- 2006/09/13 17:06
- Category: ジゼル
Giselle / Teatro alla Scala, Milan
振付:イヴェット・ショヴィレ
主演:スヴェトラーナ・ザハーロワ/ロベルト・ボッレ
収録:2005年4月 ミラノ・スカラ座 / 105分
画像リンク先:amazon.co.jp
コメント
フェリ / ムッルの主演映像の時とは振付 / 演出が変わっています。
商品情報
<国内向け>DVD(クリエイティブ・コア:TDBT-152)
フォーマット:NTSC、リージョン:2、画面サイズ:16:9、音声:LPCM Stereo, DD5.1
<海外向け>DVD(TDK Music Video:DVWW-BLGISS)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:16:9、音声:PCM Stereo、DD5.1, DTS5.1
クレジット
振付:ジャン・コラリ(Jean Coralli)、ジュール・ペロー(Jules Perrot)
改訂振付:イヴェット・ショヴィレ(Yvette Chauvire)
改訂:Florence Clerc
音楽:アドルフ・アダン(Adolphe Adam)
美術:アレクサンドル・ブノワ(Alexandre Benois)
改訂:Angelo Sala、Cinzia Rosselli
指揮:デヴィッド・コールマン(David Coleman)
演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団(Orchestra e Corpo di Ballo del Teatro alla Scala)
キャスト
ジゼル:スヴェトラーナ・ザハロワ(Svetlana Zakharova)
アルブレヒト:ロベルト・ボッレ(Roberto Bolle)
ヒラリオン:ヴィットーリオ・ダマート(Vittorio D'Amato)
クーランド公:Francisco Sedeno
バチルダ姫:フラヴィア・バローネ(Fravia Vallone)
ベルタ:Annalisa Masciocchi
ウィルフリード:Grancesco Ventriglia
狩りの名人:Matthew Endicott
ペザント・パ・ド・ドゥ:Sophie Sarrote、アントニーノ・ステラ(Antonino Sutera)
ジゼルの友人:Laura Caccialanza、Serena Sarnataro、Chiara Fiandra、Daniela Cavalleri、Lara Montanaro、Monica Vaglietti
ミルタ:マルタ・ロマーニャ(Marta Romagna)
ドゥ・ウィリ:Lara Montanaro、Laura Caccialanza
感想
国内版より先に発売された海外版を見ました。衣装などは基本的にフェリ / ムッルの時と一緒みたいです。振付はパトリス・バール版ではなく、コラリ / ペローの原典をイヴェット・ショヴィレが改訂したもの。さすがに近年の撮影だけあって画質がとてもよいです。デヴィッド・コールマンさんとスカラ座管弦楽団もとてもよい音を奏でているのではないでしょうか。
ザハロワのジゼルは相変わらず「ロシアの姫君」感が強いですがそれは折り込み済。彼女としては踊りが荒いようにも感じますが、こちらの期待値の高さゆえかもしれません。美しい脚先と身体のラインはいつも通り見事ですが、やっぱりロシアメソッドの彼女はスカラ座のメンバーの中にいると異質な感じがしますね。「白鳥」ではそんなに気にならなかったのですが、「ジゼル」だと特にそう感じるのかも。あとは狂乱の場の演技ですが、、、私はちょっと苦手でした。「演技してます」感が強すぎたというか。イタリア仕様でしょうか。
ボッレとのドラマの紡ぎ方はとてもよかったと思います。見た目の釣り合いもとれているし。ボッレのアルブレヒトは、1幕でジゼルと会っている時の彼の表情がなんとも幸せそう。バチルドがジゼルに「彼は私の婚約者よ」と告げる時に、「言わないで」腕がぴくっとと動きかける感じで、その言葉を平然と静止できるほどに婚約者をないがしろにしている訳でもないんだろうなぁ、と。バチルドにも優しくしてそうだし、ジゼルと一緒に過ごす時間も本当に楽しそう、ということは「2人とも真剣に好きなんだ!」ってことなんでしょうか。
フェリ / ムッル版ではボッレが踊っていたペザント・パ・ド・ドゥは、「白鳥の湖」で道化を踊っていたアントニーノ・ステラくん。彼は笑顔がかわいいよねー。ミルタはマルタ・ロマーニャ。「エクセルシオール」で光 役を踊った人でよいダンサーだと思いますが、ミルタはどうかなぁ。この映像で見た限りではミルタはあまり似合っていなかったような気がします。彼女はミルタじゃなくてジゼルタイプのダンサーなんじゃないかな(きっと他の日はジゼルを踊っているんでしょうね)。コール・ド・ウィリにはあまり期待していませんでしたが、意外と(って失礼だよね)よかったです。
ここのヒラリオンは森番にしてはやさ男が演じるみたいで、ヴィットーリオ・ダマートは普通に敵役っぽい存在。ジゼルが心配で真実を明かすというよりも、ジゼルに振られた腹いせに真実を明かすように見えてしまった。なので2幕で踊り殺されてもあまりかわいそうに感じなかったという、ある意味稀有なヒラリオンでした。
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