- 2006/12/19 17:17|
- Category: 白鳥の湖|
Swan Lake / The Mariinsky Ballet
振付:コンスタンチン・セルゲーエフ
主演:ウリヤーナ・ロパートキナ/ダニーラ・コルスンツェフ
収録:2006年5月29日, 6月1日, 6月3日 マリインスキー劇場 / 129分
画像リンク先:amazon.co.jp
コメント
BSで録画。ロパートキナとコルスンツェフ、それにゲルギー(指揮)による白鳥。カメラワークに若干難がありますが名盤です。DVDは2007年8月22日発売予定。海外版と盤面自体の仕様は同じだと思われます。
商品情報
<国内向け>DVD(ユニバーサルクラシック:UCBD-1061)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:16:9、音声:LPCM Stereo, DTS5.1
<海外向け>DVD(Decca:0743216)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:16:9、音声:LPCM Stereo, DTS5.1
* Blu-ray盤(Decca:0743302)あり
クレジット
振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)、レフ・イワーノフ(Lev Ivanov)
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky)
装置:シモン・ヴィルサラーゼ(Simon Virsaladze)
衣装:ガリーナ・ソロヴィヨーワ(Galina Solovieva)
指揮:ワレリー・ゲルギエフ(Valery Gergiev)
演奏:マリインスキー劇場管弦楽団(The Orchestra of the Maryinsky Theatre)
キャスト
オデット / オディール:ウリヤーナ・ロパートキナ(Ulyana Lopatkina)
ジークフリード王子:ダニラ・コルスンツェフ(Danila Korsuntsev)
王妃:アレクサンドラ・グロンスカヤ(Alexandra Gronskaya)
家庭教師:ピョートル・スタシューナス(Pyotr Stasiunas)
王子の友人:イリーナ・ゴールプ(Irina Golub)、エカテリーナ・オスモールキナ(Yekaterina Osmolkina)、アントン・コールサコフ(Anton Korsakov)
道化:アンドレイ・イワーノフ(Andrei Ivanov)
ロットバルト:イリヤ・クズネツォフ(Ilya Kuznetsov)
小さな白鳥:エフゲーニャ・オブラスツォーワ(Yevgenia Obraztsova)、スヴェトラーナ・イワーノワ(Svetlana Ivanova)、イリーナ・ゴールプ(Irina Golub)、オレシア・ノーヴィコワ(Olesya Novikova)
大きな白鳥:アリーナ・ソーモワ(Alina Somova)、ヴィクトリア・テリョーシキナ(Viktoria Tereshkina)、エカテリーナ・オスモールキナ(Yekaterina Osmolkina)、タチヤーナ・トカチェンコ(Tatiana Tkachenko)
二羽の白鳥:クセーニャ・オストレイコーフスカヤ(Xenia Ostreikovskaya)、ダリア・スホルーコワ(Daria Sukhorukova)
スペインの踊り:Ketevan Papava、エレーナ・バジェーノワ(Elena Bazhenova)、イスロム・バイムラードフ(Islom Baimuradov)、アンドレイ・メルクーリエフ(Andrei Merkuriev)
ナポリの踊り:ヤナ・セーリナ(Yana Selina)、マクシム・フレプトーフ(Maxim Khrebtov)
ハンガリーの踊り:ポリーナ・ラッサーディナ(Polina Rassadina)、Artem Yachmennikov
マズルカ:ガリーナ・ラフマーノワ(Galina Rakhmanova)、ヴィクトリア・クテーポワ(Viktoria Kutepova)、マリアンナ・パヴロワ(Marianna Pavlova)、Yulia Slivkina、アンドレイ・ヤコブレフ(Andrei Yakovlev)、ドミトリー・シャラポフ(Dmitry Sharapov)、アレクサンドル・クリーモフ(Alexander Klimov)、カレン・イワンニシャン(Karen Ioannisyan)
感想
経験から言って、100のバレエ映像より1つの生舞台の方が得るものも感動も大きいと思っていますが、このロパートキナとコルスンツェフの「白鳥の湖」に限っては、今回のマリインスキー来日公演よりキャストの充実度、音楽の素晴らしさ、そしてロパートキナの踊りの確度においても素晴らしかったと思います。それでも、目の前でロパートキナが動き、その空気の揺れが自分まで届くライブ感というのは得難いもので、今年のベストと言えそうな忘れられない来日公演でしたけれど・・・それくらいこの映像には気合いが入っています。
難点はカメラワーク。最近のバレエ映像に顕著な例ですが、ドラマ性を追うことばかりに気がいって、ダンサーが全身で表現していることを忘れています。このトレンドは早いとこ修正されてほしい・・・。それとゲルギーの振るマリインスキー管の音は本当に素晴らしいのですが、バレエを楽しむ目的においてはゲルギーのドラマ性が時々邪魔になります。言うなればゲルギーの無駄遣い。贅沢を言うようですが、できれば別々に楽しませて欲しいです。
さて、この映像はロパートキナに尽きる訳ですが、コルスンツェフとのパートナーシップにも充実が見られて非常に素晴らしいです。今、一番ロパートキナを美しく踊らせられるパートナーは彼しかいないのでは?ロットバルトのクズネツォフがまた素晴らしい!オデット、王子、ロットバルトの存在感が同じ位強いことがこの作品のドラマに繋がる訳ですから、その意味でもベストなキャスティングと言えます。
日本公演でも大喝采を浴びた道化役のイワーノフ、バイムラードフ / メルクーリエフのゴージャスなスペイン、二羽の白鳥で特筆ものに美しいオストレイコーフスカヤ、それにお気に入りのオスモールキナが映像に残ったことも嬉しいです。もはやプリンシパル級と言っていいテリョーシキナが大きな白鳥に入っていることもゴージャスですね。それだけにカメラワークの拙さが惜しいと言えるんですが・・・
それでもやはり、映像のほとんどなかったロパートキナの「白鳥の湖」が映像になったこと自体が非常に嬉しいです。今後、他の白鳥はしばらく受け付けられなくなりそう。放映してくれてありがとう〜。
この記事の更新履歴
- 2008.09.12 - Blu-ray盤情報
- 2008.10.06 - Blu-ray盤情報補完
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