バレエDVD / VIDEO Home > バレエ団のドキュメンタリー > 「バランシンの軌跡を求めて」(2003)

「バランシンの軌跡を求めて」(2003)

Bringing Balanchine Back

Bringing Back Balanchine

出演:ピーター・マーティンス、ウェンディー・ウェーラン、ジョック・ソト、ダーシー・キスラー 他
制作:2004年 / 80分

画像リンク先:amazon.co.jp 海外版

コメント

NYCBが2003年、建都300年を迎えたサンクトペテルブルクの白夜祭に、31年振り3度目(その前は62年と72年)に訪れた際のドキュメンタリー。

(2008.08.07 追記)2008年11月に北米でDVDが発売になるようです。詳細がわかったら、また記載します。

商品情報

クレジット

監督:リチャード・ブランシャード(Richard Blanshard)
ナレーション:ケヴィン・クライン(Kevin Kline)

出演:
ピーター・マーティンス(Peter Martins)、ローズマリー・ダンリーヴィ(バレエ・ミストレス)、ペリー・シルヴィ(舞台監督)、アンドレア・クイン(音楽監督)、マーク・スタンレー(照明監督)

クレイグ・ホール(Craig Hall)、ウェンディー・ウェーラン(Wendy Whelan)、ジョック・ソト(Jock Soto)、ダーシー・キスラー(Darci Kistler)、アレキサンドラ・アンサネッリ(Alexandra Ansanelli)、ベンジャミン・ミルピエ(Benjamin Millepied)、ジェニー・テイラー(Janie Taylor)、アルバート・エヴァンス(Albert Evans)、キャリー・リー・リギンズ(Carrie Lee Riggins)、ジェシカ・フリン(Jessica Flynn)、アリーナ・ドラノワ(Alina Dronova)

ワレリー・ゲルギエフ(Valery Gergiev)、ソロモン・ヴォルコフ(伝記作家)、ボリス・エイフマン、マリインスキーの男性ダンサー(誰かしら?)、ジェニア・サヴィトワ(マリインスキーのコール・ド)、ジュリア某(マリインスキー)

収録

「セレナーデ」(チャイコフスキー / バランシン)ダーシー・キスラー
「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」(ストラヴィンスキー / バランシン)ミルピエ、テイラー?
「グラス・ピーシズ」(グラス、ロビンズ)ウェーラン / テューズリー(コメントで教えていただきました)
「アゴン」(ストラヴィンスキー / バランシン)ウェーラン / ソト
「ハレルヤ・ジャンクション」(アダムス / マーティンス)アリーナ・ドラノワ / (White Manはわからなかった) / ミルピエ
「ウェスタン・シンフォニー」(ケイ / バランシン)アンサネッリ、エヴァンス

感想

カンパニーにとっては、バランシンが亡くなってから初めて訪れる彼の祖国であり、他のツアーとは違う心情でしょう。バランシンと一緒にロシアを訪れた世代は既に指導する側で、バランシン生存中から踊っている現役ダンサーもダーシー・キスラー以外はほとんどいないのかも。それでもNYCBにとってロシア、とりわけサンクトペテルブルクは特別な街と言えるのですね。

映像では、出発前のマーティンスやカンパニーのコメント、マリインスキー劇場の傾斜舞台に苦戦するダンサーたち、リハーサルと本番、パートナーについて語るダンサーたち、そして唯一の休日にペテルブルクの街を観光する様子などなど。あと、ロシアツアーがプリンシパル昇進後初のツアーだったアンサネッリが、キャストされてた「セレナーデ」(これも初めてメインを踊る作品)が踊れずに降板し、最終日の「ウェスタン・シンフォニー」で復活して見事に踊りきるところとか。NYのスタジオでダーシーが連れていたレオタード姿の可愛い女の子はきっとお嬢さんですね。将来はものすごい美人さんになりそう。

何と言っても「ロシアねー」というエピソードはこれ。初日タクトを振ったゲルギエフとオケのメンバーが、最初の演目「セレナーデ」のあとリハ室へ消えてしまい、2つめの演目「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」の開演が20分以上遅れた、という(笑)。NYCBの音楽監督アンドレア・クインが映像の中で言ってたのですが、マリインスキーはロシアのオケなのに、ストラヴィンスキーを演奏することに全く不慣れなんですって。「譜面通りに弾いてちょうだい!」とクインに怒られてたもんね。

ダンサーの方では、マリインスキーのダンサーたちがNYCBのダンサーに興味津々で「脚さばきは見事だけど上半身はそうでもないね」なんて言っていたり。休日にNYCBダンサーを街に案内していたマリインスキーのジェニア・サヴィトワが「僕らのダンスはどう?」と聞かれた時もたどたどしい英語で同じようなコメントを返すのですが、その後に参加したNYCBのクラスレッスンでは、フロアは早すぎてついていけなくてアタフタしていたり。バランシンが渡米後にどれだけバレエの形を変えていったかが端的に見えるような気がしました。

各演目を割とたっぷり見せてくれたことにも満足度高し。ダーシーの「セレナーデ」はすごくよかったー。客席で涙を拭いていた女性がいましたが、私もその場で全編見てたら泣いてたかも。ミルピエの跳躍も「うわっ、高っ!」と思っていたら、あとで「ニジンスキーが跳躍で名を残したように、僕もできるだけ高く飛んでロシアの観客に印象づけたかった」と語っていたり。私の大好きなウェーランの踊りがいっぱい収められていたのも嬉しかった。ジョック・ソトが語っていたウェーランと踊る時の会話の話も印象的だったな。そうそう、前回の来日公演で気に入った「ハレルヤ・ジャンクション」を映像でまた見られたのもラッキーでした。

この記事の更新履歴

  • 2008.08.07 - 北米版DVD情報追加

Comments:2

pourpasserletemps 2008年4月 5日 23:18

'グラスピーシーズ’の男性ダンサーは、ロバートテューズリーでした。

ゆう 2008年4月 6日 00:29

そっか、テューズリーが在籍していた時の映像だったのですね。情報ありがとうございました。

Comment Form
(必須/非表示)

Trackbacks:0

トラックバックURL(* Trackback Policy
/697
この記事のリンク用URL
http://dvd.sideballet.com/archives/200609082130.php

バレエDVD / VIDEO Home > バレエ団のドキュメンタリー > 「バランシンの軌跡を求めて」(2003)

from Author

管理人:ゆう|このDVDカタログについて

コメントとして公開したくない場合は、メールフォームまたは以下のアドレスからご連絡可能です。

なお、映像のダビング依頼や入手方法に関するお問い合わせにはお返事していません(コメント公開もしません)。ご了承下さい。

m_ai_l f_or_m

sideballet

Search
Feeds

Powered by FeedBurner

amazonで検索
Shop Link

本文中の商品リンクで探し物が見つからない時は、こちらのお店もお試し下さい。

Sponsored Link
tg

Return to page top