- 2006/09/16 00:05|
- Category: 他 パリ・オペラ座バレエ|
Joyaux(Jewels) / Ballet de l'Opera de Paris
振付:ジョージ・バランシン
出演:アニエス・ルテステュ、ジャン=ギョーム・バール 他
収録:2005年10, 11月 パリ・オペラ座ガルニエ宮 / 本編93分+特典映像59分
画像リンク=amazon.co.jp
コメント
パリ・オペラ座によるバランシン振付「ジュエルズ」の全編映像。2007年11月に国内版が発売となります。
商品情報
<国内向け>DVD(クリエイティブ・コア:TDBA-5011)
フォーマット:NTSC、リージョン:2、画面サイズ:16:9、音声:PCM Stereo, DTS5.0
<海外向け>DVD(Opus Arte/クリエイティブ・コア:OA0951D)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:16:9、音声:DTS5.1, PCM Stereo
字幕:英・仏・独・西・伊語(特典のみ)国内流通版は日本語解説書付
* Blu-rayあり
特典映像:ドキュメンタリー「ジョージ・バランシン・フォーエバー」
ライナー・E・モリッツ作品 / インタビュー:バーバラ・ホーガン(バランシン・トラスト)、ブリジット・ルフェーブル、クリスチャン・ラクロワ、レティシア・プジョル、クレールマリ・オスタ、オーレリ・デュポン、アニエス・ルテステュ、マリ=アニエス・ジロ
クレジット
振付:ジョージ・バランシン(George Balanchine)
音楽:ガブリエル・フォーレ(Gabriel Faure)、イーゴリ・ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky)、P.I. チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky)
装置・衣裳:クリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)
照明:ジェニファー・ティプトン(Jennifer Tipton)
指揮:ポール・コネリー(Paul Connelly)
演奏:パリ・オペラ座管弦楽団(Orchestre de L'Opéra national de Paris)
ピアノ:Jean-Yves Sebillotte(ルビー)
出演
- 「エメラルド(Emeralds)」音楽:フォーレ「ペレアスとメリザンド」、「シャイロック」より抜粋
- クレールマリ・オスタ(Clairemarie Osta)、カデル・ベラルビ(Kader Belarbi)
- レティシア・ピュジョル(Laetitia Pujol)、マチュー・ガニオ(Mathieu Ganio)
- エレオノーラ・アバニャート(Eleonora Abbagnato)、ノルウェン・ダニエル(Nolwenn Daniel)、エマニュエル・ティボー(Emmanuel Thibault)
- 「ルビー(Rubies)」音楽:ストラヴィンスキー「カプリッチョ」
- オーレリ・デュポン(Aurelie Dupont)、アレッシオ・カルボネ(Alessio Carbone)、マリ=アニエス・ジロ(Marie-Agnes Gillot)
- 「ダイアモンド(Diamonds)」音楽:チャイコフスキー 交響曲第3番ニ長調「ポーランド」第2〜5楽章
- アニエス・ルテステュ(Agnes Letestu)、ジャン=ギョーム・バール(Jean-Guillaume Bart)
- イザベル・シアラヴォラ(Isabelle Ciaravola)、エミリー・コゼット(Emilie Cozette)
感想
発売から少し間があいてしまいましたが、ようやく見ました。前回の来日公演は見られなかったので、やっとパリオペによる「ジュエルズ」が見られた、という感じ。
まず「エメラルド」。フォーレの音楽が好きなので、「ジュエルズ」でも「エメラルド」が一番好きかもしれません。特筆すべきはマチューのエレガンスと美しさ。ヴァリアシオンは若々しく祝祭感があるし、ラクロワの美しい衣装が映えて彼の資質が際立っていたように思いました。ピュジョルとの相性もけっこう良さそうじゃないですか。私の中でピュジョルとオスタは評価留保なダンサーだったのですが、この映像で好きな方に少々傾きました。オスタは確かにプロポーションで損をしていると思いますが、音楽的であったと思うし振付へのアプローチがよいと思うんですよね。ベラルビとオスタがまた合っていて、しっとりした雰囲気で『幾多の喜怒哀楽を共に味わってきたカップル』のよう。ベラルビもパートナーとの「空気」を作るのが上手い人ですよね。アバニャート、ダニエル、ティボーの並びはちょっとユニーク。ティボーくんはかわいいけど、アバニャートにはもう少し背の大きい人の方がよさそうです。
「ルビー」は全編見るのは初めて。男性4人を従えるジロの風格はお見事。背が高いとこんな曲に合わせて踊るのはなかなか大変なことじゃないかと思うんですが、全くそんなこともなく。オーレリは音と戯れる様がなんともキュートでした。。カルボネくんは女王に従う僕(しもべ)のようでもあり、姉にじゃれつく弟のようでもあり。2人で踊ると何となくもっさりというか音に乗り切れない感じを受けるところがあって、ルグリだったらどうだったかしら、、、とちょっと思ってしまいました。ストラヴィンスキーの曲も含めて、全体的に洒脱で楽しかったな。
「ダイアモンド」はまずエミリー・コゼットに目を奪われてしまいました。スウィートなダンサーですねー。アームスも表現豊かだし、踊っているとバレエの愛が溢れ出ているようでつい彼女に目が行ってしまう。シアラヴォラとはずいぶんタイプの異なるダンサーなので、この2人を並べるのはどうなのかとも思いますが。ルテステュは王道のダイアモンド。ジョゼと踊る時には2人の間にドラマがあると思うのですが、バールとも良かった。ルテステュを繊細なガラス細工のようにそっと扱うバールに感心。素敵でした。
カメラ割りもよくて、見終わった後に気持ちがとても豊かになるのですが、残念なことが1つだけ。どうも激しい動きのところになると画像の輪郭がブレるというか・・・絵的にはとてもきれいなのに画質があまりよくない。これは最近の撮影にしてはあるまじきことでは・・・すごくもったいないです。
特典のドキュメンタリーはラクロワのインタビューや衣装のデザイン画も見られますし、女性ダンサーたちのバランシンや作品への想いが聞けて、とても興味深かったです。日本語字幕がないのは残念ですが、とりあえず英語字幕でもないよりマシ(笑)。
参考URL:PBS Great Performance - "Jewels" from the Paris Opera Ballet
この記事の更新履歴
- 2008.08.25 - Blu-ray版情報 初出
- 2008.10.06 - Blu-ray版情報 補完
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