- 2008/02/01 11:54|
- Category: NHK|

2008年1月27日/NHK BS1/分
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録画
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1982年にNHKが世界で初めて撮影した全長9,300キロのシベリア鉄道。その同じルートの26年後をNHKが再び撮影し、26年前の映像と対比させてロシアの現在を描く、という番組。その3回シリーズの第2回にノボシビルスクが登場し、ノボシビルスクの国立劇場とバレエ団、そしてバレエ学校が登場しました。50分程の番組中、10分位だったでしょうか。
取材の夜、国立劇場で上演されていたのはバレエ「ドン・キホーテ」。ノボシビルスク・バレエの現在の芸術監督はゼレンスキーですが、もちろん彼は登場せず。キホーテが馬に乗って登場するところ(風車があったからジプシーの野営地しら?)と夢の場面が映りました。夢の場ではどの役も衣装が白で、様々な紫を使った飾りがついていました。
しかしこのドキュメンタリーで主に紹介されたのはバレエ団ではなくバレエ学校。82年の映像も映りましたが、当時と変わらず厳しい授業が行われていました。先生として登場したのは、ルミエラ・コントラショーバ(59)←リュドミラ・コンドラショーワ?、アレクサンダー・シェレモフ(47)←アレクサンドル、と呼びますよねロシア名は...。
しかし、バレエ団はいくつもの大きな問題を抱えていました。バレエを志す子供が激減しバレエ学校の入学希望者が集まらないため、先生方がシベリア中を回って才能のある生徒を集めているそうです。以前は500人もの志願者が殺到したのに、今では1/6以下なのだとか...。社会主義時代は外貨獲得の手段としてバレエダンサーは海外に行く事ができたしお給料も高かった。今では比較にならない程下がってしまったお給料にかかわらず、その人生をまるごとバレエに捧げなければいけないダンサーは、割のいい職業とは決して言えませんものね。親たちも「バレエは鑑賞するだけで十分、自分の子供をバレエダンサーにするつもりはない」のだそう。
他にも、工事が中断したまま放置されているバレエ専用ホールもあり、授業料無料で維持させなければいけない学校にとっては資金不足も深刻な問題です。また、せっかく苦労して育ててもバレエ学校の生徒たちは地元に残るより海外のバレエ団を目指す者が多いことも悩みの種だそう。
登場した生徒はニーナ・マラリェンカ(14)、セルゲイ・カルミコフ(16)の2人。セルゲイくんの方は一番好きなダンサーは熊川哲也で、卒業後は韓国か日本のバレエ団のオーディションを受けたい、のだそう。うーん、そうですか。一体何を吹き込まれたのやら、、、と思ってしまいますけれど、日本よりは韓国の方が、ロシア人にとってはバレエをやりやすい環境が整っているような気はしますね。お給料の事はよくわかりませんが。
という事で、硬派なドキュメンタリーでした。非常に興味深かったです。