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「ベスト・オブ・ナタリア・マカロワ」(1985)

Natasha; Natalia Makarova

Natasha; Natalia Makarova

出演:ナタリア・マカロワ、アンソニー・ダウエル、ドゥニ・ガニオ A8
収録:1985年 エルストリー・スタジオ / 約65分

画像リンク先:楽天市場 商品カタログ

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ナタリア・マカロワの映像集。以前「妖精 ナターシャ」のタイトルでVHSが出ていたもののDVD化。

商品情報

クレジット

案・演出:ロビン・スコット(Robin Scott)
演出:デレク・ベイリー(Derek Bailey)
指揮:バリー・ワーズワース(Barry Wordsworth
演奏:ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団(本作のために特別収録)
ソロ・チェロ:Francois Rive
ソロ・ピアノ:フィリップ・ギャモン(Philip Gammon)

収録

ミュージカル「オン・ユア・トウズ(On Your Toes)」より
音楽:リチャード・ロジャース(Richard Rodgers) / 振付:ドナルド・サドラー(Donald Saddler)
台本:リチャード・ロジャース、Lorenz Hart、George Abbott
ジュニア:ティム・フラヴィン(Tm Flavin)
「ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet)」より寝室でのパ・ド・ドゥ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ(Sergei Prokofiev) / 振付:ケネス・マクミラン(Kenneth MacMillan)
w/ アンソニー・ダウエル(Anthony Dowell)
「カルメン(Carmen)」より寝室でのパ・ド・ドゥ
音楽:ジョルジュ・ビゼー(George Bizet) / 振付:ローラン・プティ(Roland Petit)
w/ ドゥニ・ガニオ(Denys Ganio)
「失われた時を求めて(Proust Remembered)」よりパ・ド・ドゥ
音楽:カミーユ・サン=サーンス(Camille Saint-Saens) / 振付:ローラン・プティ(Roland Petit)
w/ ドゥニ・ガニオ(Denys Ganio)
「ビギン・ザ・ビギン(Begin the Beguine)」ショー・ナンバー
音楽:コール・ポーター(Cole Porter) / 編曲:ウォーリー・ハーパー(Wally Harper)
振付:ピーター・ジェンナーロ(Peter Gennaro)
w/ ギャリー・クリスト(Gary Chryst)
「バッハ・ソナタ(BachSonata)」より第1パ・ド・ドゥ
音楽:バッハ(Bach) / 振付:モーリス・ベジャール(Maurice Bejart)
w/ ドゥニ・ガニオ(Denys Ganio)
「レ・シルフィード(Res Sylphides)」(振付:フォーキン)よりプレリュード
音楽:フレデリック・ショパン(Frederic Chopin) / 振付:ミハイル・フォーキン(Mikhail Fokine)
「マノン(Manon)」(振付:マクミラン)より寝室でのパ・ド・ドゥ
音楽:ジュール・マスネ(Jules Massenet) / 振付:ケネス・マクミラン(Kenneth MacMillan)
w/ アンソニー・ダウエル(Anthony Dowell)
「瀕死の白鳥(The Dying Swan)」
音楽:カミーユ・サン=サーンス(Camille Saint-Saens) / 振付:ミハイル・フォーキン(Mikhail Fokine)
「田園の出来事(A Month in the Country)」よりパ・ド・ドゥ
音楽:フレデリック・ショパン(Frederic Chopin) / 振付:フレデリック・アシュトン(Frederick Ashton)
w/ アンソニー・ダウエル(Anthony Dowell)
「ナターシャ(Natasha)」
振付:ノーマン・メイン(Norman Maen)
w/ ノーマン・メイン・ダンサーズ

感想

オープニングは「ライモンダ」のヴァリエーションを踊るマカロワ(ほーんのちょっとだけ)をバックに出演者紹介があり、続いて1983年のトニー賞(On Your Toesにて)最優秀ミュージカル女優賞の受賞スピーチ。このスピーチが最高でした。スタジオで再現された「オン・ユア・トウズ」の一場面の後は、ヴェラの扮装のままプログラムをナビゲート、というスタイルでした。

古典からアシュトン、マクミラン、プティ、ベジャールといった西側振付家の作品、そしてミュージカルに至るまで幅広い作品を踊るマカロワを堪能できます。様々な種類の作品を続けて見ると、マカロワは役や振付を自分に引き寄せて踊るタイプだと実感します。それがすごく上手くいく作品もあるし、そう見えないものもある、かもしれない。彼女は曲線のバレリーナだと私は思っているので柔らかい動きが生きる作品はとてもよいと思うのですが、直線的な強さを要求する振付は(今のところ)そんなに好みではありませんでした。マカロワ好きと自分のことを思っていたので、こんな風に感じるなんて自分でも意外だったのですが。とはいえ感想は見る度ごとに変わるので、また今後は全然違う事を思うのでしょう。

収録された映像は全て同時期に同じスタジオで収録されたものなのかしら?メイクなどを含めマカロワの雰囲気がどれもそう変わらないので、そんな気がします。だとするとこの時マカロワは45歳。バレエだけでなくミュージカルまで経験して、(悪い意味ではなく)踊りの質というか表現の質が変わってきているのかな、とも思いました。

相手役のアンソニー・ダウエルは撮影当時42歳位でロイヤル・バレエ芸術監督に就任する前年ですが、ダンスール・ノーブルのキャリアの最後の方には見えません。ドゥニ(デニス)・ガニオは当時35歳ですから脂ののった時期ですよね。マカロワ相手に相当気を遣って踊っているように見えます(サイズ的にもマカロワは彼には少し小さいのかもしれません)。この麗しいパートナーたちを見るのも眼福な映像と言えます。

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