- 2006/12/14 11:49|
- Category: 白鳥の湖|
Swan Lake / Moscow Classical Ballet
振付:ナタリア・カサトキナ、ウラジーミル・ワシリョフ
主演:マリナ・ルザニコワ/ニコライ・シェヴィシェロフ
収録:2005年 / 108分
画像リンク先:amazon.co.jp 海外版
コメント
モスクワ・クラシカルの2枚目の「白鳥」映像。主演キャストがぐぐっと若返っており、オデットとオディール両方をルザニコワが踊っています。
商品情報
<海外向け>DVD(DECCA:07431481)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:4:3、音声:DD5.1
クレジット
音楽:P.I. チャイコフスキー(P.I. Tchaikovsky)
振付:ナタリア・カサトキナ(Natalia Kasatkina)、ウラジーミル・ワシリョフ(Vladimir Vasilyov)
美術;T. Goodchild
監修:M. Semionova, A. Messerer
指揮:パヴェル・サルニコフ(Pavel Salnikov)
演奏:モスクワ・クラシカル・バレエ管弦楽団(Orchestra of Moscow Classical Ballet
キャスト
オデット / オディール:マリナ・ルザニコワ(Marina Rzhannikova)
ジークフリード王子:ニコライ・シェヴィシェロフ(Nikolay Chevychelov)
ロットバルト:マキシム・ゲラシモフ(Maxim Guerasimov)
道化:Alexei Pryadkin
王妃:Elena Garcia Benites
家庭教師 / 式典長:Sergey Belorybkin
ワルツ・ソロ:Alexandra Lezina
ベンノ:Artem Khoroshilov
花嫁候補:Lioudmila Doxomova, Polina Kyrova
3羽の白鳥:Natalia Zharkova、Alena Podavalova, Polina Kyrova
4羽の小さな白鳥:Oxana Tereschenko, Alexandra Lezina, Irina Abulashvili, Irina Grishina
ハンガリーの花嫁:Daria Lyakisheva
ハンガリーの踊り:Anastasia Kovalenko, Vladimir Sturov
ポーランドの花嫁:Natalia Zharkova
マズルカ:Maria Lapitskaya, Alena Podavalova, Alexander Poushkarev, Alexey Orlov
ヴェネツィアの花嫁:Victoria Smirnova
タランテラ:Lioudmila Doxomova, Alexei Pryadkin
ロシアの花嫁:Polina Kyrova
ロシアの踊り:David Toloraya, Dmitry Essine
スペインの踊り:Anna Morozova, Maria Lapitskaya, Alexander Poushkarev, Yury Kalinin
Masks:Galina Lapina, Maria Shilkova, Irina Abulashvili, Irina Grishina
感想
モスクワ・クラシック(クラシカル)・バレエの「白鳥の湖」は、エカテリーナ・ベレジナとNatalia Burakがオデットとオディールを踊り分けるバージョンの映像が出ていますが、こちらはオデットとオディールをマリナ・ルザニコワが一人で踊っています。道化 / ロットバルト / 家庭教師あたりは前映像と同じダンサーが踊っていました。衣装と装置も基本的に一緒だと思うのですが、ちゃんと見比べていないので正確な所はわかりません。
製品の質はVideolandのものより良いと思いますが、カメラワークは本当におそまつです。クローズアップが多すぎるところがまず問題。加えて、タイミングが悪くせわしないアングルの切り替えなど、撮ればいいってものじゃないでしょう!だらけで、見ていてイライラしました。カメラワークのせいでこの映像の評価が辛くなっているところもあると思いますので、カメラアングルが気にならない方は、どうぞその分を割り引いてご判断下さいね。
最初からかなり辛口モードですが、正直に言って、前回の映像にも登場した道化や家庭教師、ロットバルト以外のダンサーはどなたも経験値が高そうには見えませんし、訓練も行き届いていないように感じました。王子役のシェヴィシェロフは物腰の柔らかいダンサーで踊りも丁寧ではあると思いますが、ドラマ性に欠けますし、オデット役のルザニコワの相手としては少し身長も足りていないのではないかしら。ベンノなどは、その役を踊れるレベルにはまだ至っていないように見受けられました。ここの版は家庭教師もけっこう踊るのですが、王子より家庭教師の方が脚が綺麗だよ。
オデット / オディール役のルザニコワは手脚が長いダンサーですが、その恵まれた肢体をまだコントロールできていないように思いました。と言っても、彼女も上半身だけが映っている時間が長過ぎて脚の使い方なんかはあまりわからないんですけど、白鳥 / 黒鳥を踊るならもっともっと気を使って踊ってほしい。プロポーションに恵まれた分、身体のコントロールは大変だと思いますが、そこはがんばって欲しいところ。指導する側もその辺はちゃんと導いてあげてほしいです。黒鳥よりは白鳥の方がよかったと思います。王子のサポートもちょっと心もとないようなので、その辺も差し引いて見てあげるべきなのかもしれません。
ここの2幕は王子が弓を持って湖畔に現れるとすぐに群舞の白鳥たちが登場します。オデットが登場する前には引っ込みますが、弓を持った王子の周囲にいても怯えない白鳥たちというのもすごいかも。ただ、白鳥たちに囲まれて驚く王子というのは「異なる世界に迷い込んだ」感があって悪くないと思いました。その後も白鳥たちのフォーメーションなどは独自なものが多々ありました。グラン・アダージオの横でもかなり動いているんですよねー。好みの別れるところではないでしょうか。
いずれにしてもカメラワーク、これに尽きます。あ、オケはあまり気にならなかったので悪くなかったのでは?
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