- 2007/10/26 18:01|
- Category: コッペリア|
Coppelia / Staatsoper Budapest
振付:ギュラ・ハランゴーゾ
主演:カタリン・シャルノイ、イムレ・ドージャ
収録:1976年6月21日 / 76分
画像リンク先:amazon.co.jp 海外版
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現ウィーン国立バレエの芸術監督ギュラ・ハランゴーゾ(2008.2.1訂正:ではなく、その父親のギュラ・ハランゴーゾ)振付によるハンガリー国立歌劇場バレエの「コッペリア」。30年も前の映像だったとは、買ってみてびっくり(笑)。最近ウィーンのレパートリー入りしました。
商品情報
<海外向け>DVD(Videoland:VLD138)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:4:3、音声:
クレジット
音楽:レオ・ドリーブ(Loe Delibes)
振付:ギュラ・ハランゴーゾ(Gyula Harangozo)
装置:Laszlo Dregely
衣装:エヴァ・ウイッツ(Eva Witz)
指揮:Tamas Pal
ハンガリー国立歌劇場管弦楽団(Orchester der Ungarischen Staatsoper)
キャスト
鐘の鋳造人:Sandor Barkoczy
その妻:Eva Ehn
スワニルダ、その娘:カタリン・シャルノイ(Katalin Csarnoy)
フランツ、スワニルダの婚約者:イムレ・ドージャ(Imre Dozsa)
コッペリウス:レヴェンテ・シペキ(Levente Sipeki)
コッペリア:カタリン・セバスチャン(Katalin Sebestyen)
軍曹:Zoltan Nagy
ポーランドの少女:Ildiko Pongor
ポーランドの少年:Sandor Erdelyi
市長:Istvan Tauz
その妻:Margit Anda
作家:Ferenc Urban
ダンス教師:Laszlo Petho
足の悪い警備員:Mihaly Szilagyi
感想
これ、色のコントラストが相当強いです。衣装自体がかなり鮮やかな色の組み合わせという事もあるのですが、それ以上に補正仕事がかなり大雑把なのでは、という気がします。ところどころ、画質がひどく変わりますし。それが気にならなければ、古いけれどなかなか楽しい「コッペリア」ではあります。かなり独自にアレンジしてあるので、例えば何か公演の予習とか参考には適さないようには思いますけれど。
まずこの版の特徴について。コッペリウスは街の人とほとんど交流のない変わり者のじいさんで(のように見える)スワニルダにも特段の意識はないようです。コッペリアはゼンマイ掛けの人形という設定でそれ自体も踊ります(キーロフ版もコッペリアが踊りますね)。コッペリア(とコッペリアに扮したスワニルダ)はお面をかぶるので、表情まで含めた人形振りを堪能する事が出来ないのは少々残念。そして一番ユニークな点は、フランツが忍び込んでくる前にスワニルダがコッペリアに化けている事を突き止めてしまい、忍び込んできたフランツがコッペリアだと思い込んで彼女と踊りうっとりしてしまうと事で、スワニルダの恋心に小さな復讐をする事でしょうか。
ということで2幕ではスワニルダはスペインしか踊りませんし、3幕でのヴァリアシオンもかなり変則的です。祈りや戦いのヴァリなどは奉納されませんし、ひたすらに独自の振付と構成となっています。
ハンガリーといえばチャルダッシュ、という訳で、ここの男性陣はさすがにチャルダッシュがお上手です。振付にもふんだんに取り入れられています。また3幕ではマズルカが大々的に踊られていますし、そういう意味ではかなり民族色が強いとも言えるかな。
スワニルダ役のカタリン・シャルノイは二十世紀バレエ団に在籍していたこともあるダンサーだそうですね。ダンサーのプロポーションには30年前という時代を感じますが、主役の2人はチャーミングでした。コッペリウスに感情移入できるような演出ではありませんが(笑)、スピーディな展開で、これはこれでいいのかな、とも。
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