- 2007/12/18 14:33|
- Category: リーズの結婚|
La Fille Mal Gardee / Bolshoi Ballet, Bolshoi Balet Academy
振付:ソフィヤ・ゴロフキナ、マクシム・マルチロシャン、アレクサンドル・ラドゥンスキー
主演:エリカ・ルジーナ、レオニード・ニーコノフ
収録:1979年 クレムリン大会宮殿 / 97分
# Gosteleradiofond 1995
http://fairy.ol.shopserve.jp/SHOP/4560219321281.html
画像リンク先:紀伊國屋書店 Forest Plus
コメント
1979年のボリショイ・バレエ「リーズの結婚」の映像。30年近く前の映像で、かつDVD5(片面一層)ディスクなので映像の質は推して知るべしですが、たぶん今のボリショイのレパートリーとは違うバージョンだと思うので、その意味ではとても興味深いものです。
商品情報
<国内向け>DVD(新書館:DD07-1113)
フォーマット:NTSC、リージョン:2、画面サイズ:4:3、音声:DD2.0
クレジット
音楽:ルドヴィヒ・ヘルテル(Ludwig Hertel)
台本・原振付:ジャン・ドーヴェルヴァル
振付:アレクサンドル・ゴールスキー(Alexander Gorsky)
改訂振付:ソフィヤ・ゴロフキナ(Sophia Golovkina)、マクシム・マルチロシャン(Maxim Martirosian)、アレクサンドル・ラドゥンスキー(Alexander Radunsky)
指揮:ウラジーミル・ボゴラード(Vladimir Bogorad)
演奏:ボリショイ劇場管弦楽団
キャスト
リーズ:エリカ・ルジーナ(Erika Luzina)
コーラン:レオニード・ニーコノフ(Leonid Nikonov)
マルセリーヌ:ワシリー・ヴォロホプコ(Vasily Vorokhobko)
ニケーズ:アレクセイ・ロパレーヴィチ(Alexei Loparevich)
ミショー:ウラジーミル・チギレフ(Vladimir Chigirev)
感想
DVDに収録された解説によると、この改訂の元になったゴールスキー版は19世紀にプティパとイワノフが改訂した版が元になっているそうです。ヘルテルの音楽は、アシュトン版のフェルディナン・エロールのものとは違っていて、不思議な感じ(ところどころ聞き覚えのある曲が出てくるのは他のバージョンの影響でしょうか)。役名についても、リーズのおかあさんがシモーヌではなくマルセリーヌ、ニケーズ→アラン、ミショー→トーマス、となっているそうです。
プロフィールを見ると、主演の2人ともこの公演が上演された1979年にボリショイ・バレエに入団したと書いてあります。当時ボリショイ・バレエ学校校長であったゴロフキナ(他)の改訂演出ということは、学校公演の意味合いが強いのかしら?それにしては主演の2人は堂々たるもので、入団そこそこのダンサーとは思えません。身体がもうしっかり出来上がっていますし。子役でバレエ学校の生徒たちも多数出演していまして、とても賑やかです(DVDには"ボリショイ・バレエ、ボリショイ・バレエ学校公演"と記載)。
主演のエリカ・ルージナはかなり安定しています。若々しく溌剌としたリーズで、かつ演技や技術の面も不足は感じられない。堂々とした主役っぷりです。お相手のニーコノフと共に無鉄砲な若者っぷりが微笑みを誘います。
振付はアシュトン版とはかなり違うので、その点も興味深いです。リーズとコーランのリボンを使ったパ・ド・ドゥはありますが、リボンを使った技巧の点はアシュトン版には及びません。おなじみの踊りもありませんがジプシーたちの踊りが入ったりして、これはこれで楽しいですよ。
絵本から飛び出したような、手書きのイラストっぽいセットがなんともほのぼの。
