイブからバレエ映像を抜き出してまとめた映像集。62,63年に収録されたものなのでモノクロ画像です。ノイズ、たくさんのってます。
商品情報
<海外向け>DVD(Kultur Films:D2414)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:4:3、音声:、モノクロ映像
収録
- Andalusian Dances
- Ballet Espanol Ximenes-Vargas (12/2/62)
- Variations after Degas
- Music: Debussy; Choreography: Starbuck
- Maria Tallchief (10/14/62)
- Caprice
- Music: Rossini, Arr. Britten; Choreography: Pagent
- Maria Tallchief、Oleg Tupine (4/14/63)
- Variation from The Sleeping Beauty
- Music: Tchaikovsky
- Rudolph Nureyev (6/2/63)
- Variation from Gayne
- Music: Khachaturian
- Rudolph Nureyev (6/2/63)
- Pas de deux from The Sleeping Beauty
- Music: Tchaikovsky
- Kirsten Simone and Henning Kronstam (6/9/63)
- Variation from Pas de quatre
- Music: Pugni : Choreography: Perrot
- Carla Fracci (11/18/62)
- Tchaikovsky Pas de deux
- Music: Tchaikovsky; Choreography: George Balanchine
- Jacques D’Amboise and Melissa Hayden (12/16/62)
- Pas de deux from Don Quixote
- Music: Minkus; Choreography: D’Amboise, after Petipa
- Jacques D’Amboise and Melissa Hayden (3/10/63)
感想
「Historic Ballet Performance」の副題が示す通り、40年以上前に収録された映像です。モノクロだし49分しか入っていないし、この当時と今とではバレエダンサーの技量も体型も全然違っているので、出演しているダンサーのファンの方かコレクターさん以外にはお勧めできない代物ですが....。
ただ、掘り出し物がありました。1つは西側亡命から2年後くらいのルドルフ・ヌレエフの踊り。これがアメリカのテレビ放映でのソロデビューだったそうですが、「眠れる森の美女」グラン・パ・ド・ドゥの男性ヴァリエーションと、「ガヤネー(ガイーヌ)」からのソロを踊っています。王子役はこの頃もラインで魅せてくれる事は(残念ながら)ないのですが、「ガヤネー」のヴァリがとても素晴らしかったです。生き生きして、動物的なしなやかさがあり、それはもうヌレエフの魅力全開なのです。
もう1つが、愛らしいカルラ・フラッチによる「パ・ド・カトル」のヴァリエーション。それはそれは素敵でした。残念ながらヴァリ1つだけであっという間に終わってしまうのですが、もっと見ていたかったなー。
最後にメリッサ・ヘイドンとジャック・ダンボワーズによる「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」と「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥが収録されています。チャイパドはねー、いやーバランシンの存命中にこれだけ振付変えて大丈夫だったのか、と心配になるほどでした。特に男性ヴァリは別物ですね。バランシン自身、自作にしょっちゅう手を入れていたそうですから、これももしかしたら、という事はあるかもしれませんが...。いやびっくり(笑)。ヘイドンさんの方は、めちゃくちゃ早いテンポの音楽にもかかわらず、綺麗に音楽に乗って踊っていて感嘆。
ドンキの方はねー、まぁダンボワーズの改訂だそーなんでアレなんですけど、はっきり言って2人ともやりたい放題ですよ。私たちが知ってるドンキとは別ものになってます。思わず苦笑い、でした。
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