Aschenbrodel / Ballet der Wiener Staatsoper

Aschenbrodel (Ac3 Dol Dts)

振付:レナート・ツァネラ
主演:エーファ・ペッタース/グレゴール・ハタラ
収録:1999年12月21,22日 ウィーン国立歌劇場 / 118分

画像リンク先:amazon.co.jp - 海外版DVD

ヨハン・シュトラウス唯一のバレエ曲「シンデレラ」にレナート・ツァネラが振付け、ウィーン国立バレエが上演した映像。J.S. Jr.というのはたぶんヨハン・シュトラウス2世のことでしょうね。


商品情報

海外|DVD(Euroarts:2055928) Release: 2007/03/27

FORMAT:NTSC / REGION:0

クレジット

音楽
ヨハン・シュトラウス Johann Strauss II
補筆
ヨーゼフ・バイヤー
振付
レナート・ツァネラ Renato Zanella
演出
ミヒャエル・フィッシャー=レデニツェ
美術・衣装
クリスチャン・ラクロワ Christian Lacroix
指揮
ミヒャエル・ハラース Michael Halasz
管弦楽
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 Orchester der Wiener Staatsoper

キャスト

J.S.Jr.(ウィーンの天才音楽家)
クリスティアーン・ロフニー Christian Rovny
ムッシュー・アルノー("四季"百貨店のマネージャー)
Christian Tichy
グスタフ(ムッシュー・アルノーの甥でファッションデザイナー)
グレゴール・ハタラ Gregor Hatala
フランツ(グスタフの弟)
ユルゲン・ワグナー Jurgen Wagner
ヨゼフ(グスタフの弟)
Tomislav Petranovic
マダム・レオンティーン(ファッションスタジオのオーナー)
Wolfgang Grascher
ファンション(マダムの娘)
ヨランタ・ザイフリート Jolantha Seyfried
イヴェット(マダムの娘)
シモーナ・ノヤ Simona Noja
グレタ(マダムの継子)
エーファ・ペッタース Eva Petters
ミス・チェリーニ(プリマ・バレリーナ)
ブリギッテ・シュタドラー Brigitte Stadler
クエーラ氏(そのパートナー)
タマーシュ・ソリモシー Tamas Solymosi

感想

まず、プロコフィエフではなくヨハン・シュトラウスの「シンデレラ」だけに趣がだいぶ違います。序曲からしてロマンティック。「シンデレラ」だけでなくシュトラウスの様々な曲が使われているようで耳馴染みある曲も多かったです。プロコフィエフの陰影に富んだ「シンデレラ」に慣らされた耳には、シュトラウス尽くしの音楽は多少メリハリに欠けるかな、と思っていたのですが、そこは初演の夜。演奏も素晴らしく舞台のテンションに負けていませんでした。

舞台はウィーンのファッション業界。シンデレラの家はメゾンで義母のマダム・レオンティーンが切り盛りしています。グレタ(シンデレラ)はデザイナーを目指していて玉の輿を狙っている訳ではない、というのが現代的かな。徹底的にウィーンにこだわった場面設定なので、おなじみのシンデレラのお話も多少アレンジがなされていて、詳しくは書きませんがそのあたりも面白いです。

あと、ダンスの見せ場がとても多いのもこの版の魅力。仙女にあたるJ.S.Jr.も踊りまくるし、舞踏会ではシンデレラと王子のパ・ド・ドゥや義姉や義母の踊りだけでなく、シンデレラが衣装をデザインしたプリマバレリーナが余興で踊ったり。

加えて、舞踏会から戻ったシンデレラの夢の中でも王子とのパ・ド・ドゥがあるし、終幕には百貨店を舞台に宝石たちや磁器人形たちのディヴェルティスマンが見事です。(そのうえ、ラクロワのショーのような一場面もあるのですから、それを着こなすダンサーのみなさんも楽しかったんじゃないかしら。

エーファ・ペッタースは華奢で可愛らしくて、シンデレラの要素たっぷり。ショートのウィッグ(だと思うのだけど)もよくお似合いです。相手役のグレゴール・ハタラはあのヒゲ姿だとABTのサヴェリエフにちょっと似てるかも(笑)。

ツァネラの振付は作品のコンセプトによく合っていたと思います。総合力の高い創作だと思うなー。楽しかったです。


Official Trailer


この記事の更新履歴

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